akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

『折り梅』その他いろいろ

2006-09-29 | 映画・芸術・エンターテインメント
明日から福岡。その前にいくつか私以外の催しの宣伝をしておきます。

10月2日、アートフォーラムあざみ野で松井久子監督の映画『折り梅』上映会と監督のトークがあります。感動の波紋を呼び「我々も上映会をしよう!」と全国各地の女性たちを立ち上がらせる松井監督の第ニ作です。
上映会を開くという行動を起こさせ、次の作品を作るサポートをしようという市民を増やしていくだけのパワーのある作品。なかなか多くはないと思います。
主催:問い合わせは 松井久子監督の第三作を応援する会(マイレオニー

「この人に言われたらほぼ無条件にイエス」という先輩がおそらく誰にでもいることと思います。放送業界人でありながら、3つの大学で民俗学、マスコミ論の教鞭をとり、水俣展やこうした市民の活動の中でも中心になって動いてしまうフットワークの軽いパワフルな先輩。活弁と引き合わせてくれた方でもあります。彼女の勧めるものには間違いがないだろう、ということで、仕事がない限りはでかけていく私です。
そんなわけで、2日は会場におります。

もう一つ、先輩のお薦め。これは私も尊敬する星野富弘さんの「よこはま花の詩画展」
みなとみらい横浜赤レンガ倉庫1号館で9月21日~10月9日(祝)までの開催です。
http://yokohama-tomihiro.com

その星野さんの絵に感銘し、山形でボタニカルアートに従事するアーティスト御夫妻がおります。杉崎紀世彦さん文子さん。彼らの作品は本当に素敵です。精緻で、色使いがとても美しく、花々や草木への愛情と優しさ、自然に対する敬意に満ちています。

NHK山形放送局で仕事をしていた頃、取材させていただいたのがきっかけで、プライベートでも様々な場所へ御一緒させていただきました。いろいろ教えていただきました。
1~2年に一度都内で展示会を開催しており、ちょうど今年は、10月2日(月)~8日(日)まで、銀座の地球堂ギャラリーでの開催になっています!
彼らのボタニカルアート展は、作品の質の高さと見合わぬ良心的な値段で展示即売が非常に人気です。私も期間中遊びに伺います。お好きな方はぜひ足をお運び下さい。 植物のお話、制作のエピソードなどを聴いていると、きっと絵筆とパレットを持って山や野へ行きたくなります…

昨日、政府広報出版物の「時の動き」の取材を受けました。11月刊行の、女性のコーナーだそうです。私的には、インタビューや取材のたびに、にこにこと自身のことを語りながら、自己分析&大反省大会を促されているような気がしています
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リハ×2+LOVE FM

2006-09-27 | 活弁
忙しい一日でした。

10月7日の新潟県上越市高田での生演奏活弁上映会のリハーサル、打ち合わせをしました。
梅山さんを中心に、地元の8人編成のブラスバンドとともに『セブンチャンス』を上演します。ドラム等も入りかなり豪華なステージになりそうです!高田日活、非常に楽しみです。

◆10/7(土)新潟県上越市高田<活弁シネマライブ@高田日活>
『セブンチャンス』『子宝騒動』
会場:高田日活
18:00開場 18:30開演
生演奏:ザ・ブリリアント・ブラス
料金:前売り2000円
http://www.officebflat.jp/

その後、10月4日(水)の『第七天国』のリハーサル。
永田雅代さんのピアノ演奏で、2時間の作品を通しリハ。永田さんさすがです。素敵な演奏!!
それにしてもなんて贅沢なんでしょう!仏蘭西料亭で、コースメニューの後、この名作のピアノ生演奏、活弁上映。お食事に満足して眠くならないように、ゆっくりしっかり、映画まで楽しんでいただきたいと思います。

