ペルーのリマの空港に着くと、国際交流基金のリマ支局長上野宏之さんと泉友里さんが迎えに来てくれていた。
なんだか蒸し暑い。リマは残暑、昼の暑さはちょうど日本の9月頃のようで夜になるとようやく過ごしやすい気温になると話してくれる。
オレンジの街灯。半袖の人々がたくさん行き交う。「スリに気をつけて。携帯はひったくられると悪いから出さないで。荷物手放さないで」との警告に、辺りを見回しつつ、車に乗り込む。
Miraflores(治安の良い地域です)のホテルに到着。その夜は、そのまま寝るのも惜しく、ホテルのバーで永田さんと二人、テキーラで乾杯。
日本と昼夜逆なことと、初のペルーに脳が興奮しているが、お酒は一杯だけにしておく。
「水道水は飲んではいけない」と言われていたので、お高い水を購入し、就寝。
リマ一日めは、顔合せと時差ボケ調整の日。
ペルーの首都リマは、海岸沿いの大都市。ここにペルー全体の3分の1の人口が集中している。(世界29位)
午前中はホテルから大通り沿いを海の方まで歩く。
果物やお菓子のワゴン販売、高いビルの一面に描かれた鮮やかな壁画に南米を感じたり。
おもちゃ屋さんのウィンドウにワンピースやドラゴンボールのレゴ!日本のアニメは大人気なのだそう。
空手道場も発見。
けっこういくつもあるのだとか。
ドン・フェルナンデスという洒落たお店で、上野さん泉さんと顔合わせ打合せを兼ねた昼食。
魚介類とトマトや玉ねぎのマリネスープ、冷製ペルー料理「セビーチェ」美味しい!
ほぼ、塩とレモンとオリーブオイル、あとは素材の旨味が染み出し、美味しいスープとなる。
粒の大きなトウモロコシや黄色い芋、白い芋、香草も入っている。
芋もトウモロコシも、ペルーが原産国とのことでその種類は何百とも。
私たちは、トウモロコシの発酵酒「チチャ」で乾杯。少し甘めのビールみたいだ。
食の豊かな国だ。
日本食の他に日系人が日本とペルーの食をハイブリッドした日系食というのが定着していて人気があるのだそう。
楽士永田雅代さん、ブエナワイカ長沢義文くん、そして私費で同行してくれている活弁ワークショップ参加20年の砂川和子さんと、
夜はホテルの向かいの人気店で、またセビーチェとペルーワイン。
セビーチェはお店ごとに素材も味も違うので、いろんなところで食べたくなる。
魚介類は足が早いので、昼は生で調理、夜は火を通してセビーチェにするという。
長沢くんと砂川さんがスペイン語話せるし慣れているので、なんの心配もなく街歩きできている。
ボーイさんは、ちょっと多めのチップに気をよくして、永田さんのたっぷり過ぎたジントニックをホテルにテイクアウトさせてくれました

この日は日本とペルーの友好記念日。
そして明日は日系人協会公演。
楽しんでもらえますように!