銀河後悔日誌、つぶやき

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15本目はゆっくりと

2011-04-22 22:22:40 | めいたんていコナン…など
 4月21日、劇場版『名探偵コナン 沈黙の15分[クォーター]』を観に行った。一部内容を書いているので、未見の人はご注意を。

 『名探偵コナン 沈黙の15分』OFFICIAL SITE

 名探偵コナン公式バナーTV版公式ページ(YTV)


 今年は昨年までとは違い、イオン江別店内の「ワーナー・マイカル・シネマズ江別」という劇場へ行った。イオンに店名が変わってから出向いたのは初めてである。サティだかポスフールだかの頃に行った気がする。

 劇場版は今年で15作目。1作目『時計じかけの摩天楼』以降7本ごとに監督が変わり、今年は3人目の鶴野監督作品という…それによって変化があっても分からないけど(笑)。


 今年の舞台は新潟県。爆弾によってダムを破壊し、ダム湖に沈んだ村からとある物を運び出そうとする…というのが犯行の流れ。その爆破の練習台として、東京都知事の乗った地下鉄新線を爆破したところが冒頭にあるが、最後まで観ても、どうしてわざわざ地下鉄を狙ったのかが判然としない。ダム建設を進めた国交大臣出身の都知事へのあてつけか。

 最初の場面で崖から突き落とされたまま意識不明だった少年が、8年後の現在、コナンたちの目の前で意識を取り戻す。この少年も鍵になるのだが、意識を失った7歳から、目を覚ますと15歳になっている。意識回復を聞いて駆け付けた7歳当時の同級生を見ても、成長した同級生たちが誰だか分からない。これは大変なことだ。


 タイトルの「15分」ってのは、雪崩に巻き込まれた場合に、15分以内に救出されないと生存が難しいというところから来ている。今回はコナンが雪崩に遭い、かなり危うい。でも、例年のように犯人を追い詰めた後のもう一山…というにはちょっと弱いか。

 ダムが決壊し、代替地の村に大量の水が流れる。コナンの尽力で流れが変わり村は水没を免れたが(それによってコナンが雪崩に巻き込まれる)、こういう時期である。かなりショッキングな映像であり、実際に村が水没していたとすれば、現時点での公開が制限されたかも知れない。

 何でもかんでも自粛をするのは好ましくないが、現実にあれほどの脅威を見せられて、それより前に製作したとは言え、大量の水が建物を飲み込む話をわざわざお金とって見せる理由は乏しい。大変難しい問題である。


 まだ公開は始まったばかり。ゲストの渡部陽一氏は気付かな…ない人は、本人を知らない人だけかと思う。即ち、観る気がなくても誰でも気付くような分かりやすい登場だったということだ。

 16作目も、無事に観られますように。

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