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akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

山本周五郎『山椿』朗読会へ

2025-05-12 | 映画・芸術・エンターテインメント
ティアラこうとう小ホールでの、菅原司さんと松島邦さんの「ホッとひといき―朗読会―」へ。
 
『ラジオ体操人』(高崎秀実作)を松島邦さん
『虔十公園林』(宮沢賢治作)を菅原司さん
山本周五郎『山椿』を二人語り
 
いい話ばかり。
活字で目からもいいですが、
耳から聞く物語もやはりいいですよね。
 
 
『虔十公園林』は私も朗読していました。久ぶりだけど、頭の中に次の単語がちゃんと出てきました(笑)
鶴岡出身の菅原司さんとは、藤沢周平『春秋山伏記』舞台のご縁。
同じく共演者だった渋谷宏美ちゃんと一緒にご挨拶して帰りました。
 
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亀戸梅屋敷の「小さな街の博物館」

2025-05-11 | 映画・芸術・エンターテインメント
竹橋の丸紅ギャラリーから、亀戸梅屋敷の「小さな街の博物館」へ。
 
ご先祖が北前船で近江から下北へ渡って商いをしたという下北出身の河野崇章さん。
河野さん所有の船箪笥や漆器、ご自身が鑑賞した歌舞伎ポスター・チラシなどが展示されていて、一杯飲めるスペースもあり、
下北の地酒で、集った方々ととても楽しいひとときを過ごしました。
 
 
さて、下北出身の川島雄三監督、6月11日(水)の命日に、偲ぶ会改め『川島雄三映画を語る会』が開催されます。
 
私も微力ながらお手伝いさせていただいています。
 
平日川島映画ファンの方々、ぜひお集い下さい。
詳細別途。
 
 
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ボッティチェリ『美しきシモネッタ』展

2025-05-10 | 映画・芸術・エンターテインメント
丸紅ギャラリーのボッティチェリ『美しきシモネッタ』展へ。
丸紅が2021年に文化芸術振興事業で開設した小さなギャラリーですが、ボッティチェリの絵画、版画、資料を観に多くの方がいらしていました。
 
 
丸紅の創業当時からの企業理念「正・新・和」
正しさ、新しさ、調和…大事です。 
もともと、創業者伊藤忠兵衛は「三方良し」の近江商人ですし。
 
 
本物の絵画、色彩の深みのある美しさ。
「美しきシモネッタ」とコラボのパスタとカクテルも美味しく頂きました。
 
 
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『野情』リハ、新橋演舞場で『浪人街』観劇

2025-03-14 | 映画・芸術・エンターテインメント
来週19日(水)は、無声映画鑑賞会800回特別記念公演。
なんと弁士楽士総勢37名が出演。
 
私も二十数年ぶりに無声映画鑑賞会に出演させて頂きます。
 
いつものコンビ永田雅代さんの音楽で『野情』(別題『銀蛇』)を。
今日、永田さんとリハーサルしたのですが、
「なんでこの作品にしたの?悪くはないけど、登場人物とかストーリーとか佐々木さんの持ち味が活きる作品もっとあるよね。この前の『農夫の妻』みたいなさ〜」
と言われ…😅
一人20分の持ち時間なので、過去にやった20分くらいの作品から迷いつつ他ではやらない作品を選んだのですが…なんかもう少し手を入れます🫡
 
 
 
やらねばならないことは山積みなのですが…どんな演出かやっぱり観ておきたい!今日しかない!
で、リハーサルの後行ってきました新橋演舞場の『浪人街』。
永田雅代氏と。
 
『浪人街』の昭和3年の無声映画は、キネマ旬報第一位でした。
マキノ雅弘監督(当時は正博)のデビュー作で、大スターがいなくても演出やシナリオがよければヒットすることを証明した作品です。
原作山上伊太郎。
 
一昨年白井佳夫先生の解説付き、永田雅代さんの生演奏で活弁し、縮刷版ながらも、観た方々はとても面白がってくれましたし、
白井先生はマキノ映画の面白さを熱く語って下さいました。
 
今回の新橋演舞場の舞台は、役者目当てに来ている観客がほとんどな感じだったけれど、(主演の丸山隆平くん目当てが多かったんだろうな…)
浪人たちの喜怒哀楽、義理人情、友情愛情なんかが令和の時代に若い女性たちに大歓声で観られている様は微笑ましく、一緒に楽しませて頂きました。
玄理のお新も観られてよかった。
 
