akikoの「活動」徒然記

活動弁士佐々木亜希子の身の周りの出来事やふと感じたこと

指宿公演

2008-09-28 | 活弁
27日(土)、鹿児島県指宿市で【学生(子ども)映画祭実行委員会presents無声映画上映会】を開催いただきました。
12月に行われる第二回学生(子ども)映画祭のプレイベントとして、第一部で第一回映画祭のこどもたちの入選作品を上映。第二部で無声映画上映会、第三部で鹿児島大学の学生たちの映像作品を上映という丸一日のプログラム。

無声映画上映会では『明け行く空』『ドタバタ撮影所』『月世界旅行』を活弁上演、年輩の方々とともに、こどもたち学生たちにも観ていただくことができました。『明け行く空』は昨年の新潟での上映をご覧下さった市長の希望で上演となったのですが、昭和初期の情景や人間模様がやはり同世代の方々の琴線に触れたようで会場のあちらこちらからすすり泣きが聞こえました。こうした機会でもなければなかなかご覧いただけない隠れた良作ですので、とても嬉しくありがたい公演でした。喜劇で笑ってくれていた子どもたち、今後の表現活動のヒントになったらと思います。

鹿児島は只今「篤姫」に沸いておりまして、会場のなのはな館もちょうど篤姫展の真っ最中、にぎやかでありました。慌ただしいスケジュールながらも、少し涼しくなった南薩の空気、景色、新しくできた薩摩伝承館、砂むし温泉などを満喫し帰途につきました。
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佐藤真監督回顧特集上映

2008-09-26 | 映画・芸術・エンターテインメント
アテネフランセでの佐藤真監督回顧特集上映、伺えてよかったです。
『虹のかけ橋ー台所と農業をつなぐ地域自立への長い挑戦』と『日本NGOとバナナ村の10年』。

ちょうど『虹のかけ橋』が撮影された1997年は私もNHK山形にいて、長井市のレインボープランは注目の的で取材したこともありました。竹田さんにもお世話になった記憶が蘇り、懐かしい作品でした。
来月、長井公演に行ってきますが、十数年ぶりの長井市です。

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おくりびと

2008-09-23 | 映画・芸術・エンターテインメント
第32回モントリオール世界映画祭グランプリ受賞作品おくりびと観ました。素晴らしかったです!
この映画、故郷、酒田でロケが行われています。NKエージェントは、日和山公園そばの旧割烹小幡。映画館港座や希望ホールでのオーケストラ演奏、鳥海山と庄内平野。鶴岡の鶴乃湯も懐かしかった…。見慣れた風景がたくさん出てきて、作品内容も大満足、映像風景にも大満足でした。
会場からも笑いが起こり、やがてすすり泣きが聞こえ…。笑えて泣ける、心に残るエンターテインメント作品です。必見です。
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第二回活弁ワークショップ公演

2008-09-21 | 活弁
さあ、一年間の成果を披露いただく「第二回活弁ワークショップ公演~活弁人声会フェスティバル」当日!ちょっとしたハプニングはいろいろとありつつも、とても楽しく終えることができました。朝のセッティングから、本番、打ち上げまで、参加者の皆さん本当にお疲れ様でした。ご覧下さった皆さん、本当にありがとうございました。お客様を交えた打ち上げもとてもにぎやかに盛り上がりました。

毎月大阪から通ってくれている人もいます。弱視ながら成田から通い、台本を虫眼鏡で見ながら語られる方もいます。出演者は皆それぞれのオリジナリティが前面に出た素敵な語りを作ってきましたし私にしてみれば自分の一公演よりこの公演には何倍も時間がかかっておりますので、もっともっと多くの方にご覧いただかなくてはならなかったのにという思いもありますが、出演者が皆、いいパフォーマンスをし、やりきった充実感でいい顔をしていたことが何よりでした。

