akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

『東京物語』Bmapバリアフリー上映会

2014-03-30 | バリアフリー映画、福祉

小津安二郎監督の『東京物語』Bmapバリアフリー上映会、雨の中、多くのお客さまにご来場頂きました。

「いい映画を見せていただきありがとうございました」「様々な個別の障害のある方々のニーズにすべて応えていくのは難しいと思いますが、こうして違う障害の方と一緒に映画を見られることは嬉しいこと。これからもがんばってください」

嬉しい感想もいただきました。

以前からですが、聴覚障害の方にとっては、ライブの音声ガイドで何が語られているのかがとても気になるようです。

次回からは、音声ガイド台本の閲覧、貸出ができるようご用意したいと思います。

聴覚障害者、視覚障害者、いろいろ頂いたご意見を今後に生かして、さらにいい上映会を行っていきたいと思いますので、今後とも宜しく御願いいたします。

 Bmap活動報告

 

 

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「甦る写し絵と影絵の世界」

2014-03-29 | 映画・芸術・エンターテインメント

午前中は活弁人声会ワークショップ公演の打ち合わせをして、午後からメンバーの砂川さんと劇団みんわ座による江戸写し絵を見てきました。東京芸術劇場での「甦る写し絵と影絵の世界」です。

日本で活弁という芸能が定着し成熟したのは、こうした写し絵や、歌舞伎や浄瑠璃といった視覚表現に合わせた語り芸が発達していたからです。

今見れば古いものですが、世界に先駆けた映像文化は、貴重な日本の誇るべきものだと改めて感じました。

アントニオ古賀さんの歌に合わせた日本の風景の写し絵もなかなか綺麗でしたし、説経節による江戸写し絵「勧進帳」、写し絵トークも興味深いものでした。

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柳家東三楼 真打ち昇進襲名披露興行

2014-03-28 | 映画・芸術・エンターテインメント

昨日、上野鈴本演芸場での、柳家小権太改め、東三楼の真打ち昇進襲名披露興行へ行って参りました。

数年前、小権太くんがお芝居で活動弁士の役を演るのに語りを伝授してほしいと言われ、指南。

昨日は落語協会柳家小三治会長も口上に出演(久しぶりに聞いたらちょっと歳をとった感じでしたが…)、いつもと違う引き締まった顔の権ちゃんの晴れ姿に、ちょっとうるっと来てしまいました。なんだか初々しく…

ちょっと硬かったけど、頑張れ!東三楼!


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『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~』

2014-03-26 | 映画・芸術・エンターテインメント

春休みに入った小3の甥っ子を連れて、『映画ドラえもん 新・のび太の大魔境~ペコと5人の探検隊~』を観てきました。

映画館は、親子連れでいっぱい。

一番前の席でかぶりつき状態で、甥っ子は目をキラキラさせて楽しんでいました。

子どもの作品と侮るなかれ、さすが『ドラえもん』。 テーマも映像も、大人も十分楽しめるもので、私も童心に帰ってワクワクし、ジーンとくるシーンもありました。

「超楽しかった~!」と甥っ子。いや、あっこちゃん(甥っ子は決しておばさんとは呼びません)も楽しかったよ~

またデートしようね

 

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北区子ども芸術劇場2014

2014-03-23 | 活弁

今年の北区子ども芸術劇場も、大成功に終えることができました。

みんな朝からハイテンション。リハーサルをして、お昼を食べて、また練り直して

そしてエントランスでパイプオルガンライブに来ているお客さんたちに、子どもたち、チラシを持って突撃PR!(エライ!)

袴姿に着替え、更にテンションUP。

本番は、口上も挨拶もしっかり大きな声で決め、お客様の笑い声にノって、しっかり語りました。

(昨日、「口上をやりたい人?」と聞いたら「おれがやる!」「私がやる」と3人が手を挙げ、みんなで分けてやることに。素晴らしい積極性です)

テレビ東京のインタビューに答える生徒たちの言葉に、私は涙が出そうでした。

「活弁を始めてから人前で話すのが苦手でなくなった」「みんなそれぞれに違う表現なので、自分の語りを聞いてもらうのも人のを聞くのも楽しい」「声が通ると言われるようになった」「登場人物の気持ちやセリフを考える作業をしているうちに日常でも、人の気持ちを考えたり面白い会話ができるようになって、友人が増えた」

活弁の技術や文化を伝えるのはもちろん、活弁を通して、子どもたちは理解力や発想力、表現力や協調性、リーダーシップなど様々なものを身につけているようです。人の意見を聞いてまとめる力がついているのか、部長や級長や生徒会長や…それぞれ学校生活で大活躍。嬉しい限りです。

…私自身は午後から寒気頭痛吐き気に見舞われ、帰宅したら39度近い熱。(知恵熱…?)

