鳥海山は初冠雪。
明日の講演の前に、鶴岡の友人のガラス工房へ立ち寄り、可愛いペンダントを購入(もれなく姪っ子つき)
そして、なぜか羽黒の日が暮れた田んぼで、稲刈り体験。
無農薬米を栽培する㈱出羽庄内特産で、
最新型巨大コンバインに乗って。(動画)
稲刈り終わった田んぼのなんとも言えないいい香り‼️
出羽庄内特産のシャリを使った鶴岡の八方寿司、とても美味しかったです。
統廃合となった母校鳥海小学校で「活弁っておもしろい」講演と実演。
子どもたち、目を輝かせ大いに盛り上がって聞いてくれました。
私の通った鳥海中学校の校舎が現在小学校となっていて、毎日部活動にも励んだ懐かしい体育館!
中学校時代の担任池田浩先生もいらして下さり、いろんな感激がありました。
朝の鳥海山も夕方の鳥海山も美しく、あまりの空気の美味しさに、肌寒い田んぼ道にしばらく佇んで感動しておりました。
11月3日(祝)に、今年も小津安二郎ゆかりの茅ヶ崎館で公演することになりました。
『浮草物語』(昭和9年 小津安二郎監督)活弁、お食事付きの会で、宿泊プランもございます。
コロナ対策で、60畳の広間に20名限定とのこと、お早めにご予約くださいませ。
海も近く、お庭もとても素敵!
松竹脚本部もご贔屓で、多くの監督、俳優たちに愛されてきた歴史ある日本旅館です。
私もずいぶん前に、小津の部屋に宿泊しましたが、感慨深いものがありました。
とても楽しみです✨
板橋区氷川図書館でバリアフリー古典文学と称して「源氏物語~若紫の生涯」を朗読させて頂きました。
3月の予定がコロナ禍で6月になり、さらに10月になったもので、3月の段階で満員でしたので、今日は半分ずつお客様を入れて2回公演となりました。
『源氏物語』は不朽の名作ですね。
何度か朗読をさせて頂いていますが、
今回は紫の上の生涯を追い、台本を作りながら、様々な訳本や解説本を読み、さらにはまってしまいました。
(大和和紀の『あさきゆめみし』は、脚色も含め秀逸!愛蔵してます)
おそらく男性で「源氏物語」が好きな方は少ないのでしょう。
お客様の9割が、2回めの公演に到っては全員が女性でした。
紫式部は、男女の恋模様、人の機敏、権力や身分に左右される多くの人生の悲喜こもごもを、それは的確に、大胆に、そして細やかに描いています。
強く、美しく、はかなく、それぞれの運命に生きる女性がそれぞれに魅力的ですが、
中でも、源氏に、おそらく読者にも、
一際愛されるのが、紫の上です。
今日はリハーサルを含め3回通して語りましたが、楽しかった…
今日思ったのは、私は、自分で声にして読みながら、一番、物語の世界やその文体、自分が選択して再構成した文章などを楽しんでいるのだということ。
だから、「楽しかったわ。またぜひ!」と言われると、本当にほっとします。
置いて頂いていた私の著書も早速借りて頂きました✨
今日の生花コサージュは、紫のトルコキキョウと、可愛い実をつけている紫式部😊
お客様も「知ってるわ」と反応して下さいました。
またどこかで語れたらなと思っております。