akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

日本映画に字幕を

2008-01-31 | バリアフリー映画、福祉
深夜というか朝方フジテレビで放映していたドキュメンタリー番組『日本映画が見たい… ~忘れられた「聞こえない人達」の存在~』を観て泣けてきた。

耳の不自由な人々が、健聴者と同じように日本映画を観たい、と切に願っている。
字幕のある洋画は楽しめても、邦画は字幕がないため一部の字幕入りDVDを除いて、ほとんど観ることができない。
聾者の問題を扱った『バベル』の字幕付き上映でさえ、あれだけの労力と時間を要してようやく実現したというくらい、映画上映のバリアフリー化はまだまだである。
「すべての日本映画DVDに字幕を入れることを法律化してほしい」と聾者とともに歩んできた女性が訴える。

少数派だから顧みられないできたが、世論でそれが当たり前になればいいのだ。確かに制作側には負担がかかるが、文化を享受する権利は平等にあるはず。
誰だって、少数派になる可能性がある。なるまでは気がつかないことが多いのだが、自分たちが他人に迷惑をかけずに生きることを楽しめるツールは、できるだけたくさんほしいに決まっている。
聾者だけでない、多くの目の不自由な人々もまた「耳で映画を楽しみたい」と願っているわけで、近い将来、映画をDVD化する際には必ず字幕と副音声を入れるようにすべきだし、そうなるよう願っている。
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2月~の活弁公演

2008-01-29 | 活弁
2月以降の近郊での活弁公演の御案内です。
昨年2月以降、2回目になりますシネマヴェ-ラ渋谷での活弁上映会。今回はリリアンギッシュ主演の"Heart of the World"『世界の心』です。シネマヴェ-ラ渋谷も1月で2周年を迎えました。益々の発展を願っています。皆さんぜひいらして下さい。
11日には横浜霧笛楼での公演。ピアノ生演奏で活弁を楽しんでいただいた後、おいしい季節料理のフルコースを楽しんでいただきます。毎回好評いただき、5回目を数えました。
3月には、また小津安二郎監督ゆかりの茅ヶ崎館で公演をさせていただきます。こちらはお陰様で7回目となります。今回は、私も初めて語る小津安二郎作品『淑女と髯』(昭和6年)。モボモガが一世を風靡した時代を岡田時彦の名演でお楽しみいただきます。上演後は、ビュッフェスタイルの食事会。という名の交流会です。集った皆さんとざっくばらんにお話できる楽しい会です。

◆2月8日(金)シネマヴェ-ラ渋谷活弁上映会『世界の心』
上演作品 "Heart of the World"『世界の心』(1918)
出演 リリアンギッシュ、ドロシー・ギッシュ
時間 18:10~  20:15~
料金 一般2000円/会員・シニア1700円/学生1500円
会場 渋谷シネマヴェ-ラ

◆2月11日(祝)横浜霧笛楼「第5回季節のコース料理と佐々木亜希子の活弁シネマライブ
ロン・チャニ-主演『ノートルダムのせむし男』(1923)ピアノ生演奏付き

活動弁士:佐々木亜希子
ピアノ演奏:永田雅代
14:00スタート
16:00 フランス料理
会場 横浜元町仏蘭西料亭霧笛楼
料金 8000円(料理・ワンドリンク付)
問合せ・申し込み 霧笛楼 0456812926 担当 望月

◆3月9日(日)茅ヶ崎館季節の料理と活弁公演 小津安二郎監督『淑女と髯』

14:30開場|15:00開演
※上映終了後 17時頃からお食事となります お開き:19時頃を予定
上映作品:『淑女と髯』
昭和6年(1931年)松竹蒲田作品
監督:小津安二郎 主演:岡田時彦・川崎弘子、飯田蝶子
弁士:佐々木亜希子 
料金:お一人様 6,000円 (税サービス・込み) ※ブッフェスタイルのお食事+ワンドリンク付
募集人数:限定50名
会場:茅ヶ崎館 神奈川県茅ケ崎市中海岸3-8-5
TEL 0467(82)2003 http://www.chigasakikan.co.jp
※駐車場には限りがございますので、公共の交通機関をご利用下さい。
問い合わせ・ご予約:茅ヶ崎館
お電話でのお申し込み TEL 0467(82)2003  メールでのお申込み info@silentfilm.jp

