MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

国勢調査のシール

2020年09月25日 | いろいろ
 私が住んでいる団地の玄関。表札の下に、国勢調査のシールが貼ってありました。
 昭和50年と平成7年、つまり45年前と25年前ということですね。
 「回答済み」「回収済み」のマークだったんでしょうか?
 今ではインターネット回答もありますし、シールを貼って「回答済み」を示すこともなくなったのかもしれませんね。
(そういえば、NHKのシールも見かけなくなりました)

 この団地は「築50年」ということなので、昭和50年の調査の時は「築5年」。
 まだ新しくてピカピカだったでしょうね。どんなご家族が住んでいたのでしょうか。
 そして、平成7年といえば「阪神大震災」と「地下鉄サリン事件」のあった年。
 大学生になって一人暮らしをして、初めて世帯主として国勢調査に参加したのが平成7年でした。

 今年の国勢調査は、私にとっては9回目の国勢調査で、よく考えてみると9回の調査の間に7回も引越しをしていました!
 家族の構成も人数も、「5年ごと」って結構変わるものですね。

 前回(2015年)と同じように、今回もインターネットで回答終了。
 使わなかった調査票で、娘に「次回は一人暮らししてるかもしれないから」と記入の説明をしました。
 そして「他に使われないように、廃棄してください」とのことですから、シュレッダーで処分です。

 税金の使い方や、避難所の設置の基準など、この調査が多くのことに役立つのだと思うと、調査に協力することの重要性を子どもたちにも伝える良い機会でもありますね。


 この国勢調査のマーク、今では使われていないようですが、ちょっと「見返り美人図」を思い出してしまいます。
 私だけかなぁ?

<参考>
「見返り美人図」 - 東京国立博物館
 菱川師宣筆。

<関連リンク>
国勢調査2020総合サイト
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『りょうしりきがく for babies』

2020年09月07日 | BOOKS
『りょうしりきがく for babies』
クリス・フェリー:作
サンマーク出版


 目に見えない 小さな世界のできごとを、簡単に描いてくれています。
 丸と線と、分かりやすい色。
 "for babies" なんて書いてありますが、赤ちゃんだけじゃなくて、理科が苦手だったお母さんにも、このあたりから絵本で教えてもらう方が良いなぁと思いました。
 「へぇ。そうなんだ!」と、私は思ったのですけれど、家族は「そうなんだよ」ですって。
 知ってる人は知ってる世界なんですね。

 子どもが小さい頃の「なんで」は 本当に多種多様で、もしかしたら「りょうしりきがく」に興味を持つ子だっているかもしれません。
 まず、「子どもに読ませよう」ではなくて、大人が手にとってパラパラと読んでみるのをオススメします。
 世の中のいろんなことに「なんて不思議なんだろう」と、大人が驚いたり気づいたりすることが、子どもたちにも良い影響があるのじゃないかと思うのです。

 不思議だなと思うこと、調べてみようと思うこと、夢中になること。
 自分は「もう大人だから」といってやらないことを、子どもにだけ期待したり押し付けないように、まず自分から。
 もしかしたら興味を持つかもしれない、そんな絵本に親子で出会えるといいですね。
 そして、今は興味を持たなくたって、いつか「そんな絵本読んだなぁ」と思い返す日が来るかもしれません。
 
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