銀河後悔日誌、つぶやき

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天才のさんせいなのだ

2008-08-02 23:12:28 | まんがの話題を中心に
 漫画家の赤塚不二夫先生が亡くなった、という。

 赤塚先生と言えば、『天才バカボン』や『おそ松くん』『もーれつア太郎』などのギャグ漫画あり、『ひみつのアッコちゃん』といった少女漫画もあった。

 『バカボン』は何度もアニメ化されているが、実はほとんど観たことがない。原作を何度か読んだ程度である。『ア太郎』は「コミックボンボン」を購読していた当時、ちょうど再アニメ化されたので、連載で読んだことがある。ただし、アニメの方は、中学校のうちのクラスの視聴率が0%という珍しい作品だった。

 漫画家の梁山泊というか、実際には短期間しか住まれていないのに伝説となった、あのトキワ荘の住人でもあった。数少ない現存者の藤子不二雄A先生のお話にも、何度となく赤塚先生の破天荒な人生が語られている。
 最近(と言っても10年くらい前)は病気との戦いだったようだ。ガンを告白しつつ、平気で酒を飲んでいる。大丈夫かと思っていたら、倒れた。そして、もう4年ほど前からは意識不明となっていて、漫画家生活50周年を、元気に迎えることは出来なかった。

 とある女性週刊誌に、入院費が1日だいぶかかる…という記事とともに夫人の談話が載っていたが、ずっと付き添っていた夫人の方が、一昨年先に亡くなってしまって驚いた記憶がある。

 東京都青梅市に、青梅赤塚不二雄会館があるが、先月13日、街中ののぼりが燃やされる事件があった。この会館にはまだ行ったことがないが、いずれは行ってみたいものだ。


 今日の日刊スポーツ発の記事に、『バカボン』連載41周年を記念して(バカボンのパパは41歳なのだ)、トリビュートアルバムが発売される…という話題があったばかり。


 8月2日、72歳で死去。ご冥福をお祈りします。

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2 コメント

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病床でも「人を笑わせたい」 (人間やじろべえ)
2008-08-07 20:45:22
 久々にコメントします。個人的に赤塚不二夫さんの作品は代表作しか知りませんが、昭和末期から平成にかけて、放送されていたアニメは全部拝見してましたね。原作の方も父親が若い頃に単行本を集めていた関係により、バカボンにしてもア太郎にしても、昔の単行本で少年時代に愛読してました。子どもの頃から愛着のある漫画家ですし、藤子ファン的にはトキワ荘出身漫画家が又1人亡くなっただけでショックですね。

 そして、赤塚不二夫さんと言えば、実はお笑い界でも大きな業績を残してるんですよ。タモリさんを発掘した人ですし、『お笑いスター誕生』の審査員でもあります。

赤塚不二夫さんのご冥福お祈りいたします。
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お久しぶり (紅葉橋律乃介)
2008-08-13 22:51:24
 『バカボン』は何度も再放送されていましたね。そして、リメイクも3回。実際に漫画を描いていらっしゃった期間は、そう長くはなかったのでしょう。しかし、キャラクターが、インパクトのあるものばかり。今読んでも古さを感じさせないような…。

 タモリさんも、神妙な顔で弔辞を読んでいたのが印象的です。父のような存在だったんでしょうね。
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