一つの作品を二度、三度、別の弁士の語りで聴く、という経験はそうしょっちゅうできるものではありません。最後までお付き合い下さり、楽しかったとにこにこ帰って下さったお客様たちの姿にも、また次への活力を頂きました。
本当にまるで親バカですが、全員出演の声色掛け合い説明もとてもいい出来でした。息も合い、一人では語れない立体感のある「ロイドの浮気者」でした。

私も最後に一興『弥次喜多岡崎の猫騒動』を語らせていただきました。最初、無声のまま作品を観たときは、バカバカしさに唖然とし鼻で笑ってしまったのですが、こういうものこそ活弁で観て楽しむべき作品だと改めて実感。台本を作り語ってみれば非常に愉快な作品でありました。

今回何より嬉しかったのは、参加者の皆さんが、心から活弁を楽しみ、活弁の楽しさ、このワークショップの楽しさをそれぞれ自分の言葉でお客様に語りかけてくれた事です。
私はちょっとだけ多く活弁の公演体験をさせて頂いているので、その間に気づいた事を伝えながら、各人の発見や創造、表現の開花を見守っているだけなのですが、実は私自身がここで育てられているのだということをひしひしと感じました。

10月からまた、第4回活弁ワークショップスタートです。気軽にどうぞ。
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明日のリハ

2008-09-20 | 活弁
明日の活弁ワークショップ公演のリハーサル、最終確認をしました。
出演者は私を含め8人。明日は活弁の面白さを出演者にもお客さんにも、普段の私の公演とは一味違った形で味わっていただきたいと思います。

私は、大都映画の『弥次喜多 岡崎の猫騒動』(昭和12)を上演します。
ご存じ弥次郎兵衛、喜多八コンビが、東海道の宿場岡崎で巻き起こす化け猫珍騒動…。作品のバカバカしさに、活弁が拍車をかけます…

今夜のCX土曜プレミアム「戦場のなでしこ隊」は、やはり泣けました。
ドラマとドキュメンタリーをうまく組み合わせた構成でリアりティが増して、若い世代にも伝わりやすかったですね。ドラマとしてドキュメンタリーとしての出来や住み分け以上に、伝えたいことが伝えたい層に効果的に伝わることが大事ですものね
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金沢こども映画館

2008-09-15 | 活弁
カナザワ映画祭2008開催中の本日、金沢21世紀美術館で昨年に続き2回目となる「こども映画館<<活弁>>しよう!!」を催していただき、子どもたちと父兄の皆さんに『ロイドの巨人征服』『一寸法師』を観ていただきました。

『一寸法師』で子どもたちも活弁に挑戦。30分ほどでしたが、グループに分かれてみんな一生懸命考えて発表しました。『ロイドの巨人征服』も、よ~く笑って擬音などをつけながら、にぎやかに観てくれました。
活弁挑戦でうまくいった子もうまくできなかった子も、みんな「面白かった」と感想を寄せてくれ、私にとってもとても楽しい公演でした。
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横浜霧笛楼第6回活弁シネマライブ

2008-09-07 | 活弁
横浜元町霧笛楼での「第6回季節のコース料理と佐々木亜希子の活弁シネマライブ」
霧笛楼公演は6回目になりますが、今回初のコメディ。ピアニスト清水友美 さんとの共演で、チャップリンの『移民』とバスター・キートンの『セブンチャンス』の二本立て。お子さん連れでいらして下さった方々もおり、皆さんに笑って御覧いただけてうれしかったです。
いつもいらして下さる皆様、会場とおいしいお食事を提供下さる霧笛楼の皆様に心より感謝申し上げます。
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ふれ愛まつりだ、芝地区!~地球と平和にありがとう

2008-09-06 | 映画・芸術・エンターテインメント
港区の芝公園での【第3回ふれ愛まつりだ、芝地区!~地球と平和にありがとう】の司会を務めさせていただきました。今年のテーマは「地球環境」と「平和」。昨年同様、コンサート電源の100%をソーラーエネルギーで賄う日本に一台しかないソーラーステージでの開催。

