akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

シネマヴェ-ラ活弁上映会

2007-02-28 | 活弁
渋谷シネマヴェ-ラでの初の活弁上映会。たくさんのお客さまに足を運んでいただきました。本当にありがとうございました。

エルンスト・ルビッチ監督の、サイレント映画期の傑作の一つ、『結婚哲学』。
以前御覧いただいた方々もけっこういらして下さっていたようですが、「大きなスクリーンと、座り心地のいい椅子、前のお客さんの頭を気にしなくていいし、映画館で観るのはいいですね。字幕も細部まで読めて面白かった」という感想をいただきました。

名画座の会員さんには、サイレント映画をサイレントのまま観るのが好きという方もいらっしゃるのではと勝手に思っていますが、「活弁」は、一つの解釈、ショーとして、それはそれで楽しんでいただけたら嬉しいなと思っています。

今回の公演は、「友人の弁護士で、映画好きが嵩じてついに映画館つくっちゃったヤツがいてさあ」と、某大手広告代理店の知人が館主内藤篤さんを紹介して下さったことで、あれよあれよという間に話が進み、開催の運びとなりました。内藤さん始め、シネマヴェ-ラの皆様、御紹介下さり応援下さった方々に心より感謝申し上げます。

今日は、山形さくらんぼテレビ(フジテレビ系列)の取材が入りました。
以前NHKにいらして、現在はフジテレビ系でアナウンサーをなさっている宮川俊二さんがインタビュアーとしていらっしゃって、思わず昔話、山形話にも花が咲いてしまいました。
放送は3/7(水)の午後6時からの番組(山形ローカルです☆)6時20分くらいからとのことです。

明日は、感動のメロドラマ。
大手町カフェライブです。FEBOの生演奏で共演、嬉しいです。お楽しみ頂けますように。

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2月活弁ワークショップ

2007-02-25 | 活弁
今日は2月の活弁ワークショップ。
7月の発表公演に向け、参加者の皆さんと作品選びを始めました。
構成もみんなで考えながら、楽しい公演にしていきます。

今日は終了後、ミーティングを兼ね、みんなで軽く?飲みました。活弁や芸術に関する話だけでなく、いろんな話が飛び出し、楽しい交流会となりました。
一昨日、○歳の誕生日を迎えた私のために、サプライズ!で誕生日ケーキやカードを用意してくれていて、感激でした。
本当にありがとう。

来月の活弁ワークショップは18日(日)です。またいくつかの作品をみていただきながら、公演準備に入っていきたいと思います。どうぞ宜しく。



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『第七天国』リハーサル

2007-02-22 | 活弁
来週3月1日(木)のすろ~しねまPresents活弁シネマライブ@OTEMACHI CAFEのため、FEBOの二人とリハーサルを行いました。
7th Heaven『第七天国』。2時間に及ぶ当時としてはかなりの長編ですが、脚本もカメラも演技もよく、長さを感じない名作です。

今回のアカデミー賞では、日本の作品が作品賞候補になっていたり、助演女優賞候補の新人女優がいたりで期待が高まっていますが、この7th Heaven『第七天国』は第一回アカデミー賞の監督賞、女優賞、脚本賞に輝いた名作。単純なストーリーなのに見応えを感じるのは、「巧い」からとしかいいようがありません。

今回のFEBOの音楽も素晴らしいです。この機会に、ぜひ活弁と生演奏で『第七天国』を御覧いただきたいと思います。

2月28日(水)は、開館一周年を迎えた渋谷の名画座シネマ・ヴェ-ラで『結婚哲学』を活弁上映させていただきます。きれいで、イスの座りごこちもよく、館主のこだわりが感じられるとても鑑賞しやすい気持ちのいい映画館です。大きなスクリーンでルビッチの傑作を御覧いただけることも嬉しく思います。

お待ちしています。楽しんでいただけますように。

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横浜霧笛楼『肉体と悪魔』

2007-02-13 | 活弁
横浜元町の仏蘭西料亭霧笛楼にて、第2回の活弁シネマライブが開催されました。
今回は、グレタ・ガルボ主演のFlesh and the Devil『肉体と悪魔』。
ピアノ生演奏は永田雅代さん。とても素敵で、私も語りながら聞き入ってしまいました。