◆10/4(水)横浜・元町霧笛楼Presents 
<秋の味覚と佐々木亜希子の活弁シネマライブ『第七天国』>
会場:仏蘭西料亭 霧笛楼(横浜元町)17時受付開始 
17時30分からお食事開始  19時15分から上映(終演21時30分の予定)
弁士:佐々木亜希子 音楽:永田雅代(ピアノ)
料金:8,000円(お食事付) 問い合わせ:霧笛楼(045-681-2926)
http://www.mutekiro.com/new.html

そして、その後、六本木のスタジオからLOVE FM(福岡を中心に、山口県南部から佐賀、長崎、熊本、大分)に生出演させていただきました。22時~24時(生放送)のELAN VITAL エラン・ヴィタールという番組。23:00~23:45の出演だったのですが、ナヴィゲーターのロバート・ハリスさんは柔らかい雰囲気で、とても話しやすかった!彼は大の映画好き、黒澤監督や小津監督の作品の字幕英訳をしていたということもあって、話は尽きず。急遽やることになったラジオ活弁にもとても面白がっていろいろとコメントして下さり、和やかなコーナーとなりました。
しかし、私の話癖はなんとかならないものかと、自らは反省しきりです。情けない。
毎回、後から聴くと、自分で泣き笑いしながらたくさんツッコミを入れてしまいます。これだけ人前でしゃべっていながら、いまだに人前でしゃべるのが恥ずかしいんですからね…。
「活弁」は全然別なんですが。

そんなわけで、下記のイベント、福岡近郊の方はぜひいらして下さい。本日の『セブンチャンス』の続きを。
◆九州国立博物館開館一周年記念イベント
<第一回 サイレントシネマミュージアム>
活弁上演作品『血煙高田馬場』『チャップリンの冒険』『セブンチャンス』
場所:九州国立博物館ミュージアムホール
時間:12:00~ 15:00~の二回
料金:前売り1500円 当日1800円 全席自由 小学生以下無料
http://www.mokuren.gr.jp/061001.pdf

午前中は僭越ながら秋山先生の告別式へ参列させていただきました。
東京電力主催の紙芝居コンクールに出演し自作紙芝居で審査員の秋山さんに賞をいただいたことや、秋山さんの紙芝居に湧いた渋谷gabowlライブ、また「他国からの留学生たちにも街頭紙芝居という日本の文化、秋山さんの芸に触れてもらいたい」とお願いし大好評だった国際交流フェスティバルでの紙芝居ステージ等、様々なことが思い出されました。
大病を何度もくり返しながら頑張ってこられた秋山さん。私自身は何もできませんでしたが、晩年の秋山さんにとって、彼の功績や芸、心を受け継ぐ方々が周囲にいたことが、何よりの支えであり、喜びだっただろうと思います。
私も、多少でも恩に報いるよう、教えて頂いたことを大切にしていかなくてはと思います。

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愛媛CATV15周年記念

2006-09-25 | 活弁
ということで、24日(日)、愛媛県松山市で活弁上演させていただきました。
イベントの詳細がよくわからぬまま行ったのですが…、
愛媛CATV15周年を記念して、土日、松山では様々なイベントが行われていて、大街道には特設ステージが設けられ、そこから一日中生放送されておりました。

「佐々木亜希子の活弁シネマナイト」は、CATVの4チャンネル、Movie Plus(配信世帯数日本最大の映画チャンネル)を中心に、MUSIC ON! TV、LaLaTV、DISCOVERY CANNELが、大街道のオーガニックカフェNaturelとタイアップして特設会場で企画して下さったもの。

「映画館で観るのとも、自宅でCATVやDVD等で鑑賞するのとも、また違った映画の楽しみ方を提供しよう!」というイベントを、CATVの映画チャンネルさん側から仕掛けて下さったことに非常に感激し、また、私自身、新鮮な体験をさせて頂きました。

