akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

NHK文化センター青山教室

2009-07-29 | バリアフリー映画、福祉
NHK文化センター青山教室で、7月15日(水)から講座「あなたの声でバリアフリー映画を創ろう~副音声ガイドに挑戦~」がスタートしました。私、本日講師2日め。
21人が受講し、映画『ドルフィンブルー~フジ、もう一度宙へ』を題材に、副音声ナレーションについて実践的に学んでいますが、これまでナレーション、アナウンス経験や朗読、読み聞かせ等の経験者がけっこういらして、なかなかレベルの高い教室になっております。皆さんイキイキしていらして、私もとっても楽しいです。

映画のバリアフリー化に感心を持つ方が増え、実際に携わる方、観る方観る場所が増えていく今後の展開を願って、また、個々人のなんらかの刺激や能力開発の楽しい時間になるように、取り組んでいきたいと思います。
せっかく養成講座を開いていただいたのですから、育った暁には、映画ももちろんですが、NHKの番組の副音声にも活用していただけたらいいなと思っております。
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広島夏休み活弁シアター

2009-07-26 | 活弁
7月25(土)26(日)、広島市映像文化ライブラリーで【夏休み活弁ワークショップ&活弁シアター】を開催いただきました。

活弁シアターは4年目、子どもたちによる夏休み活弁ワークショップは今年3年目になります。
今年は小学校4年生から高校1年生までの8人が参加してくれました!『チビッコギャング~モンキービジネス』と漫画映画『のらくろ伍長』を4人ずつ二班に分かれて、25日一日台本作りと稽古。参加2年目3年目という生徒も多く、初参加の生徒の面倒をみながら、みんなでうまく配役をして二つの作品を本当に上手に仕上げてくれました。

26日当日は、私の『浮草物語』上演の前にこどもたちの発表公演。
「還暦過ぎたお客様たちに笑って楽しんでもらうんだ」と云いながら工夫たっぷりの楽しい声色掛け合い説明。小物を用意して効果音にも挑戦。確かに還暦過ぎたお客様が多く、目を細めて楽しんで下さっておりました。

親御さんは冷や冷やしていらっしゃるかもしれませんが、この二日間は子どもたちにとって、この時にしか会わない人とコミュニケーションをとりながら一緒にステージを作り、自信をつくる貴重な機会です。3年目ともなると、私も子どもたちと馴染みになり、もうその成長ぶりが嬉しくて、皆かわいくてたまりません。

広島は、梅雨明けがまだで、24日に到着してから大雨、晴れ間が見えたかと思うとまた大雨でたいへんでしたが、とても楽しい公演となりました。
広島市映像文化ライブラリーの皆様、お客様、本当にありがとうございました。
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我孫子活弁シネマコンサート

2009-07-12 | 活弁
【我孫子活弁シネマコンサート】『チャップリンの放浪者』『荒武者キートン』活動弁士佐々木亜希子×演奏くらいすカルテットを開催。

我孫子駅前の千葉県福祉ふれあいプラザ(けやきプラザ)ふれあいホールで、初めての活弁となりました。我孫子や柏方面の方々にも活弁をご覧いただきたいということで、企画が持ち上がったのが昨年末。開催にあたっては、実行委員の皆様、そして今野さん始めとする地元の弦楽四重奏のグループ「くらいすカルテット」の皆様に多大なご尽力をいただき、本当に感謝しております。初めての共演で、いろいろとご苦労をおかけいたしました。
1st.vn大場野笛 2nd.n大沢朗 va大沢雄子 vc今野高 
編曲 市村邦一  Special thanks(Q出し)河上高広

全員で演奏を合わせなければならないし、映像にもタイミングを合わせなくてはならない、当日に至るまで、何度も合わせ稽古をしていただき、本当にありがとうございました。

でも、とにかく楽しかったです。会場の皆様もよく笑って下さり、映像の見えない状態で譜面を見ながら弾いていらっしゃったメンバーも、楽しんで下さってほっとしています。私も、今回は大幅に台本に手を加え、アドリブもいろいろ入って、ノリで楽しく語らせていただきました。もっともっと、お子さんたちにもご覧いただける機会が増えたら嬉しいなと思っております。

