MOONIE'S TEA ROOM

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保育ってすごいことなんだ

2013年03月25日 | BOOKS
 子育て中の知人が「保育士に挑戦しようかな」というのに刺激されて、私も保育士関連の本を借りてきました。

 読んで思ったことは、「保育士ってすごい!」ということ。
自分一人の子どもでも大変なのに、保育士さんはプロ&仕事だとはいえ何人も見るんです。
 1人の保育士さんで、3歳児20人!4歳児30人!
<参考>保育士の配置基準

 子育て経験者だからって、簡単になれるものではないですね。

 とくに、『新人保育者物語 さくら』(小学館)のほうは、実際に新人保育者の声が反映されていて実にリアル。
保育者同士の人間関係、保護者との関わり、そして保育者自身の家族や恋人とのすれ違い……。
 自分の子どもだったら数年で卒業する「小さい子育児」、とくに汚れ物の洗濯・掃除が毎日続くことを考えたら、保育園の先生の仕事が、いかに地道で、いかにハードであることか。

 たしかに、子育て経験者だからこそ分かることも多いです。
学生の頃だったら、気が付かなかったであろうこともたくさん。

 それでも、自分だったら「いつも笑顔で、いつも優しく」……できるかな?
 娘は幼稚園でしたけれど、先生方を尊敬せずにはいられません。
 「わー、若い先生で不安」なんて保護者は言ってしまいがちですけれど、若い保育者が頑張って成長していかなかったら、待機児童問題なんていつまでも解決しないんじゃないでしょうか。


 子どもを保育園や幼稚園に預ける前に、こういう本を読んでいたら、保護者の気持ちの中で園や先生への対応が少し変わるかもしれませんね。
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