押し相撲 型にはまれば 大金星

　三日目。今日は休みなので15:12から中継を観た。
　さて、我が岩見沢市は一昨日までほとんど積雪なし。これは大変な異常事態である。札幌市では雪まつりへ向けて雪の搬入が始まったが、こちらも同じような状態。一体どこから雪を運ぶのか…と。しかし昨日から雪が降り始め、今日は普通に降雪である。3ヶ月もするともう春がやって来るんだねえ。


・幕下
　八木ケ谷は2連敗。関取どころか、幕下上位も危うい。
　高見藤（東2）は連勝。あと3つ勝っておけば！？


・十両
　新十両同士は光龍が豊響を下す。光龍は連勝、豊響は連敗。
　西14枚目の大真鶴が東13枚目の武州山を破って初日。
　新十両若ノ鵬が先場所新十両の豪栄道を土俵際で際どく破って初日。しかし、これでは通用しないよ？
　光法が3連勝。
　白馬も初日を出し、新十両は皆白星が揃った。
　栃栄も3連勝。
　隆乃若と旭南海というクニモン同士は、行司も木村寿行さん。今日は土俵を丸く使った隆乃若が勝利。
　今場所も対戦“まぎわらシリーズ”、龍皇が琉鵬を破る。
　期待の栃煌山が若の里に圧勝、3連勝とした。若の里　若手相手じゃ　ただの人…では困るんですけど。
　今日も北桜は咲かず、3連敗。
　北勝力に何もさせず、スパっと里山2連勝。


　横綱土俵入り。昨日は高見盛が朝赤龍と当たったので太刀持ちは潮丸だった（ようだ）が、今日は通常に戻って高見盛。それはともかく、四股を踏む時、朝青龍は右足のバランスを一瞬崩した。


・幕内
　動きが良い潮丸2連勝。土佐ノ海はまたもや幕内が危うい。
　白露山が初日。しかし後ろ向きだねえ…。
　春日錦が2勝目。嗚呼空回りの安壮富士は3連敗。
　もっと空回りの豊桜も3連敗。玉乃島、14枚目では好調3連勝。
　玉春日も3連勝、ともに後半に期待…できますか？
　今日の向正面は、もと湊富士の立田川さん。現役時代は地味だったが、よく喋る人だ。一方で十文字は、現役の中でも地味だ。活躍しても、あまり話題にならない。まさに「角界のジミ・オブ・ザ・イヤー」ですな。
　鶴竜が大きなお岩木山を押し出しました。
　今日は敗れた高見盛。勝てば優勝（？）負ければ無常。高見盛とは、つまりそんな漢です。

　17時のニュースは山本美希アナ。
　今日から「防衛省」が発足。「防衛庁」の前身「保安庁」が出来たのは昭和27年8月。初代長官は吉田総理大臣が兼任。当時は「経済安定本部」や「中央経済調査庁」「行政管理庁」（のち総務庁から現・総務省）「地方自治庁」「北海道開発庁」（現・内閣府）があったが、行政改革で「安本」「経済調査庁」「地方自治庁」が廃止され、新たに「自治庁」（のち自治省から現・総務省）「保安庁」「経済審議庁」（のち経済企画庁から現・内閣府）が設置された。この保安庁が「防衛庁」になったのは昭和29年7月。この時には「国家公安委員会」も設置された。平成13年1月の省庁再編でも、防衛庁のみ「庁」として残され、ようやく6年を経て「省」へとなったのだ。
　財政再建団体となる、北海道夕張市で仕事始め。昭和35年の最大時には11万7千人もいた人口も、昨年11月には1万3千人に減った。市制施行は、我が岩見沢市と同じく昭和18年4月。当時は全国に199の市があり、さて、どちらが200番目となるか。空知支庁所在地の岩見沢と、“炭都”夕張。結局はジャンケンで勝った夕張が200番目となり、惜しくも岩見沢は201番目の市に甘んじた。まあ、それはどうでも良いとして…。

　今日もモンゴル対決。朝赤龍も攻め込んで微妙だったが、朝赤龍の手がつくのが早かった。安馬公平が3連勝。
　体重を絞った黒海●。白星は絞らないように！？
　相撲を覚えた把瑠都。しかし押し込まれると残せないで、また膝をヤマイった。これでしばらくは期待できないだろうし、調整に失敗すれば、あるいは「昨日がピーク」の可能性も出てきた。琴奨菊は白星先行で、このまま走って欲しいものである。
　琴光喜が寄るところ、さっさと足を割った稀勢の里。光喜の圧力も分かるが、俵にかすりもしないのは問題だ。

　栃東、今日は前に出て初日。しかし、これで休み時を誤ったとみたい。「勝てるんだから」とは思って欲しくないんだけどなあ…。
　今日も敗れた琴欧洲。豊真将も一緒に落ちたが、欧洲が飛んでいた。今場所は苦戦するかと思ったが、意外とやるじゃない豊真将。
　こちらは攻め切れないやり切れない白鵬、勝ちきれない雅山を苦しみながら下して白星先行。しかし、負けなかったのだから、まあ自分でも体が動いてると言ってるし、まあ、良いんじゃない？
　どちらも1回ずつ突っかけ、3度目で立った。あっさり千代大海が突き出し。露鵬は思っていた動きが出来ずに、やる気をなくしたようだ。立ってからやる気をなくしちゃ困るよ…。
　今日は“弱い日”魁皇が初黒星。

　今日の横綱の相手は出島。出島が一気に朝青龍を吹っ飛ばす姿を想像してみると爽快であるが、そう上手くは行くまい。しかしいざ始まってみると、まさに「出る出る出島」の真骨頂。これほど素晴らしい相撲は優勝したとき以来じゃないの？　と思ったくらい。朝青龍は先々場所の稀勢の里戦以来の、まさに完敗。これは明日が見もの。明日も負けるようだと、「朝青龍時代」が一気に終息に向かう可能性…はさすがにないか。

　全勝は、安馬（東4）・豊ノ島（西9）・玉春日（東11）・玉乃島（東14）の4人のみ。去年に続いて、今年もこの表に名を刻むのは平幕力士になりましたとさ。



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