会場は、ルビッチの『結婚哲学』に大笑い。周囲の観客の笑いに乗せられて会場の笑いがどんどん膨らんでいくというのは、ああした空間の特質でもあります(最初にバカウケしていたのはスタッフの方々のようでしたが。そして私はその後スタッフの皆さんのウラ話にバカウケでした)。
会場から質問や感想も飛び出し、NHK浦和(大学時代のバイト先)時代からお世話になっているカメラマンの師匠(現松山局)にもとても喜んでいただいて、有り難い一日でした。
腕もよく人望もあり皆に師匠と呼ばれている大先輩の感想は、カメラマンならでは、放送人ならではで、私も勉強になりました。

…道後温泉は過去に何度も行っていて大のお気に入りなのですが、今回は飲み過ぎて朝一で行くことができませんでした。松山には楽しい思い出がいっぱい。思い出す場所、人がたくさんあります。また松山の皆さんに御会いできる日を楽しみにしています。

最後になりましたが、愛媛CATV15周年を祝し、益々の発展を祈念いたします。そして、伊藤さん始め、非常に困難な企画を実現させて下さったスタッフの皆様方に感謝申し上げます。
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『伊豆の踊子』@and ZONE

2006-09-23 | 活弁
すろ~しねま「佐々木亜希子の活弁シネマナイト」@and ZONE。
1時間半の作品に、高峯香風さんが5つの和楽器を駆使して素晴らしい演奏をして下さいました。田中絹代がとても初々しい昭和8年の作品。アンコールライブの話も出ましたので、今回来られなかった方々にも御覧いただきたいと思います。

すろ~しねまにも以前2度ほどご出演いただきました、紙芝居界の重鎮、芸についていろいろと御指導下さった秋山呆榮先生が御逝去されました。
「丹下左膳」に場内が湧いた渋谷のgabowl、20代の若者たちをも語りの世界へぐいぐい引込んでいかれた先生の口調が鮮やかにに思い出されます。
心より御冥福をお祈り申し上げます。
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21東京パイロットクラブ

2006-09-21 | 活弁
21東京パイロットクラブの主催で活弁上映を御覧いただきました。
働く女性たちが社会貢献をしていこうと活動している会で、脳障害の治療等をサポートしたりボランティア活動をしたりしています。
良識ある知的な女性たちを中心に、50人近い方々が活弁体験をして下さいました。『ウィンダミア夫人の扇』に、笑い声もあがり「泣きました」という方もおり、無声映画も見応えがあるものだと感じていただけた様子でとても嬉しかったです。
昨年ある会で私の活弁を御覧下さった方が、「ぜひ他の方々にも体験いただきたい」とこの会で催して下さいました。感謝申し上げます。

「起立・国歌斉唱の義務なし」原告勝訴。
強制するものではないですよね。まして懲戒処分だなんて独裁国家じゃあるまいし。
いろんなこだわりわだかまりを持つ人がいますから


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『伊豆の踊子』合わせ稽古

2006-09-20 | 活弁
9月23日(土・祝)にすろ~しねま「佐々木亜希子の活弁シネマナイト」@and zoneで上演する『伊豆の踊子』。高峯香風さんと合わせ稽古をしました。
今回は、彼女一人で、琵琶、琴(短琴と十七絃)、三味線を使っての演奏です。

どんなセッションになるか、本番をまた楽しみにしています。

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はままつ映画祭2006「VIVA ! 世界三大喜劇王」

2006-09-19 | 活弁
18日のはままつ映画祭、行ってきました。
「VIVA ! 世界三大喜劇王」ということで、
「チャップリンの移民(17)」「豪勇ロイド(22)」「荒武者キートン(23)」三本立て。
+トーク&質問。

会場は、映画祭5回目にして初。なゆた浜北ホール。昨年合併して浜松市になったばかりの地域にあるとてもきれいなホールでした。
小学生からお年寄りまでたくさんのお客さんが、三大喜劇王の活弁上演によく笑ってくれました。3世代が一緒になって楽しんでくれるというのが、とてもとても嬉しいことです。
偶然にも、チャップリン、キートン、ロイド、全員が28~29才の時の作品上映となり、3人の活躍した時代、3人それぞれの個性などを、比べつつ、楽しんでいただけたのではないかと思います。中学生や小学生からも「どうやったらそんなにいろんな人の声が出せるのですか」「どうしてこの映画は色がついてないのですか」など素朴な質問が出て、それもまた嬉しいことでした。