『浪人街』に登場する女は、お新とおぶん
奇しくも今日永田さんとリハーサルした『野情』の女たちもお新とおぶんです…
 
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『にんげんたち~労働運動社始末記』を観劇

2025-02-25 | 映画・芸術・エンターテインメント



間もなく閉館となる六本木・俳優座劇場で、
『にんげんたち~労働運動社始末記』を観劇。

大正から昭和初期にかけて実在したアナーキストたち、大杉栄をはじめとした労働運動社の癖ある面々の、ハードボイルド群像劇です。

以前藤沢周平の舞台でご一緒した鶴岡出身の俳優白幡大介さんは、大杉の片腕、和田久太郎役。
一途でどこか滑稽な役柄を見事に作り上げていて、この愛すべきキャラクターが舞台全体にとてもいいリズムを作っておりました。

ちょうど無声映画の時代です。
アナーキズムを感じさせる邦画作品は、おそらく製作本数に対して現存する数がだいぶ少ないと思われますが、4 月に活弁する阪妻主演の『雄呂血』は代表的一作と言えるはず。

同じく藤沢周平の舞台でご一緒した俳優菅原司さんもいらしていて、談義尽きず、でした。

劇団文化座公演168
「にんげんたち~労働運動社始末記」

作:マキノノゾミ 
演出:鵜山仁

俳優座劇場で3月2日まで

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つかこうへい作『寝盗られ宗介』

2025-02-21 | 映画・芸術・エンターテインメント
つかこうへい作『寝盗られ宗介』
以前舞台でご一緒したサムライ長次郎さんご出演のご縁で伺いました。
 
サムライさん、ヒロインれいこの賤し〜い父親を素晴らしい存在感で演じてました。
 
しかし、今『寝盗られ宗介』を上演するのはすごい。
まあ、放送禁止用語だらけ。
 
良くも悪くも、つか作品だなぁと、そのドギツさに、シーンごとに自分との距離感も楽しみました。
 
でも、何を観ても勉強になるので、ありがたいです
 
 
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下北沢の老舗バー「レディ・ジェーン」へ

2025-02-19 | 映画・芸術・エンターテインメント

下北沢の老舗バー「レディ・ジェーン」へ。

喜劇映画研究会の新野敏也さんと石井たき子さんと一緒に。

50年続く老舗の名店は、しかし、再開発によって立ち退きを迫られ、4月に幕を閉じるという。

なんてもったいないんだろう。

レコードのジャズが心地よい空間で、希少な年代物のテキーラやミズナラの樽で寝かせたシーバスリーガルを味わいました。

▲シーバスリーガル・ミズナラ・スペシャルでご機嫌

▲マスターと私が指しているのは、ひときわ目立つ喜劇映画研究会の伝説の上映会ポスター

▲石井たき子さん、新野敏也さん、マスター大木雄高さん

 

 

 

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『蒲田行進曲と城戸四郎が描いた近代映画への夜明け』

2025-02-02 | 映画・芸術・エンターテインメント
蒲田映画祭プロデューサー岡茂光さんのトークショー『蒲田行進曲と城戸四郎が描いた近代映画への夜明け』を拝聴。
 
大田区民ホール・アプリコでは、松竹蒲田撮影所の資料パネルや、ジオラマ、トーキー録音機も展示されています。
 
深作欣二監督『蒲田行進曲』の松坂慶子演じるヒロイン小夏、モデルは川田芳子。
 
晩年は不遇でしたが、松竹蒲田時代の人気女優で、そう、私も蒲田映画祭で活弁させて頂いた『明け行く空』(昭和4年)の主演女優です
 
岡さん、近代映画の父、城戸四郎が映画界に果たした功績をわかりやすく解説下さいました。
 
岡さんや蒲田映画祭でもお世話になった蒲田モダン研究会の方々ともお会いできました。
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恩師小澤基弘先生の退任記念個展へ