今日はお天気も良く、横浜元町を散策して、『肉体と悪魔』を活弁生演奏付きで観て、霧笛楼のおいしい料理に舌鼓を打って、それからおしゃれなバーで一杯…という休日を楽しまれた方もいらしたようです。遠方からいらして下さった方もおりました。御覧下さった皆様、霧笛楼の皆様に感謝申し上げます。
正直、今日は本番始まってすぐ咽の変調に冷や汗をかきました。リハには普通に出ていた声が出ない!語りのリズムやトーンが狂う。レオもウルリッヒもフェリシタスも、どの人物も苦しみの足りない苦しい声になる。登場人物は皆それぞれに苦しい想いを抱え葛藤しているのに、私は彼らの葛藤と同時に、自分自身とも葛藤しておりました。
私にとっては何百分の一の公演でも、お客さまとは一期一会。せっかくの活弁の魅力と感動が半分になったのでは申し訳なく、非常に情けない。映像と語る弁士との距離感は、映像と観客との距離感とだいだい比例すると思うだけに、「テレビを観て興味を持ってきました」「新聞見ましたよ」などと温かい声をかけていただきながら、とても心苦しく感じた日でした。
アスリートと同じ。コンディションを整え、基礎トレーニングを大事にしなければ、勝負には臨めないと原点に立ち返った思いです。

ところで、霧笛楼の料理は、本当においしいです。コテコテのフランス料理が苦手な私も、素材を活かした上品な味わいのここのフレンチはとても好きです。有名なレストランですが、まだ行ったことのない方はぜひ元町散策を兼ねて足をお運び下さい。

次回の霧笛楼活弁ライブは6月に予定していただいています。
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第3回楽芸会~美術と音楽の出会い~

2007-02-04 | 映画・芸術・エンターテインメント
茅ヶ崎のハスキーズギャラリーでのアートコラボレーション「楽芸会」。
今年は「和」をテーマに、絵画、彫刻、オブジェ、書、陶芸、ガラス工芸、CG等17人のアーティストが出展、4日には音楽や語りのイベントが開かれ、今年も出演して参りました。

美術家であり、76才で現役のホイト芸パフォーマ-でもある黒田オサムさんと、ピアニストでダンサーでもある清水友美さんと私とのコラボレーション。お話をいただいた時は、どうなることかと思いましたが、黒田さんが美術家になるに到った子どものころのエピソードを紙芝居仕立てにし、それに即興音楽をつけていただいて、なかなか面白いものになりました。絵を黒田さんが書き、彼の話を元に私が構成して語る。昭和初期の、村の紙芝居のお兄さんに弟子入りしたエピソードはほのぼのとしたものになり、お客さんも笑顔で、なにより、黒田さん御本人がたいへん喜んで下さり、ほっとしました。

黒田さんのパフォーマンスと風貌はかなり独特です。ホイト芸、つまり乞食芸は、戦後の貧しい時代に門付をして歩いた即興のへんな踊りで、今やそれを芸として見せているのはおそらく黒田さんくらいです。
茶わんを鳴らして歌い、寝たりはねたり。土下座し、投げ銭の入った鍋に頭を突っ込み、お金を乞う。果ては下ネタも飛び出す。哀愁、みじめさ、嘲笑や蔑みといった空気が漂うので、正直、見ていてあまり気持ちのいいものではありませんし、理解しにくい(ごめんなさい)、というか受け入れにくいと思うのですが、こうやって食い繋いできた人と時代があったんだなあと思わせる貴重なパフォーマンスです。海外公演も随分なさっていて、風変わりな風貌と踊りと歌が、言葉の通じない国々ではけっこうウケているようです。「笑われているだけですからねえ」とご本人はいいますが、文字どおり「自分を捨てて笑われてなんぼ」だったんですから。
この踊りに即興で音楽をつけるというのは、これまたたいへんです。ピアニストの清水さんは、途中でダンスに加わるなどしながら、次が読めない黒田さんの奇想天外な動きに合わせ絶妙に演奏していて、感心してしまいました。

