akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

振り返ってみれば

2005-12-31 | Weblog
なんて多くの人に出会い、支えられた一年だったんだろう。
大きな舞台も与えてもらい、たくさんの方に観に来ていただいた。
でも多分
一人では何もできなかった。
お世話になったり、応援してくれたり、一緒に笑ってくれたり、
苦労してくれたりした人たちの顔が廻る。

自分をみれば、反省することばかりである。

来年はもう少し、恩返しができるだろうか。

もっとやれること、やらなきゃいけないことがたくさんある。
一年後の今日、今日と同じ事を考えていたくはない。

今年も、本当にありがとう。
世相の不安もいろいろあるけど、06年は希望が増えて行く一年となりますように。


※この日は恒例佐々木家10大ニュースの選定。詳細は近々。
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湯の浜温泉

2005-12-30 | FAMILY
山形経由で庄内へ。毎年恒例の家族鶴岡市湯の浜温泉一泊。

夕方庄内に着くと降る雪と積もった雪で真っ白。
今年の宿は「龍の湯」きれいでお湯のいい旅館である。
フロントから続くくつろぎの空間がゆったりと広く、全面ガラス張りで庭が見える。さりげなく置いてある骨董品やアンティークな家具などが落ち着いた雰囲気を作っている。
ご主人が骨董品好きだとかで、部屋には豊國画と書かれた古い江戸の絵が。
ちょうど今日読んでいた本が鶴岡出身藤沢周平の「喜多川歌麿女絵草紙」。彼も登場していたので嬉しくなる。
そういえば、去年のこの日は、湯の浜温泉でNHKの「蝉時雨」を観て感動していたなあ…。

両親と弟夫婦が寝て、一人ゆっくり雪見です。
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Happy

2005-12-28 | Weblog
いっぱい悩んで苦しんで、もがいていた友だちが、幸せをつかんで笑顔になった姿を見ると、本当に嬉しい。
繊細で、気持ちの優しい、いい人ほどいっぱい悩むから、そういう友だちが嬉しそうにしているのを見ると、とてもほっとして嬉しくなる。
馬鹿言って笑って、ぶつかって、泣いて、励ましあって。
時には背中を押しあって。

今年も、とびきりの幸せな顔がいくつも見れた。笑顔、たやさないでね。
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60年代フォーク&ロックな夜

2005-12-27 | Weblog
いろいろと応援して下さっている方に連れられて、お世話になっている活弁スタッフ一同、六本木のとあるお店へ。

マスターが、元いずみたくブラザーズのシンガーで、店の名も「ヴォ-カル」。
うちのマネ-ジャーさんも同世代の、とあるグループサウンズ等に関わっていた人なので、次々に知っている名前が出てきて盛り上がる。まあ、いろんなところで繋がっているものです

ひとしきりみんなで古い歌をあれこれ歌った後、マスター石岡さんが、ギター&ハーモニカ演奏で何曲か歌ってくれ、みんな鳴りもの片手に歌ったり、しんみり聴き入ったり。奥様もいい方で、とても楽しい時間でした。が…私、あんなくらくらになったのは久しぶりでたいへんでした××。
(このブログは、そのうち消去されるかもしれません)

全然話は違いますが、26日のフジテレビ「日本の歴史」面白かったですね!
途中からちらっとで、全部見れたわけではありませんが、とても楽しく分かりやすくて、斬新な教養エンターテインメントになっていました。
う~ん!やられました。
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いなほ脱線事故

2005-12-26 | 酒田・庄内・山形
昨夜の故郷の事故ニュース、驚きましたし心配です。

あのへんはとても風の強いところです。
6両編成で乗客乗員の数が少ない列車を巻き上げてしまうくらいの突風が。
現在、4人の方が亡くなってしまい、多数のけが人が出ているというのはとても悲しいです。
御冥福をお祈りいたします。
実は、土日に上京していたうちの両親が、「いなほ」に乗ってこの事故現場を通ったのは事故の1時間前。列車の中で母は、あまりの突風に「脱線したらどこから逃げるの?窓もないし」と父に話しかけていたそうです。
私もあのいなほで数日後、帰る予定でした。

寒い冬、事故のない年末年始を祈ります。
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Merry Christmas!

