MOONIE'S TEA ROOM

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ピルで肝斑(かんぱん)?

2013年06月05日 | いろいろ
 「婦人科治療の低用量ピルが、肝斑(かんぱん)というシミのきっかけになる」と、皮膚科の先生から聞いてビックリ。
PMS治療のために数年飲み続けていますが、手元にある薬の説明書には書いていなかったので驚きました。

 手荒れの診察のついでに、「目じりの下に、ちょっとシミができてきたんですけれど」と相談したら、
「あぁ、肝斑(かんぱん)ですね」と先生。
 妊娠やピルの服用など、女性ホルモンのバランスが変わったりするとできやすいシミなのだそうです。
(「妊娠するとシミができやすい」って、そういうことだったんですね!
 ピルだけが原因になるわけではないのですが、「たぶん、原因はピルの服用じゃないかなぁ」という診断でした。
たしかに、ぼんやりとシミができ始めたのはピルを飲み始めてから……。
「いよいよシミのできる年齢なのかな」と思っていたのですが、肝斑は30代から40代にできやすいシミなんだそうです。高齢になると、別のシミが増える一方で肝斑は薄くなったり消えたりするんだとか。

 ピルの副作用でシミができるのは困る……、でも体調維持のためには飲み続けたい。
 と、いうことで、皮膚科では「トラネキサム酸」の錠剤を処方してもらいました。
 トラネキサム酸は、肝斑に効くお薬ということで、市販薬も発売されているようです。
そして、「ビタミンC」は肝斑にも有効なので、服用を続けることにしました。こちらもお願いすれば皮膚科でも処方していただけるようです。(私は、市販のビタミンCサプリを摂っているということで、今回は処方していただきませんでした。)
ピルの種類や体質によっては、ビタミンCとピルの飲み合わせで体調を崩すケースが報告されているようです。薬剤師さんや婦人科の先生に相談してからの服用をおススメします。

 あと、大事なのは紫外線対策。肝斑は紫外線で悪化することがあるので、日焼け止めなどをしっかり塗って、帽子もかぶってお出かけしたほうがいいそうです。

 薬の効果があるといいなぁと思いつつ、「薬を飲んでまでシミ対策をする必要があるのかな?」とも思ったり。
あまり治療に期待しすぎす、日常生活でできることを続けて、シミは加齢の一つとして受け入れていくことも大事なのかもしれません。


<『ピルによる肝斑』対策>
・紫外線対策を万全に!
・「トラネキサム酸」の薬を皮膚科で相談して処方してもらう。
・サプリメントなどで、「ビタミンC」を摂取する。※上記部分参照のこと
・洗顔時など、皮膚をこすりすぎない。
・よい食事と睡眠をとる。
または、
・婦人科の先生と相談して、ピルをやめる。別のピルや漢方薬に替える。
という選択肢もあります。これは、体調次第ですね。
皮膚科を受診するときは、「すっぴん」で!お化粧をしていると、症状が分からないということです。
私は色のつかない、透明の日焼け止めだけ塗っていきました。

<参考リンク>
かんぱん専門サイト「かんぱんInfomation」第一三共ヘルスケア
かんぱんの薬「トランシーノ」のメーカー・第一三共ヘルスケアの肝斑(かんぱん)情報サイトです。
肝斑のことがよく分かります。
 特に、「3分でわかるかんぱん」は分かりやすいです!
 
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2 コメント

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ピルとビタミンC (けんぱ)
2013-06-05 18:22:57
作用が強く出るようになるので併用は注意が必要と言われているようです
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>けんぱさん (ムーニー)
2013-06-05 21:12:13
 ありがとうございます!
 知らなかったので、さっそく薬の説明書を読んでみました。私の処方されているものは大丈夫みたいです。
(実際、ずっと一緒に飲んでいて大丈夫でしたし、薬剤師さんにも伝えているのでたぶんOKなものかと。)
 記事の方は、「薬剤師さんや婦人科の先生と相談して」というような一文を追記しますね。
 ホントに助かりました!
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