その他に、サックスとドラムのジャズ演奏、清水さんのピアノと林潤さんのギターによるミニライブなど、イベントも盛り沢山で、楽しい一日を過ごしました。

この会は、17人が出展しているだけあって、作品も作風もいろいろで楽しめます。
昨年は、ここで愛用の土鍋を購入しましたが、今年は富岡誠一さんの陶器(マグカップ)とガラス工芸のノグチミエコさんのアクセサリーを買ってきました。
手作りのものは、その場に作者がいて、一点しかなくて、デザインが気に入るとすぐに欲しくなってしまいます。デパートに行っても、ほとんど食指が動かない人なのに。

ものを作る人たちの集団は面白いです。たくさんの方がいらして下さり、楽しいひとときを過ごさせていただきました。
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NHKのこんにちはいっと6けん

2007-02-02 | 取材・メディア
本日、NHKこんにちはいっと6けんの「いま人」というコーナーに出演しました。

27日(土)28日(日)と取材があり、構成と編集を重ねて下さいました。わりと「台本作り」に焦点を当て、字幕だけのワンシーンを一度視聴者の皆さんにも観ていただいて、それに私の活弁をつけたものを御覧いただくーというような試みも。ディレクターの佐藤睦子さん始め、山本アナウンサー結城アナウンサー、そしてスタッフの皆さんにたいへんお世話になりました。

私自身はあまり意識をしていないのですが、周囲の方は私の活弁をいわゆる「活弁調」をあまり意識しない「ソフトな語り」とおっしゃいます。私は、「自分の語りはこういうものだ」というスタイルは全然気にしていません。
映画作品のテイストがそれぞれ違うのですから、映画によって語りのトーンや雰囲気が全然違っていいと思っていますし、自己主張をするよりは、より映画の個性を引き立たせることができたらいいなと思っています。

台本は弁士自身が作るものですから、もちろん本人の個性や思考が表れますが、それも、年を重ね経験を積むことで変化していきます。映画の印象、受け止め方、言葉の選び方、表現力。3~4年前の台本を久しぶりに開いて、苦笑することもあれば、感心することもあり、面白いものです。

限られた時間の中、ディレクターさんが意図し、期待していたことの半分くらいしかお話できなかったかもしれません。でも、「面白い」と思って取り上げて下さったことにとても感謝しています。

その後、産経新聞の取材がありました。5日(月)の朝刊(全国版)にインタビュー記事が掲載されます。午後になり、このインタビューはちょっと饒舌だった気がします。

『結婚哲学』は、2月28日(水)、渋谷のシネマヴェ-ラで、午後7時40分から活弁上演いたします。今日のワンシーンで、行方が気になった方は、ぜひこちらの上映会に足をお運び下さい。
シネマヴェ-ラはユーロスペースと同じビル内(4階)の、開館1周年という若い映画館です。でも、名画座が減り続けている中、映画へのこだわりやラインナップが映画ファンの間で注目されています。シネマヴェ-ラの館主内藤篤さんのインタビューが、『時の動き』1月号に掲載されています(偶然です)。楽しみにしています。

2月4日は茅ヶ崎のハスキーズギャラリーで、展示会『楽芸会』の中のイベントとして紙芝居仕立ての語りを行います。美術家でパフォーマーの黒田オサムさんとピアニスト清水友美さんとのコラボレーション。2時から、入場無料です。

12日(祝)は、横浜霧笛楼で「第二回・季節のお料理と佐々木亜希子の活弁シネマライブ」、
グレタ・ガルボ主演の『肉体と悪魔』、午後2時からで、お食事込み8000円です。永田雅代さんのピアノ演奏が素敵です。

3月1日(木)は、午後7時半から大手町カフェですろ~しねまの活弁シネマライブ。今回は『第七天国』。音楽はFEBOのお二人です。

名作、見応えのある作品が続きます。今回は、どれもそちらかというと大人向けの企画です
場所の雰囲気も、それぞれ素敵で、楽しみです。ぜひいらして下さい。お待ちしています
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