2005-12-25 | Weblog
昨日今日は晴れてよかったですね。日本人て(と、ひとくくりしてすみません)本当に、お祭り、イベントが好きです。民族大移動みたいな状況が街のあちらこちらで…。民族大移動といえば、さらに辛いのが年末年始。田舎への帰省は嬉しいながらも、行き帰りが憂鬱です。慌ただしい年末を乗りきって、すっきりゆっくり新年を迎えたいものです。
でも、クリスマスって、歳の瀬も押し迫り、自分の価値観と幸せ度を確認させられるイベントのような気がします。皆さんは自分は幸せだなぁ、って暖かい気持ちになれましたか。
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寒い…

2005-12-19 | Weblog
今日は寒い。
雪景色も、冷たい北風も木枯らしも大好きなのだが、四季を感じさせる風情のない東京の寒さはいただけない。
雪の代わりにイルミネーションが季節を知らせ、待合室のストーブがやけにありがたかったあの感覚は、例えば駆け込んだ電車の座席シートの足元か。

故郷酒田は例年にない大雪で一面銀世界らしい。
小さい頃は、吹雪の中を登校隊を組んで泣きながら学校に通ったものだ。
村外れには吹きだまりができて、自分たちの背よりも高く積もった雪の道を、降りて村へと滑りこんだ。最近は温暖化の影響か、大雪と言ってもそこまで降ることはなかった。

ああ、天空から降りて着地したばかりのふわふわの雪はおいしかった…。囲炉裏や煙突付きのストーブは、独特のにおいがあったなあ…懐かしい、などと年寄りくさいことを考えていたら、ふと思いだした。
昨日の子どもたち!

ランチタイムに「先生、サイン書いて~!」「あたしも~!」集まってきたのはいいが、
「先生、何歳?」
にこにこ気をよくしている私は仏の笑みで「何歳に見える?」
すると間髪入れず「40歳!」
マジかい!
「…本当?先生、ショック…」(T_T)
「え~!じゃあ、38!」「36!」「35!」
ううう、君たちはなんて素直なんだ…
「…まじでそう見える?」(- -)
さすがに気を使ったのか
「あ、20歳!?」「20歳に見える~」
…君たちはいい子だ…

子どもは風の子。罪がなくて、屈託なくて、元気なのがよろしい。
昨日の公演終了後、降り積もった真っ白な雪にはしゃいでいた子どもたちの姿を思い出す。
自分も、いつまでも風の子、のつもりだが…こう寒さが堪えるのは歳のせいか。

空を見れば、オリオン座が頭上に輝いている。今夜は月と星がとてもきれい。
乾燥した寒い夜の特権。
東京の冬も、まあ、捨てたもんじゃないか。
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無声映画上映会1+9人のかわいい弁士たち

2005-12-18 | 活弁
今日は、可児市文化創造センター虹のホールで、公演本番。

目が覚めると、うっすら積もった雪の白が青空に映えている。
大雪という天気予報だったけど、いい天気じゃん♪と思ったのは甘かった…。
昼ごろから降り始めた雪はやむことなく、公演が終わってみたら一面真っ白。

そんな悪天候にも負けず、虹のホールはホットな空間となりました。
3人ずつのチームごとにやり方をまかせ、それぞれのチームごとに漫画映画「一寸法師ちび助物語」「桃太郎」を上演。3チーム9人のチビッコ弁士たちは、今日の本番に備え、昨日の自分たちの台本に手を加え、練習して本番に臨みました。

