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akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

8・9『ナガサキの郵便配達』の朗読と映画の会

2025-08-09 | 映画・芸術・エンターテインメント
今日は、日比谷図書館文化館大ホールでの『ナガサキの郵便配達』の朗読と映画の会へ。
英国人作家ピーター・タウンゼントさんが残したドキュメンタリー小説を翻訳したもの。
長崎の原爆で被爆し、生きのびて、原爆と後遺症の恐ろしさを証言し続けた谷口稜曄(すみてる)さんの体験が綴られています。
 
朗読したのは、阿川佐和子さん、長谷川真弓さん、中江有里さん、松田洋治さん、そして田園調布学園高等部の生徒二人。
 
生演奏は、昨年小津安二郎監督『浮草物語』でご一緒したサイトウ・メモリアルアンサンブルの皆さん。
 
ピーター・タウンゼントさんは、戦時中、英軍のパイロットとして軍事攻撃に関わっていました。
1978年、長崎を訪れ、被爆者に会って衝撃を受けた彼は取材を繰り返し、この小説を出しました。
 
先日フランス語版も出版されました。
NPT(核拡散防止条約)で核保有を許されている国は現在5カ国。
アメリカ、フランス、イギリス、中国、ロシア
ロシア語版もすでに出版され、
現在中国語版も製作中で
核保有国や国連にこの本を読んで核保有の危うさをきちんと認識してほしいと企画・舞台監督の齋藤芳弘さん。
ピーター・タウンゼント氏の娘で女優のイザベル・タウンゼントさんが父の足跡を辿り、父や谷口さんの想いを受け継いで核兵器のない恒久平和への活動を始めるドキュメンタリー映画『The Postman from Nagasaki』の上映もありました。
 
フランス在住の彼女が、英語学校での生徒たちの舞台演出を頼まれ、長崎の8月9日の出来事、少年の被爆を生徒たちの舞台にしその怖さを疑似体験させるのです。
父への想い、平和への想いが訥々と語られ、彼女自身の目覚めの記録でもありました。
 
帰宅して、以前頂いた『ナガサキのおばあちゃん』も読み直しました。
こちらは、長崎出身のアニメーション作家高橋克雄さんの書いた児童小説。
温かい日常が崩れ去る悲しさと生き残ったものの使命。『ナガサキの郵便配達』と同じ苦しさと救いがあります。
こどもたちにも読んでほしい一冊です。
 
たくさん観て読んで、もう麻痺して、わかった気になって、あるいはできることはないと目をそらしたりしがちですが、
こうした機会に、平和な日常の幸せを見直させられます。
 
今日はウクライナ出身の女性が、終わらない母国での戦争の現実を憂い、恒久平和への想いを語ってくれました。
 
世界から悲惨な戦争、紛争が消えますよう。
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広島市映像文化ライブラリーでの20回目の活弁シアターは『ロスト・ワールド』

2025-07-28 | 活弁
広島市映像文化ライブラリーでの20回目の活弁シアターは『ロスト・ワールド』
天宮遥さんの生演奏で楽しく語らせていただきました。
子どもたちの活弁発表は
『ロイドのパパさん』(1921年)と、目玉のまっちゃんこと尾上松之助の『豪傑児雷也』(大正10年)。
 
子どもたちによる初の時代劇、私も一緒にかけあい活弁しましたが、
「逃げるな!卑怯者!」など、児雷也のセリフなどは「鬼滅の刃」の炭治郎になりきって、とてもイキイキと語ってくれました。
私はもちろん悪役盛り上げ隊。
『ロイドのパパさん』チームもみんな仲良く、とても楽しい仕上がりでした。
 
 
現在の広島市映像文化ライブラリーの営業は9月いっぱい。
4月からは駅前の商業施設に移転です。
広島の皆様、9月までに、図書館隣の広島市映像文化ライブラリーへ、ぜひ足をお運びください!
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「映画と義太夫――義太夫出語り上映を再現する」