2025-01-31 | 映画・芸術・エンターテインメント
埼玉県立近代美術館で開催中の、大学時代の恩師小澤基弘先生の埼玉大学退任記念展「魂の叫び」の軌跡へ。
 
埼玉大学だけでなく、パリやらニューヨークやら、日本でも東大、早稲田、九州、
いろんな大学で絵画や美術、芸術の教鞭をとられ、膨大な数の作品を描き、著書も多数出し…
その活動とエネルギーに今回も脱帽でした。
 
▲私が大学にいた頃の先生の作品。濃い赤の空間にグレーの物体…
授業後の時間はいつもキャンバスに向かい、エネルギーが押し込められたようなこの抽象画を描いてた気がします
 
 
 
大学時代にお世話になった先生方はほとんど埼玉大を退任し、おそらく小澤先生が最後かな…
先生の記念展、2月2日(日)までですが、今日なんとか伺えて本当に良かった!
 
懐かしい北浦和駅前、庭のように立ち寄っていた北浦和公園、美術館、そしてすぐそばの通りの当時の住まいもそのままで、
どっと押し寄せる思い出の波に揺られながら(溺れながら?)帰ってきました。
 
そして現実へ。
永田さんと衛星劇場斎藤寅次郎活弁のリハーサルを終えて。
明日収録です。
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一宮庵で『源氏物語の朗読会』へ

2025-01-24 | 映画・芸術・エンターテインメント

昨日は蓮徳花さんと中原榮里さんの『源氏物語の朗読会』参加で成城一宮庵へ。

私の『源氏物語』朗読会へいらして下さって以来のお付き合いですが、原文の輪読もあったりして、楽しいひとときでした!

源氏物語談義あれこれ!

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プレミア音楽朗読劇ヴォイサリオン「スプーンの盾」鑑賞

2025-01-20 | 映画・芸術・エンターテインメント

シアタークリエでの、プレミア音楽朗読劇ヴォイサリオン『スプーンの盾』鑑賞。

ヴォイサリオンシリーズ、初めての体験でしたが、まず舞台の素晴らしさに感激。

ご招待いただいたのですが、チケット購入すると12000円。

朗読劇でこの料金!?と思ったが、この舞台セットと照明、演出、豪華5人編成の生演奏ならば…なるほど、でした。脚本と構成もよく。

声優4人の配役は日替わり。

朗読劇なら、稽古日数は芝居より格段に少なくてすむし、動きはほんの少しで、台本も持ったままでいいし、スケジュールに合わせて出演できたら、

声優さんたちにとっては、これはめちゃめちゃ楽しい仕事だろうと思いました。

たくさんの観客がいて、素晴らしい舞台セットの中で、声で役を演じ、丁々発止で相手とのやり取りも楽しめる。

いいな~

私もやりたい!

と思った公演でした。

もちろん、ベテラン声優さんたち、さすがでした。特に沢城みゆきさんね

 

カーレム:豊永利行

ナポレオン:山口勝平

マリー:沢城みゆき

タレーラン:置鮎龍太郎

 

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「映画祭のプロジェクトマネジメント~ラテンアメリカ映画の魅力とともに語る~」

2025-01-18 | 映画・芸術・エンターテインメント

ペルー映画祭を主催するブエナワイカの長沢義文くんが登壇するというので、急遽、明治大学大学院の映画好き青年も誘って伺いました。

面白かった。そして、ここまで来るのにいろんな苦労がありながらも、導かれるように、ペルー映画紹介をし続けて、

ペルーの文化や歴史や映画作品を日本のみんなに知ってほしい、楽しさを共有したい一心でここまできたんだな~としみじみ思いました。

「第2回 SDGsを学ぶためのラテンアメリカ・カリブ映画祭」も同時開催され、ラテンアメリカ映画も3本上映されていましたが、
明日のバリアフリー上映『大河への道』の準備もあり、断念。
 
でも、えいや!で行って良かった!
 