映像を何度も見ながら、登場人物のセリフを考える。
自分の言葉を探す。
わからない字幕はわかる言葉に直してみる。
登場人物ごとに喋り方、声の出し方を工夫してみる。
元気に思いきりよく声を出す。
映像とタイミングを合わせる。
チームの仲間と間を取り合う。
所によっては声を合わせる。

自主性、積極性、創造性、表現力、チームワーク。活動弁士の体験をし、チームごとに一つの作品を語り切ることで、そういうものが少しなりとも培われます。
子ども達は飲み込みも早いし、みんな工夫を凝らし、そして何より楽しく元気に語ってくれました。達成感のにじんだ子どもたちの顔、ステージから見るお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃんたちのえびす顔。会場の観客もスタッフも感心する出来ばえで、にわかセンセイ冥利に尽きる公演でした。

後半は、「チビッコギャング」の一遍と「ロイドの巨人征服」を私の活弁で。
最前列のチビッコたちの大きな笑い声が聞こえます。
終わった後、詰め掛けた子ども達が、興奮しながら「楽しかった~!」「笑った~!」「先生、ほんとにあれ一人で一時間全部しゃべってた?」「いい経験した」「またやりたい!」

私自身も本当に嬉しい経験をしましたし、子ども達にとっても、活弁の楽しさと同時に何か自信のようなものが残ってくれればいいなと思っています。
あ~あ、みんな可愛かったなあ…

でも、東京も寒い!風邪ひかないようにしないとね
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子どもたちのワークショップ

2005-12-17 | 活弁
終了。小学3年~中学1年までの子どもたちが3グループに分かれ、漫画映画「一寸法師ちび助物語」「桃太郎」に活弁をつけました。私の台本をもとに、それぞれのアイディアを入れた台本を作成。最初は心配しましたが、みんな持ち味を生かしなかなか楽しいアニメ活弁が仕上がりました。リレー形式活弁チームと、声色掛合い活弁チームがあります。本番は明日、可児市文化創造センターで午後1時から。午前中にリハです。さあ、あとは、元気にやれたら大成功。楽しいステージになるでしょう。明日の可児、大雪…でも観に来て下さいね。

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岐阜県可児市

2005-12-16 | 活弁
に来ています。今年で3年目になる可児市文化創造センターでの活弁上映会。今年は初の試みで、子供たちの弁士になろう体験教室も開催。明日一日ワークショップをやって、明後日は私と一緒に数人の子ども弁士たちが舞台に上がります。
はてさてどうなることやら。明日の子どもたちとの顔合わせが楽しみです。

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小津の命日、誕生日

2005-12-12 | 活弁
今日は名匠小津安二郎の誕生日であり、命日である。
小津監督は芸術院賞、文部大臣賞等、数々の賞に輝き、いつの時代にもすたれず感激できる作品をたくさん世に出して、60歳の誕生日に亡くなった。

「年をとって初めて小津作品の良さがわかった」という声をよく聞くが、彼の作品は、観る年令で随分印象が違う。
彼の作品自体も、初期の頃と中期、晩年、彼の年令とともに大きく変化している。
視点も、価値観も、映像のテンポも。
その作品世界は、彼と共に、成長し、円熟し、ある意味老いていく。
自分と同じ世代の登場人物を中心にその日常と心情を描いているから、おそらく、監督がその作品を撮った年令と、年令が近くなるほど、鑑賞者は共感できるようになるのだと思う。
当時、彼の代表作として有名な晩年の作品群に最も共感し、支持し、高い評価を与えたのは、特に監督と同年代以上の映画人達だったのではないだろうか。