2025-07-18 | 活弁

18日の早稲田大学演劇映像学連携研究拠点・国立映画アーカイブ共催「映画と義太夫――義太夫出語り上映を再現する」非常に興味深い試みでした。

大正期には義太夫の語りを前提とした無声映画「義太夫物」が作られ、義太夫出語り上映が人気を博していたということで、

当時の上映形態に迫ろうと『旧劇 太閤記十段目 尼崎の場』と『朝顔日記』を、浄瑠璃竹本京之助、三味線鶴澤津賀寿氏で上演。

札幌の映画館で

作品に合わせての義太夫出語り上映のご苦労話や、当時の上映へのアプローチはとても意義深いものでした。

歌舞伎をそのままフィックスで撮影したような大正期の映像、弁士の語りを前提にしたものと違って、義太夫がたっぷり謡いあげられるようなシーンになっているのがとても特徴的。

義太夫の語りや、語られる物語に、庶民がかなり馴染んでいて、すんなり楽しめたのだろうと思います。

今の若者がこれを楽しむのはなかなかハードルが高いかもしれませんが、日本の語り物×映画文化を検証し、伝えていくのはやっぱり面白いですね。

「旧劇 太功記十段目 尼ヶ崎の場」(国立映画アーカイブ所蔵)

 

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3回目のヘアドネーション&おしごとらんどin足立第十一中学校

2025-07-16 | 表現力ワークショップ
昨日、3回目のヘアドネーションをして、バッサリとショートヘアに。
『嵐の孤児』上映の後と決めていたので。
 
今日は足立区第十一中学校の仕事体験「おしごとらんど」でアナウンサー体験講師を務めましたが、そのチラシの写真に近くなりました。
今回のアナウンサー体験は、地震速報含めニュース原稿を2種類、リポートも合わせて選択して挑戦してもらいました。
今日の中学2年生たちも元気いっぱいで、楽しかったなぁ。
 
ヘアドネーションは今回で終わりのつもりでかなり短くしましたが、今日お会いした15歳年上の友人女性が、なんとまだ白髪染めもせず綺麗な黒髪を保っていらしてびっくり!
もう一回くらいできるかな…とさっそく思い始めました。
まあ、白髪でも染めていてもヘアドネーションはできるのですが。
 
 
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鶴岡市のまちなかキネマでも、『シェアの法則』8月16日(土)から

2025-07-15 | バリアフリー映画、福祉
鶴岡市のまちなかキネマでも、『シェアの法則』8月16日(土)から一週間上映です!
主演小野武彦さんのサイン会付きトークイベントの回は以下。
16日の午後は私のライブ音声ガイド上映。
トークもご一緒させて頂きます。
 
★8月16日(土)10:30の回 小野武彦さんアフタートーク
★8月16日(土)14:30の回 ライブ音声ガイド 佐々木亜希子
           アフタートーク 小野武彦×佐々木亜希子
★8月17日(日)10:30の回 小野武彦さんアフタートーク
 
【料金】一般1700円 障害者・介助者一名まで1000円 大学生1400円、高専生以下1000円
 
ちなみに、同じデザインのチラシで紛らわしいですが、
酒田市ひらたタウンセンターでは17日(日)14:00から『シェアの法則』バリアフリー上映&アフタートークです!
ぜひご覧ください!
 
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8/17(日)、酒田市ひらたタウンセンターホールOZ『シェアの法則』バリアフリー上映

2025-07-14 | バリアフリー映画、福祉
酒田市ひらたタウンセンターホールOZで、主演の小野武彦さんとプロデューサー柳川直隆さんをお招きし、『シェアの法則』バリアフリー上映を開催します。
ご覧くださった方は必ず「本当に良かった!感動した」と言って下さる素晴らしい作品で、
昨年のユニバーサル映画祭でバリアフリー上映して以来、施設でも図書館でも、とにかく喜ばれます。
故郷の皆様にも、ぜひご覧いただきたく思っております。
 
ライブナレーション(音声ガイド)も邪魔にはなりません。
視覚障害の方も見える方も楽しめます。
聴覚障害の方のための日本語字幕も付きます。
アフタートークもございます!
ぜひお越しください。
 