皆様のお越しをお待ちしております。
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やぐちひとり(c)#42

2008-01-28 | 映画・芸術・エンターテインメント
29日のやぐちひとり(c)#42のナレーション収録。

紹介の作品はジャッキー・チェン、真田広之さん共演のDVD『ラッシュアワー3』、現在公開中の『魁!男塾』、『リアル鬼ごっこ』。

やぐっちゃんと春樹さんが「自分でできる犯人探し」に挑戦。まずお手軽指紋採取。アイシャドーとチークブラシ、そしてセロファンテープでできちゃうんです。次に被害者の血痕をみる血液判定「ルミノール判定」。二人、いろいろと苦心して試しております。犯人探しするような事件が起こらないのが一番ですが。
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第二期活弁ワークショップ

2008-01-27 | 活弁
第二期活弁ワークショップ(2007年8月~2008年1月)の最終回。
今期取組んできた『ロイドの浮気者』、ひとりひとりに発表してもらい、その後に、皆さんにもその感想、他の人の活弁の面白いと思った点を挙げていただきました。
それぞれの台本、工夫が満載、視点もみんな違って、気付きもたくさんあり、非常に面白い会だったと思います。

第三期活弁ワークショップは2月~7月。毎月第4日曜日に、同じ場所(落合第一地域センター)で行います。2月24日(日)スタート。『雷電』に取組みます。興味のある方、御参加下さい。
問い合わせ info@mokuren.gr.jp

発表公演は8月30日(日)以降の日曜を予定しています。
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酒田観光ガイドUP

2008-01-26 | 酒田・庄内・山形
酒田観光ガイドDVDを私のホームページにUPしていただきました(かなり目立ちます)。酒田の歴史、文化、自然…不思議アイランド飛島まで、魅力がぎゅっと詰まっています。昨年、私がナレーションを入れさせていただいたものです。データが重いので、もしも観られるようでしたらご覧下さい。しばらく載せておきますので。

夜は高校同期の新年会。
卒業してこれだけの年月が経つと、皆いろいろです。
東大卒の当時の優等生と、不登校停学等で当時いわゆる不良と呼ばれた同期が肩を組んで写真をパシャリ。皆よく笑い、庄内弁でにぎやかに盛り上がった会でした。

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J:COM湘南 『Hometown 湘南』

2008-01-25 | 取材・メディア
2/1~3に茅ヶ崎市ハスキーズギャラリーで行われるアート&パフォーマンスイベント「楽芸会」の紹介で、J:COM湘南に伺いました。
今年で4回目になる楽芸会ですが、絵画、オブジェ、書、漫画、版画、陶芸、ガラス工芸、CGアート、写真、ピアノやギターの生演奏から漫才まで、ジャンルを超えて様々なアートを楽しんで頂こうという会です。今年は作家たちのトークのコーナーを設けることになり、私がMCを担当します。 というわけで、なぜか紹介者としてスタジオにお邪魔してきました。
ジェイコム湘南の『Hometown 湘南』という番組で28日~2/3まで、一日3回から4回の放送とのことです。
月・水・金 9:00、14:00、19:00、24:00
火・木   9:00、14:00、24:00
土・日   9:00、16:00、24:00

先日取材を受けた地域情報誌『湘南物語』は、28日に発行だそうです。
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CityLights 第一回映画祭

2008-01-20 | バリアフリー映画、福祉
CityLights 第一回映画祭に伺いました。目の不自由な方々にも耳を頼りに映画を楽しんでもらおうという活動をしているバリアフリー映画鑑賞推進団体CityLights。「すろ~しねま」も、その活動に敬意を表し応援をしていました。