後期の小津作品ももちろんいいし、私の感じ方ももっと変わっていくだろうと思うが、まだ今の私は、晩年の作品より、彼の若い頃の、才気煥発でテンポのいい無声時代の名作の方が好きである(小津は無声映画で昭和7~9年にかけ、3年連続キネマ旬報第1位を得ていて、当時の大衆ウケは今一つだったというものの、現在も見ごたえのある感動作を幾つも残している)。
昨日の箕面の朗読会に、たまたま「昔、小津監督の無声映画作品を松田春翠さんの活弁付きで見ました。とても面白かったあの時の印象が残っています」という男性参加者がいらした。
私も、作品の中に監督のこころが蘇り、観た人に残るような語りができたらと思う。

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大阪箕面「橋本亭」朗読講座

2005-12-11 | 映画・芸術・エンターテインメント
大阪府箕面市での、朗読会講師。会場は瀧道沿いにある「橋本亭」。元は明治時代の旅館で、現在は1階が喫茶、2階の広間がイベントスペースになっている。90年以上前の建物にもかかわらず、箕面川に面した側面は、ほぼ全面硝子張りのモダンな造り。昔の摺り硝子から、中の明かりがもれるのも、外の紅葉やせせらぎが硝子越しに少し歪んで見えるのも、風情があってとても美しい。本当に素敵なところでした。

今日は、箕面の赤穂義士萱野三平の話「西国街道を駆け抜けた萱野三平」など箕面にまつわるお話を3つ、あとは「うば捨て山」「八百比丘尼」など全国に伝わる伝説、昔話を、方言を交えて語らせていただきました。
今回の主催は、箕面の声楽研修会。事務局ピアニストの加藤泉さんが即興で音楽をつけて下さいました。

箕面では、伝統文化活性化協会事業として、定期的に子どもたちと一緒に箕面の民話語りや、わらべうたつくり、手づくり篠笛演奏などを行っています。今日も、大人と子どもが交じってお茶を飲みながら、お話を聞くという会で、私自身も楽しいひとときを過ごさせて頂きました。

「八百比丘尼」は、主に福井県の若狭(小浜町)に伝わる伝説で、人魚の肉を食べて八百年生きた尼の話ですが、彼女が最後に入ったといわれるお洞が今も空印寺に残っています。
今日は、「そのお洞の隣の小学校に通っていたんです」という女性がいらして、昔、そこで肝試しをした思い出なども語って下さいました。
私の故郷酒田の民話も語りましたが、たまたまだんなさまの転勤で4年酒田に滞在したという女性もいらして、庄内弁をとても懐かしがり、楽しんで下さいました。
いろんなところで、いろんな縁があるものです。

瀧道沿いを登っていくと、古来からの修験道の寺院があります。そこまでの山道(参道)には、渓谷があり、紅葉や竹や多くの木々が彩りを添え、ぽつぽつと昭和初期くらいの古い割烹旅館が残っています。
日が暮れてくると、高い絶壁に繁る木々がただの影となり、その上に高々と月が照る。
山々の溝を歩く気持ちよさ。

来年3月には、子ども達の民話と音楽の催しに、また参加させていただきます。
皆さんも機会があったら一度箕面へどうぞ。。。
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今日は番宣 NHKドラマ「クライマーズ・ハイ」

2005-12-09 | 映画・芸術・エンターテインメント
今日は一つ、番宣を。

NHK時代の先輩が制作に携わったドラマが、前後編で放送されます。前編が明日10日(土)午後7時30分から。後編が、翌週17日(土)の同時間から。いずれも75分。

ドラマ「クライマーズ・ハイ」(原作:横山秀夫)
出演:佐藤浩市、赤井英和、岸部一徳、岸本加世子、杉浦直樹ほか。
テーマは「ジャーナリズムとは何か?!」超硬派な内容だそうです。

先輩曰く、「制作に携われて本当に良かった!と思う自信作」。
けっこう辛口でキレ者の彼が言うのですから、とてもいいドラマと確信しています。

今年、NHKはいろんな問題がありました。それを自らに問いかけ、反省と心意気を込めて仕上げたドラマだと思います。
ぜひぜひ、ご覧下さい。

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ALWAYS 三丁目の夕日

2005-12-08 | 映画・芸術・エンターテインメント
ようやく観ました! 
最初にポスターを観たときから、これは観ようと思っていたのに、ずいぶん遅くなりました。
私はあまり人の映画評は気にしませんが、この映画の評判がいいことは知っていました。