◆8月17日(日)酒田市『シェアの法則』バリアフリー上映
ライブ音声ガイド 佐々木亜希子
アフタートーク 小野武彦×柳川直隆×佐々木亜希子
 
【時間】14:00~(13:30開場)
【会場】酒田市ひらたタウンセンターホールOZ
【料金】一般1500円 高校生以下無料 障害者1000円
【予約】03-6233-7150 waiplanning.info@gmail.com
【チケット販売】酒田市八文字屋
 
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活弁シネマライブvol.18 『嵐の孤児』

2025-07-12 | 活弁
活弁シネマライブ『嵐の孤児』初日は、杉並区杉森中学校の2年生3人が職業体験でセッティングやもぎり、会場案内など手伝って下さり、とても新鮮でした✨
彼らにとっても、初の活弁含め貴重な体験となったようです。
 
参院選最中ですが、フランス革命前後を舞台にした『嵐の孤児』、政治と人間の習性を考えさせるグリフィスらしい作品。
 
2日間の『嵐の孤児』活弁、そして4回に渡るD・W・グリフィス監督特集、ご来場誠にありがとうございました。
締めくくりにふさわしい、グリフィス×リリアン・ギッシュの集大成を一緒に鑑賞でき、充実の二日間でした。
いつもながら、永田雅代さんの演奏も素晴らしく。
 
 
来月は、3日(日)4日(月)パウル・レニ監督のコメディホラー『猫とカナリア』!
喜劇映画研究会新野敏也さんの解説付き。
お待ちしています。
 
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『メガロポリス』

2025-07-10 | 活弁
フランシス・コッポラ監督の『メガロポリス』観ました。
コッポラ監督の集大成。過去と未来、自身の生きる現代の様々な社会問題、様々な映画、哲学者や詩人へのオマージュ、彼の想いと情熱に満ちた作品は圧巻。
グリフィス監督の『イントレランス』『國民の創生』、フリッツ・ラングの『メトロポリス』…映画の歴史も意識し、映画史に残る作品になっていると感じました。
 
さて、高円寺シアターバッカスで2月の『国民の創生』からスタートしました生誕150年、アメリカ映画の父D・W・グリフィス特集、今月の『嵐の孤児』が締めになります。
フランス革命からロベスピエールの恐怖政治までの激動の時代を生きる姉妹の物語。
美しい孤児の姉妹を演じるのは、リリアン・ギッシュとドロシー・ギッシュ。お見逃しなく!
お越しをお待ちしております。
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<季節のフランス風郷土料理と銀幕トークの夕べ> 俳優・小野武彦×娯楽映画研究家・佐藤利明

2025-07-08 | 映画・芸術・エンターテインメント
2025年8月18日(月)私の故郷山形県酒田市のフランス風郷土料理「ル・ポットフー」で、俳優小野武彦さんと佐藤利明のトークディナーショーを開催します。 
 
美味しいお料理に舌鼓を打ちながら、
小野さんと佐藤さんの、昭和の名作映画と俳優たちのトークをご堪能下さい。
酒田、庄内初めての方、この機会にぜひお越しください。
17日(日)には、酒田市ひらたタウンセンターホールOZで、小野さん主演の映画『シェアの法則』のバリアフリー上映会も開催します。
16日(土)は鶴岡まちキネでも!
 
★<季節のフランス風郷土料理と銀幕トークの夕べ>
俳優・小野武彦×娯楽映画研究家・佐藤利明
昭和100年銀幕伝説
〜昭和のエンタティンメントを語る〜
 
昭和の名作映画を彩った俳優・小野武彦氏と娯楽映画研究家・佐藤利明氏が、懐かしのエンタティンメントを熱く語る特別な一夜。
季節のフランス風郷土料理を楽しみながら、銀幕の魅力に浸るひとときをお過ごしください。
 