今日は初の「映画祭」という形の上映会で、『ミルコのひかり』と『善き人のためのソナタ』が音声ガイド付きで上映され、多くの方が感動を分かち合いました。『善き人のためのソナタ』は初めて観ましたが、壁が崩壊する直前の東ベルリンを舞台にした人間ドラマで、とてもいい作品でした。『ミルコのひかり』は昨年劇場で鑑賞してblogに感動を書いたとおり。さすが厳選された二作品でした。

視覚障碍の方に映像を伝える際の台本は、私も『ドルフィンブルー』や『三池』で苦心しましたが、CityLightsの方々も苦労されているのがよくわかりました。セリフとセリフの限られた時間の中で、何をどういう表現で言葉にするのがもっとも効果的でわかりやすいか…。制作のメイキング映像や対談などもあり、試行錯誤しながら、視覚障碍の方々と晴眼者たちが一緒に映画を観ること伝えることを楽しんでいるのが伝わってきました。

バリアフリーな映画鑑賞の輪がますます広がっていきますように。私も微力ながら役に立てたら嬉しく思います。
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子ども弁士教室

2008-01-19 | 活弁
今年最初の北区「子ども弁士教室」。今日も元気いっぱいの子どもたちが、それぞれの活弁台本を作り、表現力磨き。
台本を作り、語る、その過程も、子どもによって様々。あとは3月の発表会に向けて、「伝える」力をつけていきたいと思います。

【北区子ども文化教室発表会】は3月30日(日)。北とぴあつつじホールで午後2時から。
弁士教室の他、雅楽、日舞、落語、合同の発表会となります。入場無料ですので、子どもたちの成果をぜひ観に来て下さい。
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やぐちひとり(C)#40 #41

2008-01-16 | 映画・芸術・エンターテインメント
15日(火)深夜の「やぐちひとり(C)」は今月公開の新作映画『母べえ』を紹介。
戦前戦後の昭和を舞台にした作品、ということで、今回の番組では、当時の笑えるヒット曲ダウトに挑戦。『口臭フラミンゴ』(古川ロッパ)、『もしも忍術使えたら』(榎本健一)、『うちの女房にゃひげがある』(美ち奴、杉狂児)、『百万円』(二村定一)の4曲の歌詞が現れ、このうち、春樹の作ったダウト曲一曲をやぐっちゃんが当てるという企画なのだが…、笑えました。
実際にはなかったダウト曲は『口臭フラミンゴ』。いくらナンセンスな古川ロッパの唄といえども、こんなデリカシーにかける唄があったかしら、と思っていたら、やはり春樹作のダウト曲でした。まあ、どの曲も相当ナンセンスで、聴き応え充分なのですが。

次回22日の「やぐちひとり(C)」で紹介する作品は『魁!!男塾』、DVD『ROME』、DVD『恋するマドリ』、DVD『劇場版 仮面ライダー電王 俺誕生』。
冒頭で、昨年末の携帯シネマフェスティバルin神流の、神流町ケーブルテレビ「ふれあいネット神流」追っかけ取材映像が放映されます。ほのぼのして、いい雰囲気。いつもながら、肩の力が抜けていくエンタメ番組です。
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和歌山での御祝

2008-01-14 | Weblog
和歌山市内のホテルで、友人の結婚式。僭越ながら披露宴の司会を仰せつかり、お祝いをさせていただきました。とても似合いのしっくりくる二人。新婦の誕生日の挙式に、おめでとう×2です。

昨夜は23時まで和歌山城がライトアップされていて、とても綺麗でした。本当は熊野古道や南紀まで足を伸ばしたかったのですが、それはまたのお楽しみ。最近また飛鳥時代ものにはまっていて、昨日は行きたかった奈良に少し寄れたのでよしとします。
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名古屋中村文化小劇場活弁公演

2008-01-12 | 活弁
12日は名古屋市中村文化小劇場での活弁公演。小津安二郎監督の『生れてはみたけれど』たくさんのお客さまにいらしていただきありがとうございました。
昨年のはままつ映画祭でも『生れてはみたけれど』を上演させていただいたのですが、その際にもご覧下さった方が再度足を運んで下さっていたり、多くの方にお声をかけていただいて、たいへん嬉しくありがたい日でした。
(財)名古屋市文化振興事業団、名古屋市中村文化小劇場の皆様に感謝申し上げます。
アンケート、お客さまより感想いただき、ありがとうございました。
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人生初体験