なんとか成功に終えることができてほっとしています。

 

来年度はまた一年間、4月6日(日)からスタートします。現在申し込みは9人。

北区在住在学の小学4~高校3年生までなら誰でも参加できます。お待ちしています。

 

 

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明日のリハーサル

2014-03-22 | 活弁
明日3/23、北区王子の北とぴあつつじホールで子ども芸術劇場が開催されます。
子ども弁士たちの発表公演は、日舞、落語、雅楽の後、16時過ぎからです。

今日は一日リハーサルでした。楽しい活弁二本立てです。入場無料。
ぜひこども連れで遊びに来てください。
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杉浦聡 胡弓演奏会

2014-03-21 | 映画・芸術・エンターテインメント

紀尾井小ホールでの、「杉浦聡 胡弓演奏会」へ行って参りました。

中国の二胡のことも胡弓といいますが、それとは違う弦楽器。

邦楽の貴公子とでもいいますか…普段から独特の雰囲気を醸し出す杉浦さんですが、さすがの演奏とゆるいトークで杉浦ワールドを楽しませていただきました。

でも、杉浦先生すみません、徹夜明けで行ったのは失敗でした…

 

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「子ども芸術劇場」まであと一週間

2014-03-16 | 活弁
北区弁士教室。発表公演「子ども芸術劇場」まであと一週間です。

戸山高校に合格して久しぶりに来た洋くん、中高一貫の高校入学を前に一番ハイレベルなコースに行くことになり説明会に行ってきましたと声を弾ませる虎太朗くん。

中学一年生のもえのちゃんは、一年生ながらバレー部の部長で今年はなかなか出席できず、でしたが、昨日は久しぶりで楽しそうでした。
 
テレビ東京の取材が入ってインタビューされるもえのちゃんに何故か向けられるカメラは4台…

「子ども芸術劇場」は、3月23日(日)北区王子の北とびあつつじホールで、13:00開場、13:30開演。
日舞、落語、雅楽の後、活弁は16:00過ぎからです。6人が出演します。
『キートンの鍛冶屋』『ラリーのスピーティ』
 
ぜひ子どもたちの楽しい活弁を観に来てください!
 
北区文化振興財団主催の子ども文化教室、来年度の募集も行っています。
 
弁士教室は、基本的に毎月第一第三日曜日と第二第四土曜日の14:00~16:00です。
(スケジュール変更あり)
 
未来を担う北区の子どもたち、お待ちしています。
それぞれいろんな意味でプラスになっているようです。
 
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3/30『東京物語』バリアフリー上映

2014-03-15 | バリアフリー映画、福祉

30日の『東京物語』Bmapバリアフリー上映会の、読み稽古をしました。
今回はBmapメンバーの望月さんに読んでいただきますが、指導すること4時間半。

2月中にモニター会、台本修正を終え、本番に備えております。
30日は名作『東京物語』をぜひ日本語字幕、ライブ音声ガイド付きで体験ください。

上映会の前後の挨拶や交流会には手話通訳も付きます。

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東日本大震災から3年…

2014-03-11 | Weblog

あれから3年。
亡くなった方々のご冥福を祈り、励まし続けること…他人事にしてはいけないと思います。

いつまた大きな地震や災害が起こるかわかりません。備えながら、一日一日を、周りの人たちを、大事に生きていきたいものです。

『遺言~原発さえなければ』

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活弁!シネマートライブ『出来ごころ』感謝!

2014-03-08 | 活弁

3月8日のシネマート新宿での「活弁!シネマートライブ『出来ごころ』」、たくさんの皆様にいらしていただき、感謝申し上げます。

主人公喜八さんは、単純、軽率、愚鈍といっていい金銭感覚、でも正直で一生懸命で情にもろくて、すごく人間臭い。その周りの人間たちも、情に厚い人ばかり。小津監督のそうした人々への愛情が注がれていて、下町の人情にほろりとさせられます。

前日ぎっくり腰になった永田雅代さん、二回の公演、ほんとにお疲れ様でした。

せっかく多くの方が涙していたのに、終わった後いっぱいしゃべってしまってすみません…。

でも、映画館って、本当に鑑賞しやすい空間ですよね!

今回は、無声映画完成期昭和8年のキネマ旬報ベスト1の作品上演でしたが、次回4月29日(祝)は、同じ年のキネマ旬報ベスト2『瀧の白糸』をお送りすることになりました!
溝口健二監督の、無声映画時代の傑作です。
15:30~と、17:30~の二回になります。

大好きな作品です。次回は後説であまりしゃべらず、それぞれに感動をお持ち帰りいただきたいと思います…。

お待ちしております☆

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