2025年8月18日(月)
18:00 受付開始
18:30 お食事
19:20 トークショー
20:30 お開き
 
会場 ル・ポットフー(酒田駅前のMIRAINI2階)
会費 10,000円(お食事・フリードリンク)
限定 50名様
 
お申し込み・お問い合わせ
株ワイ・プランニング 03-6233-7150
070-4557-2620(山添)
メール:waiplanning.info@gmail.com
 
※駐車場3時間まで無料
 
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バリアフリー上映会『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』

2025-07-06 | バリアフリー映画、福祉
視覚障害者スキーサークル「シーハイル」とNPOビーマップ共催バリアフリー上映会『ストールンプリンセス:キーウの王女とルスラン』。
ライブ音声ガイドでご覧頂きました。
 
東京都障害者福祉会館の会議室のため、席によって音響バランスに差があったようですが、視覚障害の皆様も介助でいらした皆様も、ウクライナのアニメもとても楽しんで下さいました。
ファタジー冒険譚でバトルも多いのですが、語りが大いに役立ったようで、私も久しぶりの『ストールンプリンセス』をたっぷり楽しみました✨
終わった後は、みんなで意見交換交流会。

持ち帰ったアンケートでも、皆様とても楽しんでくださったことがわかりました。
感謝です。以下、アンケートにいただいた感想です

〇日本の物語とはまた違って、現実にはないおとぎ話(魔法の世界)が出てきて面白かった
〇テンポのよい音声ガイドは心地よく、楽しく、聞き入ってしまいました。
 ガイドのセリフも面白く、映画のセリフとなじんでいるのが特に印象に残りました。
〇洋画をたくさん観たい(聞きたい)です
〇生でガイドをつける技術は本当にすごいと思いました!とても聞きやすい声でした。
〇年に二回くらい上映会があっても良い
〇ウクライナのアニメーション映画は初めての拝見…楽しかったですね!
〇初めての経験でいろいろと感動しました。あれだけの状況を伝えられること、理解されていること、驚きでした。
〇様々な事情で最近見る機会が少なくなっていた王道のラブロマンスのアニメーション映画でしたが、とても面白かったです。
 音声ガイドは初めてでしたが、とても聞きやすかったです。
 
 
 
 
 
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岡村洋一さんのシネマスクエアにゲスト出演

2025-07-04 | 取材・メディア
東京木場のレインボータウンFMスタジオで
岡村洋一さんのシネマスクエア(19:00~20:00)に出演
 
 
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グリフィス監督『嵐の孤児』のリハーサル

2025-07-03 | 活弁

今日は、来週の活弁シネマライブ、グリフィス監督『嵐の孤児』のリハーサルをしました。

フランス革命からその後のロベスピエール恐怖政治まで、グリフィス節が冴えています。
今年のグリフィス特集も、これで一区切り、ぜひ観てほしい一作です!

永田雅代さんの演奏も、本番さらに楽しみ。
私もブラッシュアップを。

ホームページ開設となりました。
ご来場お待ちしています。

https://bacchus-tokyo.com/12213/

今日はその後、NPO法人ビーマップの総会・理事会・定例会。

久しぶりにリモートではなく、会議室に集合して。やはり顔を合わせてあれこれ話すのが大事。

意見もたくさんでるし、みんなで問題意識を共有して納得のいく最善を考えられる。

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ルビッチ『牡蠣の女王』と瀬川昌治監督『乾杯!ごきげん野郎』

2025-07-02 | 映画・芸術・エンターテインメント
今日も「映画のメティエ 空想の映画史をスクリーンに戻す試み」アテネフランセ文化センターへ。
エルンスト・ルビッチのドイツ時代の作品『牡蠣の女王』(1919)と、瀬川昌治監督の『乾杯!ごきげん野郎』。
 
ルビッチの作品は活弁をして楽しい。『牡蠣の女王』は初めてでしたが、第一次世界大戦で敗戦したばかりのドイツでこんな豪奢な貴族社会の風刺作品が作れるのがすごい。
瀬川昌治監督の作品は、いつも本当に驚きと笑いと感激に満ちていて、すごい監督だと脱帽する。
生前、米沢での伴淳映画祭でご一緒してからとても良くしていただき、「僕の作品をバリアフリー化してぜひ皆さんに見せてください」と『喜劇 夫売ります』などを提供いただいた。
 
