MOONIE'S TEA ROOM

大好きな読書や言葉、料理のコトなど。

素数とおチビちゃん

2009年04月29日 | FAMILY
 我が家の末っ子、おチビちゃん。
 絵を描いたり歌を歌ったり踊ったりするのは大好きなのですが、どうもまだ数字は苦手なようで。
 歌うように数えれば10までバッチリ数えられるのですが、たまに「何個かな?数えてみよう」というと、気に入った数字だけ繰り返します。
 お気に入りは「2・3・5・7」。

 先日も、テーブルの上で「何個かな?」と娘を試していたら、ニコニコ指差しながら、やっぱり

 「2・3・5・7」

 そこに、数学好きの長男がやってきて、

「すごいよ!みんな素数じゃない! 次は11だよ。」
(素数というのは「1とその数以外に約数がない正の整数」)

 夫と二人、あわてて「そんなこと教えないで!!!」と止めに入ってしまいました。

 兄妹3人。見かけはけっこう似ているのに、興味の対象はかなり違うみたい。
生まれて3年もたっていない娘が見せる、息子たちにはなかった志向に驚かされることばかり。
そして、娘を育てていることで、あらためて息子たちの個性にも気がついたり……。
 これが、兄妹を育てる面白さかもしれません。
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『鴨川ホルモー』『ホルモー六景』

2009年04月14日 | BOOKS
 軽い。
 悪い意味ではなくて、本当に軽妙さが心地よい作品です。

  『鴨川ホルモー』万城目学(産業編集センター/角川文庫)
  『ホルモー六景』万城目学(角川書店)

 映画が公開されるからでしょう、数ヶ月前から「鴨川ホルモー」という言葉がネットでも新聞でも目に入るようになりました。
馴染みのある地名「鴨川」と(当たり前なのだけど)聞き慣れぬ「ホルモー」という言葉に、京都在住の私はひきつけられずにはいられなかったのでした。

 舞台は、まさに私が10年ほど住んでいた生活圏。
 通りの名前も、学生街の喫茶店も、時計台前のクスノキも、神社の参道も。
 あまりにも身近すぎて、物語の中に吹く風を皮膚で感じられる気さえしました。

 大学生の私が、子どもを連れた私が、物語の風景の一部として、自転車で駆け抜けていっているような……。


 『ホルモー六景』は『鴨川ホルモー』に続く短編集。
 二つの本の時間軸は重なっているので、是非一緒に読むことをお勧めします。
 物語の奥行きが深くなって、ますますホルモーの世界を楽しめます。

 振り返ってみて「なんて自由で、なんてバカバカしい」と懐かしむ大学時代と、この作品の雰囲気はよく似ているのです。
 情けなくも憎めない主人公と、不思議なものは出てくるけれど、どこにでもいるような普通の人間らしい日常生活を忘れていない世界。 この作家のほかの作品も読みたくなりました。
コメント (9)
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「昼の外遊び」で「夜ぐっすり」

2009年04月10日 | いろいろ
 ぽかぽか陽気が続いています。
朝、空をみて「雨降ってないよー!」と娘がピョンピョン跳ねて大喜びするものですから、ほぼ毎日公園に通っております。

 砂場にブランコ、滑り台、ジャングルジム。
 走り回る娘を追いかけて、公園を右往左往。
 2時間ぐらい遊ぶのですが、いつも「帰ろうよー」と私が言っても一度では帰る気になってくれない娘。
 パワフルです。

 外遊びは体力を使うので、お昼寝もばっちり。
 夜もスムーズに眠りについて、夜中に起きることがなくなりました。

 しかし……、問題は私。
 夜8時に添い寝して寝かしつけると、もう起きられません。
「あぁ、今日は寝ちゃわずに無事寝かしつけられた」という夢を見ながら寝ていることもあり。
 茶碗洗いしたり、学校に提出する書類を書いたり、家計簿つけたり、アイロンかけたり……あれこれしたいんだけどなー。
 しばらくは昼寝の時間に頑張ってこなすしかなさそうです。
 
コメント (2)
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210円の花束

2009年04月03日 | HAPPYなもの
 近くのスーパーに隣接する花屋さん。
入り口近くに『210円』の値札シールのついた小さな花束を置いています。
 「売れ残りの切り花の”咲き残り”の寄せ集め」だからか、とってもお買い得。
仏花から菊が入っているのは定番ですが、その時々手元にある花と取り混ぜてセンスよく花束に仕立てています。

 これが、娘のお気に入り。
「今日はお花買おうねー」と、ニコニコ顔で花屋さんへ行くのです。
すでに店員さんとも仲良しで「花好きのお嬢ちゃん」として名前も覚えていただいています。
 そう毎日では困るので「1週間に一度のお楽しみ」ということにしていますが、最近は私にとっても小さな楽しみになってきました。遠目で見て見目の良い(私好みの)花束がない日は、娘に気付かれないようにさりげなく花屋さんを避けたルートでスーパーから出ることにしています。

 花瓶に入れるには小さいので、グラスに入れてキッチンカウンターかダイニングテーブルへ。
 日に何度も心和ませてくれるのですから、210円なんて安すぎるかもしれませんね。
 
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