さて、東京都議選当日。もちろん私は期日前投票で公演に行きました。
民主圧勝でしたが、自民党はすでに内部がバラバラで党としての体裁をなしていないのが国民に見えてしまっていて、かなり辛いです。本当に候補者それぞれの実績や行動力、人柄等をわかった上で選択して投票している有権者がどれくらいいるかと考えると、こうした世相のために、今まで本当に頑張ってきた力のある候補者が落選していたとしたら本当に気の毒。議員も選挙活動ばかりで、国民のための本来の仕事ができていないのでは、本末転倒ですし。さて解散総選挙の行方は…?
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小津安二郎の湘南 “茅ヶ崎館”で活弁シネマライブ&湘南会席

2009-07-11 | 活弁
エコールプランタンの企画で小津安二郎の湘南 “茅ヶ崎館”で活弁シネマライブ&湘南会席を開催いただきました。
茅ヶ崎館 五代目館主 森浩章氏のレクチャーの後、私の活弁で『生れてはみたけれど』上映。そして美味しい会席に舌鼓を打っていただきました。

何度語っても小津監督の『生れてはみたけれど』は面白いです。
そして、何度伺っても、茅ヶ崎館はいいです。癒されると同時に、なにか厳粛な気持ちになり、脳が刺激されます。

今回、いらして下さいました皆さま、そして企画下さったエコールプランタンに心より御礼申し上げます。
また11月8日に茅ヶ崎館で公演します。小津安二郎監督『東京の合唱』(昭和6年)です。秋の茅ヶ崎館も素敵ですよ!お楽しみに。
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音声広報「明日への声」vol.9

2009-07-09 | バリアフリー映画、福祉
政府広報オンラインウェブサイトで配信されている音声広報「明日への声」vol.9。
その中の「残したい日本の音風景」のナレーションを私が担当しています。

視覚障がい者のための音声広報ですが、もちろんどなたでも聴くことができます。
「残したい日本の音風景」は、目を閉じてその音を聴くと、音から空間が広がっていって、その場所の空気や風景が感じられるような気がします。

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霧笛楼パリ祭記念『嵐の孤児』

2009-07-05 | 活弁
横浜元町のフランス料亭霧笛楼で「第8回季節のコース料理と佐々木亜希子の活弁シネマライブ」を開催いただきました。
今回は、パリ祭特別企画ということで、フランス革命前後のパリを舞台した、グリフィス監督の大作『嵐の孤児』。リリアン・ギッシュ、ドロシー・ギッシュの姉妹が、激動の時代を生きた孤児の姉妹を演じています。彼女たちは、最初は、王侯貴族らの圧政に虐げられ、その王制が革命で崩壊した後は、ロベスピエールらの恐怖政治に苦しめられます。今の日本も、政治経済ともに揺れ動き、改革が叫ばれておりますが、フランス革命において流された血は半端なものではありません。大衆は一つの方向に流れれば歴史を変える大きなうねりとなりますが、間違った先導者に従って流れだけに乗ってしまうことは非常に危険で、たくさんの悲劇を生みます。

今回も永田雅代さんのピアノと活弁でお送りしました。2時間以上の長編で上演後は私も全身汗びっしょりでしたが、いつも御贔屓にして下さるお客様も、今回が初めてというお客様も、皆様笑顔で「全然長いと感じなかった。非常に面白かった」とお声をかけて下さり、たいへん嬉しく思いました。

グリフィス監督の作品は、『散りゆく花』などは弁士がつかなくともとてもわかりやすいですが、ほとんどが、シーンが細かく展開も早く、歴史大作でありながら人間ドラマというもので、多分弁士付きでご覧いただいたほうが楽しめます。『嵐の孤児』は、莫大な製作費をかけたわりにあまりヒットしなかったということですが、アメリカでは当時弁士もなかったわけで、他国フランスのしかも18世紀後半を舞台にした作品をああした手法で見せられても、作品世界の面白さや豊かさが伝わりにくかったのだ思います。重厚な素晴らしい作品ですので、またこうした機会がありましたらぜひご覧いただきたいと思います。

霧笛楼での公演も今回で8回目を数えました。霧笛楼の皆様、いらして下さるお客様、本当にありがとうございます。次回は10月25日(日)、喜劇作品の予定です。休日の午後、ゆったりと映画とお食事をお楽しみいただける人気のイベント。どうぞ今後とも御贔屓のほど、宜しくお願いいたします。

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cabiネット7月号

2009-07-01 | 取材・メディア
政府広報誌cabiネット7月号発行。
私も、旬の人時の人 VOL.14「閉鎖寸前だった小さな水族館が今ではクラゲ展示数で世界一」加茂水族館館長村上龍男さんのインタビューなどを書かせていただいています。
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