2008-01-08 | Weblog
初めて、自分自身で着物を着て出かけてみました。

これまでの着物での公演などは、すべて着付けていただいておりましたが、昨年、遅ればせながら着付けを習いまして。
まだ外を歩くにはちょっと恥ずかしかったですね。
もう少し上手に着られるようになったら、着物であちらこちらへ出かけてみたいと思います。
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新年最初のやぐちひとり(C)

2008-01-07 | 映画・芸術・エンターテインメント
新年最初のやぐちひとり(C)、ナレーション収録。
昨日のETV特集「チャップリンの秘書は日本人だった」も面白かったですが、明日8日、今年最初のやぐちひとり研究作品は『チャーリ-・チャップリン ライフ・アンド・アート』です。
『黄金狂時代』(25)の中に飢えたチャ-リ-が革靴を食べる有名なシーンがありますが、それにちなんで、なんと3日間革靴を煮込んでおります…。春樹、果たして食べられるのか。そして、食べられる靴も登場します。
ぜひご覧下さい。

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サントリー美術館

2008-01-06 | 映画・芸術・エンターテインメント
同窓会報のインタビュー取材で、東京ミッドタウンのサントリー美術館へ。
現在の企画展は「和モード~日本女性、華やぎの装い」。お正月で、しかも着物で来場の方は入場料半額ということもあって、館内にはちらほらと着物の女性たちが。
企画展ごとに毎回テーマに添った講演会が行われているのだが、今日は「化粧と顔の文化から見た美」の講演があり、私も参加。大阪樟蔭女子大学化粧文化研究室教授の村澤博人氏が、お歯黒の映像等を見せつつ、化粧と顔の美意識の歴史的変化を話して下さる。
その後、サントリー美術館事務局長、母校の先輩である三浦大輔氏にお話を伺い、館内を御案内いただく。サントリーという企業の中で様々な事業に携わり、昨年3月の美術館の立ち上げに立ち会った三浦さん。活躍されている先輩たちと話せる機会はいつもとても嬉しい。
「酒も文化も、なくても生きていけるけれど、ないと寂しい。あると楽しいもの。『遊び』が人生を豊かにしてくれる」
私のやっていることも、まさにそれ。化粧も、美意識も。時代が変わり、流行は変わっても、基本的に、周りに、自分に、快さを与えるものである。そして心の豊かさや経験が、また顔に現れる。…わけだが、そういえば、村澤氏が講演の中で最後に面白いことを言っていた。「履歴書から企画書へ。顔は、過去の見えるものから未来を見せるものに」セルフプロデュースはまず顔からの時代か。

サントリー美術館の「和モード~日本女性、華やぎの装い」展は14日までで、その後は「ロートレック」展。数年前、ロートレックの生きざまを描いた映画、観たなあ…。名を残した多くの芸術家に伍して波乱の人生だった。楽しみ。
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海老蔵五役!初春歌舞伎

2008-01-05 | 映画・芸術・エンターテインメント
初春花形歌舞伎を新橋演舞場に観に行く。通し狂言『雷神不動北山櫻』。
歌舞伎十八番『毛抜』『鳴神』『不動』の三作品はすべてこの『雷神不動北山櫻』の一幕として上演されたもの。

なんと、市川海老蔵、一人五役! 鳴神上人、粂寺弾正、早雲王子、安倍清行、そして不動明王。
冷酷な悪役から3枚目の好漢まで、それぞれの役どころ語り口調も芝居も全然違い、非常に面白かった。好色者を滑稽に演じるシーンでは私生活と重なって場内大爆笑。
前口上で海老蔵本人が粗筋を語ったり、新春らしい派手で華やかな殺陣、立回りがショーとして盛り込まれていたり。見応えのある、刺激を受けた4時間でした。
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