9:30からの第一部は、地区の方々のふれ愛コンサート。幼稚園児から80歳代の長寿会まで、地域の14グループが出演。お笑いユニット「パードゥ」と一緒の司会で、終始にぎやかなステージとなりました。また、ゲストに高木美保さんを迎え、農業とタレント業との両立の中で自然についての想いを語っていただきました。

16:55からの第二部「ジ・アース&ピースコンサート」は、ゲストにアフリカン・スヌヘルコムの皆さん、白井貴子さん、杉田二郎さんらをお迎えし、非常に盛り上がりました。
それぞれのライブの後、広島市長、長崎市長、星野村市長からの平和メッセージをアーティストたちが読み上げ、最後は地元グリーングリーンピース合唱団の皆さんと参加アーティストの皆さんが、キャンドルアートの中で杉田二郎さんのヒット曲「戦争を知らない子どもたち」を熱唱。

朝市、夕市、ゲーム、パネル展示、模擬店等盛り沢山。港区芝地区総合支所主催のお祭りなのですが、まるで港区全体のイベントのように盛大で、一日中、子ども連れの多くの方々が楽しんでおりました。

ゲストの方々からいいお話も聞くことができました。心配された御天気にも恵まれ、幸いでした。これからも、東京タワーを抱く都心港区から、「地球環境」と「平和」への想いと行動が発信されていきますよう。

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『特集上映・佐藤真回顧』

2008-09-05 | 映画・芸術・エンターテインメント
『阿賀に生きる』など優れたドキュメンタリー映画を世に送り出し、昨年9月4日に亡くなった佐藤真監督。1周忌にあたって企画された回顧上映が明日から始まります。彼をプロデューサーとしてサポートしてきたシグロの山上徹二郎氏は、作品を見る彼の眼を信用しいつも彼の意見を求めていたといいます。先週『絵の中の僕の村』副音声収録後に東陽一監督や山上さんと飲みながら土本典昭さんや小川紳介さんらドキュメンタリー監督たちの話で盛り上がったのですが、東監督が「でも、やっぱり一番亡くなられて惜しいのは佐藤真だね」とぽつり。佐藤監督を大事にしていた山上さんも同じ思いでした。
スクリーンでまとめて見るチャンスは、これからも多くはないだろうとのこと。時間があったら足をお運び頂きたいと思います。

◆ユーロスペース(渋谷)にて、連日21:00より
http://www.eurospace.co.jp/detail.html?no=163
 *9月 6日(土)『無辜なる海』
 *9月 7日(日)『阿賀に生きる』
 *9月 8日(月)『まひるのほし』
 *9月 9日(火)『SELF AND OTHERS』
 *9月10日(水)『花子』+佐藤真監督追悼番組(山本草介トークあり)
 *9月11日(木)『阿賀の記憶』(矢田部吉彦トークあり)
 *9月12日(金)特別上映『アラン』1934ロバート・フラハティ監督

◆アテネ・フランセ文化センター(御茶ノ水)にて
http://www.athenee.net/culturalcenter/program/satomakoto/satomakoto.html
 *9月16日(火)
  18:30~『阿賀の記憶』    
 *9月17日(水)
  18:30~『写真で読む東京』
      講演「写真で読む佐藤真」飯沢耕太郎(写真評論家)
 *9月18日(木)
  18:30~『狐火伝説の町・津川』、『新潟県の歴史』
      『市場最大の作戦』、『星の文人野尻抱影』
 *9月19日(金)
  18:00~『SELF AND OTHERS』
  19:00~20:30シンポジウム:
      出席:たむらまさき(撮影)、菊池信之(録音)、秦岳志(編集)
      司会:鈴木一誌(映画批評家/グラフィックデザイナー)
 *9月20日(土)
  13:30~特別上映『送還日記』キム・ドンウォン監督作品
  16:30~『水俣病 ビデオQ&A』
      『中東レポート アラブの人々から見た自衛隊イラク派兵』
      講演「同時代作家としての佐藤真」キム・ドンウォン(映画監督)
 *9月24日(水)
  18:00~『虹のかけ橋―台所と農業をつなぐ地域自立への長い挑戦』
      『日本NGOとバナナ村の10年』
      講演「ドキュメンタリー映画史の中の佐藤真」
      藤原敏史(映画監督)
 *9月25日(木)
  18:30~『阿賀に生きる』
      講演「『映画を純化する映画』について語る
      ―『Self and Others』をめぐって―」東陽一(映画監督)   
 *9月26日(金)
  17:00~『エドワード・サイード Out of Place』
      『Out of Place(番外編)』     
 *9月27日(土)
  14:00~『我家の出産日記』(予定)、『保育園の日曜日』
      『女神さまからの手紙』
  16:00~『エドワード・サイードOUT OF PLACE』
      講演「論理性は映画と如何にかかわってくるのか
     (佐藤真『OUT OF PLACE』をみて)」羽仁進(映画監督)
 *9月29日(月)
  18:30~『表現という快楽』
      特別講演「佐藤真とドキュメンタリー映画の現代」
      ドミニク・パイーニ(映画批評家)
 *9月30日(火)
  18:30~『阿賀の記憶』
      講演「佐藤真論―記憶と記録をめぐって」諏訪敦彦(映画監督)