PB49回のワークショップ参加者さんたちも旅行を兼ねて一行様でいらして下さり、全国あちらこちらの会場で、ステージから見知った顔を発見するのが一つの楽しみとなりました。
また各地で多くの方々にお目にかかれるのを楽しみにしています。

それにしても浜松市は、広くなりました。北は長野県と接し、西は愛知県と接し、静岡県の3分の一どころではない面積。80万人都市とはいえ、行政はたいへんだなあと思いつつ、有名所の「あつみ」のうなぎに舌鼓を打って帰ってきました。

はままつ映画祭実行委員会の皆様に感謝と敬意を表して。
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活弁ワークショップ

2006-09-17 | 活弁
活弁ワークショップ、お疲れさまでした。
前半は発声、発音等、公演のための基礎練習、後半は、漫画映画「のらくろ二等兵」の冒頭シーンを皆さんそれぞれに演じていただきました。
8人8様の「のらくろ」。セリフにも語りにもそれぞれの味が出て、みんなで笑ったり感心したりの2時間でした。
次回からまた、新メンバーが数人増えるかと思います。お互いに刺激を受け合いながら、個性を磨き、和気あいあい、仲良くやっていけたらと思います。

公演日程が決まりました。来年7月22日(第4日曜日)です。
参加者の希望により、3月いっぱいくらいまでは様々な作品の1シーンを体験しながら訓練することになりました。それまで、どこから参加していただいてもかまいません。毎回、皆初めての作品にチャレンジです。

まだ10人ちょっとですが、年齢層も20代~60代まで広く、良き世代間交流の場になることも期待しています。
実際、若い人は若い人の感性があり奇抜さも面白いですが、年輩の方々の言葉の選び方には、若い世代にはない時代背景の掴み方、にじみ出る人生観などがあります。お互いに感心しあい、周りから得ながら、自分の表現を探していけたら楽しいと思います。

次回、10月の活弁ワークショップは22日(日)
11月は26日(日)
いずれも15:15スタート 17:15終了です。
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水俣・和光大学展

2006-09-16 | Weblog
水俣・和光大学展へ行ってきました。
4月の日比谷公会堂での水俣フォーラムも強烈でしたが、今回も、展示物や映像が、憤りと反省を物凄い勢いで迫ってくるものでした。日常に舞い戻ると何喰わぬ顔で過ごす自分と向き合い。悔しさ、腹立たしさ、情けなさ、虚しさ。そして焦り。

私たちは高度成長期に、便利さと豊かさを求めて、木の文化をプラスチックの文化に変えてしまいました。
便利になりました。豊かになりました。
おそらく誰も、その恩恵を享受していない人はいません。
でもその影で切り捨てられてきた人々や場所があったこと、隠蔽された事実が認められるまでの長い年月と闘争、今後の山積みの課題などを考えると、とても苦しくなります。

水俣と同じような事は、おそらく今も、私たちの目に見えないところにたくさんあります。
シカタガナカッタ。ドウシヨウモナイ。と片付けるのは怖すぎます。
なぜこうなってしまったのか。何が間違っていたのか。どうすればよかったのか。
これからどうすべきなのか。国は。企業は。患者は(認定、非認定)。患者以外の皆は。

誰もが患者になりうるのです。奇形の魚なんていくらでも口にしていますし、アスベスト問題やポストハ-ベストしかり、私たちの体を蝕むものが日常にはあふれていて、原因もわからぬまま病気になっているかもしれません。
人体に、あるいは自然環境に、悪いとわかっていても疾走し続ける社会や経済の仕組みはなんなのでしょう。個々人としては善良な人も、大きな組織のある立場に立つと、自らの立場や正義を脅かすものを遮二無二切り捨ててしまう。