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『半身反義』と、三面マルチ「渋沢栄一物語」復元上映会へ

2025-01-12 | 映画・芸術・エンターテインメント
城西国際大学 紀尾井町キャンパス地下ホールでの、三面マルチ「渋沢栄一物語」復元 東京上映会へ。
 
白井佳夫先生の同門である記録映像作家竹藤佳世さんによる
 映画『半身反義』( 監督 竹藤佳世 2007年 90分 ロッテルダム国際映画祭/あいち国際女性映画祭/田辺弁慶映画際 ほか招待作品)
の上映もあり、非常に興味深かったです。
 
映画『半身反義』は、三面マルチ「渋沢栄一物語」の脚本を手がけられた山岸達児氏の晩年を描いたドキュメンタリーでした。
 
貴重な映像上映、ありがとうございました!!
どちらも、面白かった〜!
展示映像作品って、映画作品以上にアーカイブ意識なかったのですね。
『渋沢栄一』のマルチスクリーン3面映像、復元されて良かったです。
3面映像ならではの工夫もなるほど!と思いました。
 
山岸さんのお仕事素晴らしいです。
竹藤さんのお仕事も!
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追悼 白井佳夫先生

2025-01-06 | 映画・芸術・エンターテインメント
白井佳夫先生が10月に急逝され本当に寂しいですが、年明けに先生のご自宅にご焼香に伺わせていただきました。
 
毎月バッカス活弁公演の解説撮影をさせていただいていた書斎のデスクが祭壇になっており、
親指を立ててカメラ目線で決めた遺影がデスクの上から山積みの映画の本に囲まれていて、
まだそこに白井先生がいらっしゃって映画の思い出話を語って下さるような気がしてなりませんでした。
 
奥様や真木さんにも若い頃のお話など伺い、ご家族の存在あって仕事に邁進できたことをしみじみ感じました。
 
昨年11月21日に、先生が代表呼びかけ人として携わってこられた「阿佐谷市民講座」に伺いました。
当初は「兄とその妹」(松竹1941年)の講演の予定でしたが、先生の急逝で「白井佳夫さん追悼」企画となり、白井先生がレポートされた「尾崎ゾルゲ事件ーいまそれを考える」(1991年)と「無法松は二度切られたー戦中・戦後検閲と伊丹万作」(1990年NHK「現代ジャーナル」放送)の収録テープの一部を皆で観ながら、先生を振り返る機会となっていました。
私は過去2回ほどしか伺ったことがありませんでしたし、ほとんどの方を存じませんでしたが、往年の同志たちがたくさん集い、思い出話尽きない様子と、先生のリポート姿に、なんだか奮い立つ思いでした。
先生は映画を評論するだけでなく、映画という媒体を通して、社会と対峙し、人権を守り、権力や不正に対抗し、社会をよくしたいと闘った運動家だったのだとしみじみ思いました。
 
毎回、本当に高円寺バッカスでの活弁シネマライブを楽しみにいらして下さり、アフタートークでの先生の感想や気づきが私たちにとってありがたい言葉の贈り物でした。
 
先生に頂いた薫陶を胸に、活弁と映画文化を盛り上げていける自分でありたいと思いますし、
映画を通して、社会を、時代を、歴史を見つめ、ほんの少しでも温かく生きやすい世界に寄与できたらと、微力ながら白井先生の遺影に誓ってきました。
 
 

12月に発売のキネ旬1月号には白井佳夫先生の追悼ページも。

東京芸大の白井佳夫先生の講座「日本の黒白古典映画」で一緒だった内藤和之さんが

「キネマ旬報」以降の活動について寄稿、バッカスでの活弁シネマライブ解説を最後まで務めて下さっていたことにも

触れてくれています

 

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下北沢La Canaでの「紅龍・題名の無いLive」

2024-12-28 | 映画・芸術・エンターテインメント
下北沢La Canaでの「紅龍・題名の無いLive」へ。
永田雅代プロデュースの紅龍さんのセカンドアルバム、レコーディングメンバー勢ぞろいのホットなライブでした。
音楽の作り出す会場の一体感って、本当に気持ちいい!
素敵な時間✨✨
 
終了後の飲み会では、紅龍さんに、2007年に拝見した感動の舞台『阿国』の話が伺えてこれまた感激でした。
紅龍さんの作ったあの素晴らしい歌の数々が、舞台化のきっかけだったんですね
 
 
トランぺッター寺内茂さんにも、オルケスタ・デ・ラ・ルス時代の南米ツアーのお話を伺えたり、とても楽しいひと時。
 
当時ミュージカル『阿国』にものすごく感激した私、とある方にパンフレットを貸したまま返してもらえてない…(泣)と話すと、紅龍さんと寺内さんが
「ああ〜、あるあるだね」
 
で、ふと私は紅龍さんにアラブ映画の本を借りっぱなしということを思い出しました…ああ。
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