チェンバロ奏者明楽みゆきさんと、
10月11日(火)に日暮里サニーホールコンサートサロンで共演いたします。
5月には、『源氏物語』の語りでご一緒しましたが、今回は初めて活弁にチェンバロの生演奏!
『のらくら(チャンプリンのゴルフ狂時代)』
後半は、チェンバロ独奏。その美しい音色をご堪能いただきます。
楽しいシネマコンサートになりますのでぜひお越しください。
東京芸大の白井教室でご一緒した仲間にも集っていただけて、本当に嬉しい一日でした。
ご健在な白井節を、懐かしむ方々と、新鮮に聞き入る方々。
『雄呂血』や阪妻のお話だけでなく、「活弁」という話芸文化について、映画評論について、先生ご自身の楽しいエピソードもいろいろとお話下さり、充実の映画時間いでした。
女性6人の芝居で、女性が生きにくかった明治の時代をたっぷり皮肉りながら、恨み辛み因縁の連鎖、そんな時代と自らの貧困不遇にペンの力で必死に一矢酬いた一葉を描いている。
やっぱり井上ひさしさんは上手い。
樋口一葉(夏子)役を貫地谷しほり。
井上ひさしの創作したおいらん幽霊花螢が最高。若村真由美、ブラボー✨
◆9月23日(祝)山形県酒田市港座「活弁シネマライブ@港座」
活弁 『眠るパリ』『江戸怪賊伝 影法師』
アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『おくりびと』のロケでも使われた「港座」で
ルネ・クレールのSF『眠るパリ』と、阪東妻三郎の人気が爆発した一作『江戸怪賊伝 影法師』を上演します!
【会場】酒田市港座(山形県酒田市)
【時間】 13:30開場 14:00開演
【チケット】2500円(U25 1500円)
【出演】弁士/佐々木亜希子 楽士/永田雅代
【後援】酒田市、酒田市教育委員会、酒田芸術文化協会、酒田法人会、(株)荘内日報社
【協力】映画サークルあるふぁ’85、庄内ドキュメンタリー映画友の会、港座アートビレッジ
※酒田ツアーあり。夜は、北海道東北最後の昭和グランドキャバレー「白バラ」で打ち上げ!
ラピュタ阿佐ヶ谷での「阪東妻三郎×田村高廣 親子鷹」企画も最終プログラム。
『泥の河』を観る。
田村高廣さんの人柄が滲み出た魅力的な父親役、子どもたちも、演出も本当に素晴らしく、胸に刺さる一作。
誰も悪いとは言えず、皆が戦争をひきずって、子どもたちも現実を受け止めざるを得ない。切ないです。
お父様阪東妻三郎もですが、田村高廣さんも、本当に目がきれいな俳優さん。
惚れ惚れします。
ちなみに、マルセ太郎さんの「スクリーンのない映画館『泥の河』」は、活動弁士になりたての頃、知人に勧められてVHSを購入し、勉強させて頂いた思い入れのある作品です