大規模な公共事業もそう
莫大なお金を注いだ大きな事業ほど、非や失敗を認め、後戻りするのが難しい。
でも、いろんな弊害が見え、支障が出て、公共の不利益の方が大きい馬鹿な事業だとわかったら、早い段階で、見直す、人道的な秤にかける、止める、謝る、改めるー
方向転換の勇気とエネルギーが必要な時期に来ている気がします

今、自然環境は地球規模で脅威的に破壊されていて、それは皆、人間の欲によるものです。
私たちひとりひとりは、そんなに欲しているのか…といえば、実はそうでもないのに。
でも、あるのが当たり前になって、使い捨てが当たり前になって、次々に出る新製品の消費と供給が当たり前になって、「当たり前」が地球や自分たちを蝕んでいることに気付く間も、いや、本当はみんなわかっているのに、どうする術もない状況です。
人類の「進化」や「発展」への欲が、そういう選択させていくんですかね。
それが滅亡や枯渇の結末を孕んでいても。

水俣・和光大学展のコピーは「知ることから始めよう。」
24日までの開催です。

この日は加藤登紀子さんのトークと弾き語りを聴くことができました。普段のコンサートでは話さないこともたくさん、彼女の熱い想いが、冷静で重厚で、知的な言葉によってどんどん紡がれていく中で、私は泣きっぱなしでした。歌を、詩を、声を、楽器を武器にして人生を賭けて闘ってきて、おそらく個人の人生としては勝利しているのだけれど、大きな敵にまだまだ歯がたたなくて、この闘いをともに闘う同志たちに呼び掛け、未来を担う後輩たちに託して行く。しんしんと、彼女の意志が会場の人々に染みていく様を、私もその一人になって見つめていました。
水俣フォーラム理事の先輩のお誘いに、忙しいと言いつつ素直に足を運んで良かったと感謝しました。
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9月後半~10月前半の活弁公演

2006-09-15 | 活弁
どの公演も、出演させていただけることを非常に嬉しく楽しみにしております。
皆様に楽しいひとときをお過ごしいただきたいと思っています。
どうぞ宜しくお願い致します。

◆9/18(月・祝)「はままつ映画祭2006」に出演します。
「VIVA!世界三大喜劇王」『チャップリンの移民』『荒武者キートン』『豪勇ロイド』
なゆた浜北ホールで、14時からです。浜松近郊の方に御会いできるのがとても楽しみ。
はままつ映画祭2006は今日からスタートです(すでにあがた森魚さん出演のプレイベントは行われていましたが)。今日行われていた西川美和監督のトークショーは行きたかった!『ゆれる』はとてもいい作品です。こちらもぜひ御覧下さい。


◆9/21(木)21東京パイロットクラブ『ウィンダミア夫人の扇』
会場 ホテルサンライト新宿本館 18時半

◆9/23(土・祝)すろ~しねま「佐々木亜希子の活弁シネマナイト」@and zone
高峯香風さんの生演奏(琵琶、琴、三味線)で、田中絹代主演の『伊豆の踊子』を語ります。
終わった後ゆっくりくつろげるスペースもありますので、久しぶりのすろ~しねまにぜひ足をお運び下さい。

◆9/24(日)愛媛県松山市 愛媛ケーブルテレビ15周年記念イベント『結婚哲学』

◆10/1(日)福岡県太宰府 九州国立博物館開館一周年記念イベント
<第一回 サイレントシネマミュージアム>
『血煙高田馬場』『チャップリンの冒険』『セブンチャンス』
初の福岡公演です。祝!九州国立博物館開館一周年。近郊の方々、ぜひいらして下さい。

◆10/4(水)横浜・元町霧笛楼Presents 
<秋の味覚と佐々木亜希子の活弁シネマライブ『第七天国』>
会場:仏蘭西料亭 霧笛楼(横浜元町)17時受付開始 
17時30分からお食事開始  19時15分から上映(終演21時30分の予定)
弁士:佐々木亜希子 音楽:永田雅代(ピアノ)
料金:8,000円(お食事付) 問い合わせ:霧笛楼(045-681-2926)

老舗の素敵なレストランで、本格的な料理とともに贅沢なひとときをお過ごし下さい。
FEBOのおちゃめなキーボード奏者永田雅代さんが、ピアノ演奏です!