筒井武文さんも「小津、成瀬以降の大作家として瀬川昌治を位置づけるべき」と仰っていますが、私ももっともっと評価されてしかるべき監督だと思っています。
 
鶴岡出身のドキュメンタリー映画監督、渡辺智史さんもいらしていて、筒井さんと教え子である映画関係者の皆さんと上映終了後も飲みながらいろいろ語って、いい時間をいただきました。
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グロリア・スワンソンの『当たり狂言』と、ハリー・ラングドン『岡惚れハリー』

2025-07-01 | 映画・芸術・エンターテインメント
「映画のメティエ 空想の映画史をスクリーンに戻す試み」
アテネフランセ文化センターで、アラン・ドワン監督グロリア・スワンソン主演の『当たり狂言』(1925)と、ハリー・ラングドン監督、主演『岡惚れハリー』(1927)を拝見。
サイレント映画完成期の貴重な2作、活弁なしで十分。日本語字幕付きで楽しみました。
筒井武文氏のトークも。
 
『当たり狂言』は、女優を夢みるウェイトレスジェシー(グロリア・スワンソン)の恋物語。
冒頭、大スター女優としてサロメを演じる夢のシーンは二色式テクニカラーで、衣装もメイクもそれはそれは豪華に撮られている。大女優グロリア・スワンソンの存在感!
片や、冴えないお転婆ウェイトレスのグロリア・スワンソン。
振り幅を示していて面白いが、女優としての幅を見せた作品としては、3月に活弁上映したメアリー・ピックフォードの『ステラ・マリス』(1918)のほうが私は面白かったな…筋も。
(活弁なしのサイレント映画としての観やすさは『当たり狂言』)
 
『岡惚れハリー』は、長〜い外階段のハリーの住まいがとても素敵で作品の肝。この住まいにほとんどの資金をつぎ込んだのではと。
 
筒井さん、ポルデノーネ映画祭でのグリフィス特集の鑑賞体験も語っていらっしゃいました。
今では当たり前のカット、編集をグリフィスが初めて試みて手法を確立していく流れが、1912年の一連の作品上映で検証できて興味深かったそうです。
 
明日はルビッチの『牡蠣の女王』。
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東京亀城会60周年記念総会・懇親会「酒東プレイバック!母校146年の歴史&母校の偉人たち」

2025-06-28 | 酒田・庄内・山形
東京亀城会60周年記念総会・懇親会。日暮里ラングウッドホテルで。
 
「酒東プレイバック!母校146年の歴史&母校の偉人たち」
テレビディレクターの先輩、安藤茂克さんがVTRを編集して下さり、私が、活弁風に?語らせていただきました。永田雅代さんの生演奏で。
 
俳優の成田三樹夫さんや歌手の岸洋子さん、南海キャンディーズしずちゃんのボクシングトレーナーでもあったアクションディレクター梅津正彦さんなど、たくさんの先輩たちを貴重な映像とともに紹介。
岸洋子さんの「夜明けの歌」もみんなで歌いました。
 
▲今も根強いファンがいる故俳優成田三樹夫さん
 
校歌、応援歌、旧校歌も、年に一度、みんなで歌えるのが嬉しい!
ですが、後輩たちが口をそろえて「旧校歌(酒田中学校校歌)は知りません」という。
私たちは覚えさせられて今もそらで歌えるけど…
どの代から知らないのかと思ったら、私の一学年下66回卒の後輩からだった…
 
▲校歌斉唱は、応援団梅津功先輩の指揮と永田雅代さんの生演奏で
 
▲妹の同期70回のメンバーと💕
 
成田三樹夫、岸洋子の代、28回生から、新卒の100回生まで、
先輩後輩といっぱい笑って、いろんなご縁を繋ぐことができ、郷里のこれからを熱く語りあい、楽しいひとときでした。
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