いや~、よかった。本当に、いい映画でした。映画館へ行くまで、体調不良で眠くて、途中で眠るパターンだなと思っていましたが、最初から最後まで笑ったり泣いたり、眠るどころではありませんでした。久々の邦画大ヒット!
これは絶対に観て下さい。ほのぼのと、笑えて、泣けます。

どのエピソードも、ちょっと前に、体験したような気がする、みんなの記憶のどこかにあるもの。
そのうち、登場人物全員が、ご近所さんのような気がしてきます。
昭和33年、日本は、戦後復興の中、明るくたくましく、生命力に溢れていました。
どなりあい、ぶつかりあいながらも、近所の人々は、決して他人ではありえない、人情で繋がっていました。

昭和33年の風景、佇まいの再現は見事。
もちろん、役者もみんなイキイキとその人物を生きていてとても魅力的です。

この作品には、私自身が今活弁公演をやっている昭和初期の小津作品、寅次郎作品などに非常に共通するスピリットを感じます。寅次郎の底抜けの明るさとナンセンスさがあり、小津のユーモアと優しさがある(こどもたちのかけ合いなど、こどもの描き方の巧さも)。
家族(中流の)を中心としたコミュニティの中で起こる日常の出来事を描き共感を呼ぶ。昔の松竹路線とも言える、笑いと涙のホームドラマ。
それが最新技術によって、パワーアップして帰ってきた!という印象でした。

ハイテクの世界をハイテク技術で描き、人間を恐怖と不信に追い詰めながら最先端をイッていると悦に入っているような無味乾燥な作品が増える中で、
ローテクの世界、時代、その時代のこころを、一番いい形で蘇らせるために、ハイテクの技術を駆使し、成功した作品です。
最先端の技術は、それ自体が素晴らしいのではなく、それを使って何を創り出すかが大切。
創り出されたものが価値あるものでなければ、いくら技術が高度であろうと、意味がない。

この作品は、大事なものがたくさん詰まった宝箱。久々にDVDを買おうと思いました。
全ての世代の人に観てほしい作品です。
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「蚊の最期」5分間のショートフィルム。

2005-12-07 | Weblog
電車の中で、面白いものを見た。まるで5分間のショートフィルム(見せるなら1分かな)。

隣に座った若い男が眠っている。
ふと見ると、膝の上にのせた彼の右手を一匹の蚊が狙っている。
電車が某駅に停車すると、蚊は彼の指のつけねに着地、おいしそうに血を吸い始めた。
私の目は彼の手をクローズアップしたまま釘付けに。
男は気付かない。蚊はそこから動かない。いつまで吸い続けるんだ、こいつ。
ひたすら血を吸い続け、蚊は次の駅までたっぷりとごちそうをいただくことに成功。
こうやって私たちは夏の暑い夜、蚊のヤツに喰われているわけだ。
しかし、人込みの電車の中で眠っている男を狙うとはなかなかやるもんだ…。

電車が動き出すとまもなく目を覚ました男が、指のつけねを掻く。
…なんだよ…痒いなあ…みるみるそこが赤くふくらんでくる。
と、その時。
あれだけ吸って吸い足りなかったのか、酒の入った養分過多の男の血がやみつきになったか、
蚊の奴、男の右手の同じ場所に戻ってきた。
…こいつか、原因は!男は、右手に近寄った蚊を左手でぴしゃり!
強欲でばかな蚊の、あっけない最期だった。

そこで終点の駅に到着。
さーっと人のいなくなった電車に、蚊の死骸が一匹、誰に気付かれる事もない塵と化しておりました。

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