☆霧笛楼の公演の記事がヨコハマ経済新聞に掲載されました。
”元町霧笛楼で「活弁ライブ」ー食後に無声映画上映”

◆10/7(土)新潟県上越市高田
佐々木亜希子の活弁シネマライブ@高田日活
『セブンチャンス』『子宝騒動』
会場:高田日活
18:00開場 18:30開演
生演奏:ザ・ブリリアント・ブラス
料金:前売り2000円

地方初の生バンド演奏ステージ! 由緒ある高田日活の映画館を会場に、豪華な演奏でエキサイティングな活弁ワールドが展開します。お聞きのがしなく!!

◆10/15(日)宮城県鳴子温泉ごてんゆ映画祭
『のらくろ二等兵』『子宝騒動』『鞍馬天狗』
料金:500円(子供300円) 定員60名
場所:旅館大沼山荘 「母里乃館」
問合せ・申込:初音旅館 TEL 0229-83-2166

******「活弁ワークショップ」開催中 ******
9月17日(日)
10月22日(日)
11月26日(日)
活弁の台本作りから上演まで。参加者の公演を前提とした活弁ワークショップを開催中です。
年内は毎回違う作品のワンシーンに挑戦しながら、活弁の楽しさや作品ごとの差異を体験していただいています。公演にエントリーしなくとも、ワークショップは随時参加できますのでお気軽に。
和気あいあい、それぞれ感性と表現力を磨きあいつつ、楽しく行うワークショップです。

月一回。日曜日15:15~17:15(主に第4予定)。
会場 新宿区落合第一地域センター 

<活弁人声会>会費2000円(資料費、公演準備費含む)
問い合わせ・申し込みはinfo@mokuren.gr.jp
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ー無声映画、街に飛び出すー日経夕刊

2006-09-13 | 取材・メディア
日に日に涼しくなり、秋だなあと思うことが多くなりました。先週、うかつにもひいてしまった風邪も治り、久しぶりのログイン。

声を道具に商売しているのに、先週の土曜日は鼻声の公演となり、非常に情けない思いをしました。せっかく弁理士連合クラブの焼津旅行会にお招きいただいたというのに、前日から、鼻水がひっきりなしに流れ落ちて来るという不始末…。
花粉症の人ってこれが何日も続くんだから本当に辛いよなあと嚼みすぎの鼻を真っ赤にさせながらマイクを持って席へつくと、ありがたし、悩みの鼻水は止まり、多少の鼻声でなんとか乗り切ることができたのは不幸中の幸いでした。申し訳ないあるまじきことです

張り切って早起きして、肌寒い中パジャマのまま動きまわり、ラジオ体操などして、自己満足をしていたのが悪かったのか…。始めて3日目にダウンし、何年ぶりかの「朝のラジオ体操復活!」の決意は、なんとか坊主になってしまいました。
ー情けない。
夏から秋への季節の変わり目は、クーラーのききすぎた場所にも注意しなければいけません。
ゆっくり風呂であたたまって、しっかり睡眠をとるようにしないと、ある日突然、はな水たら子になっていて、泣きたい…と思う涙さえ鼻からつらつら…、という悲惨なことになります。反省。

さて、
今日は品川プリンスでの大井町ロータリークラブ例会に講師としてお招きいただき、一番の若輩が僭越ながら大先輩諸氏の前で活弁の上演とお話をさせていただきました。

