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akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

『耳をすませば』副音声収録

2010-01-22 | バリアフリー映画、福祉
スタジオジブリ作品『耳をすませば』(1995)に副音声活弁をつけようということで昨年末から準備してきましたが、ようやくスタジオ収録が終わりました。

台本制作に携わって下さったのは、㈱パンドラの松田多加子さん。視覚障害者のための副音声には長いこと関わっていらした方で、今回はとても楽しく共同作業をさせていただきました。また、スタジオジブリの西村さん、シグロの長沢くん。いつもの整音の山縣さん。何度かの打ち合わせ、読み合わせを経て、『耳をすませば』のみずみずしい世界観をこわさなよう、視覚障害者の方々にも楽しんでいただける副音声活弁になったのではと思っています。NHK文化センターのバリアフリー映画講座受講生の方々も、狭いスタジオにかわるがわる見学にいらっしゃり、オブザーバー参加。和気あいあい、楽しい制作現場でした。ありがとうございました。

研究事業段階のため、DVD化の予定がないのが残念なのですが、とりあえず、2月に滋賀県大津で行われるアメニティフォーラム【バリアフリー映画祭】で公開されます。
今後、健常者も含め多くの方にご覧いただけることを願っています。

25日の『おくりびと』副音声活弁ライブ付きバリアフリー上映会も、定員の倍以上の申し込みをいただいたとのこと、せっかく申し込んで下さってお断りした方々にはたいへん申し訳ありませんでしたが、障害のある方ない方が一緒に楽しめるこうした機会が増えていくことを心より願います。当日、楽しんでいただけますように。
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