帰宅すると、ある方から「日経夕刊で観ました」というメールが。

どれどれと見てみると、12日付け日経新聞夕刊文化面に活弁のことが掲載されており、私の行っている活動やワークショップのことなども記して下さっておりました。

ー無声映画、街に飛び出すー 活弁・生演奏付き 人間くささ魅力

7月に一般向けワークショップを取材して下さった記者さんの記事で、現在の活弁界を包括し、レトロな芸能がおしゃれなパフォーマンスに様変わりしてきた、という内容の記事でした。ありがたいことです。

今日は、私が活動弁士になったいきさつや現在の活動などをお話させていただいたのですが、実際、私の活動など、「活弁って面白い!」と思ういろいろな方の支えや応援で成り立っていて、私自身も、活弁という文化を面白いと感じて下さる方を増やす一つの種なのだという気がします。

黄色い花が白い綿毛をつけた種になり、風に散ってどこかに根付き、またたくさんの花を咲かせていく、たんぽぽのように、一つの公演を観た方々が、種になって広めて別の場所に「公演の機会」という花や「友人を誘って別の公演に足を運ぶ」花を咲かせてくれる。もちろん全ての種が花を咲かせるわけではなく、それも自然と同じ。当然。
私は、あちらこちらにちゃんと花が咲くように、お日さまになったり、風になったり、水になったり、土になったりしなければならないのかもしれませんが、まだまだなれません。

3年ほど前に私の活弁を観て下さってから、ずっと応援をして下さっている方に、某事業団のKさんがいます。昨年Kさんの紹介である会で講話をさせていただいたのですが、その会の女性が「面白かったので」と今日のロータリークラブに繋いで下さいました。

夕方Kさんから着信があったので、「今、Kさんから御紹介いただいたご縁で品川プリンスへ伺っているところです」と留守電に入れておくと、ちょうどロータリークラブでのお話が終わったころ、出張先のKさんからメールが入りました。
「今、岡山県の倉敷市児島で佐々木さんのポスターの前です。11月6日に児島に来るんですね。ここで佐々木さんのポスターを見るなんて縁があるのですね」
そうです。
岡山県の倉敷市児島では(こちらもいろいろな御縁で昨年初めて公演に伺ったのですが)、この11月に昨年よりもぐっと大きな会場での開催していただくことになり、中心となって下さっている矢吹さんからは、今日「あちらこちらにポスターの掲示をお願いして走り回りました」というメールを頂いて、パソコンに向かって頭を下げていたところでした。

先週土曜の公演も、「面白い」と何度か観にきて下さった弁理士さんの紹介で実現したお話です。
結局、活弁の文化自体は一旦時代の役割を終えたものですから、それを「今面白い」と思う方が多くならなければ、消えてしまいます。「消してはもったいない日本の文化、あるいは今観て充分刺激的で価値ある芸能、娯楽」だと思うから携わっているし、携わる方々が増えて下さっているのだと思います。弁士としての私自身も、様々なシーンで利用されるだけの価値があればいいなあと思いますし、高めていかなくてはと思っています。

この秋は
「はままつ映画祭」(9/18)に出演させていただきます。
愛媛県松山市(9/24)で、愛媛ケーブルテレビ15周年記念イベントで呼んでいただきます。
福岡県太宰府の九州国立博物館(10/1)でも公演させていただきます。
横浜霧笛楼(10/4)、新潟高田(10/7)、岡山県児島(11/6)にも伺います。
また、茅ヶ崎でも公演させていただきますし、その他、都内でのすろ~しねま公演やお招きいただいているいくつかの講演もあり、感謝にたえません。

北区の活弁教室も、少しずつ、参加者が増えてきましたし、3ヶ月足らずで子どもたちはメキメキ表現力をつけています。来年3月をメドにした発表公演は、きっと面白いものになるでしょう。

一般向けのワークショップも、今月は17日(日)。覗いてみたい方も歓迎です。

鼻水たらしている場合じゃないよなあ…と反省しつつ、芸術の秋に向かって気合いを…入れて、いきます。
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