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7日のリハ

2008-09-04 | 活弁
ピアニストの清水友美さんと、7日の公演のリハーサル。
『チャップリンの移民』は、キーボードで素朴な音色を選んで演奏して下さり、
『キートンのセブンチャンス』はピアノで豪華に演出して下さっていました。
楽しい共演になると思います。お楽しみに。
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9月のイベント

2008-09-03 | 活弁
9月6日(土)港区【第3回ふれ愛まつりだ、芝地区!~地球と平和にありがとう】司会を務めます。今日はスタッフ顔合わせ&打ち合わせに行って参りました。
芝公園でのフェスティバルですので、入場フリーです。第一部は、地区の方々のふれ愛コンサート。高木美保さんのエコライフトークもあります。お笑いユニット「パードゥ」と一緒に司会を務めます。
第二部の「ジ・アース&ピースコンサート」は、ゲストに白井貴子さん、杉田二郎さんらをお迎えし、キャンドルアートの中でゆっくり音楽を楽しんでいただきます。ステージは、昨年同様、ソーラーステージです。少雨決行。ご家族で芝公園に遊びにいらして下さい。

◆9月6日(土)港区【第3回ふれ愛まつりだ、芝地区!~地球と平和にありがとう】司会
■会場 港区立芝公園(小雨決行)
■入場無料
■一部 9:30~15:00 地域ふれ愛コンサート            
            地域ふれ愛マーケット
     スペシャルゲスト11:20~ 高木美保さんトーク

 二部 16:55~19:00  ジ・アース&ピースコンサート
     ゲスト 白井貴子さん、杉田二郎さん他
     17:00 港区平和青年団による「港区平和宣言」
     17:05 アフリカン・スヌヘルコム LIVE
17:35 白井貴子 LIVE
     18:05 杉田二郎 LIVE
     18:35 広島市長、長崎市長、星野村市長平和メッセージ
     18:45 芝地区の合唱団&ゲスト合唱
 *朝市、夕市、ゲーム、パネル展示、模擬店等盛り沢山。
 *18:35からピースキャンドルアートがコンサートを幻想的に演出します
■主催 港区芝地区総合支所

◆9月7日(日)は、横浜霧笛楼「第6回季節のコース料理と佐々木亜希子の活弁シネマライブ」です。
演目はバスター・キートンの『セブンチャンス』とチャップリンの『移民』。ピアニスト清水友美 さんとの共演です。
14:00 活弁上映 16:00から季節のフランス料理 をお楽しみいただきます。
会場 横浜元町仏蘭西料亭 霧笛楼
料金 8000円(料理・ワンドリンク付)
問合せ・申し込み 霧笛楼 0456812926 
若干お席があるそうです。季節の料理もとてもおいしいですよ!笑っていただいて、おしゃべりしながらお食事をお楽しみ下さい。

◆9月15日(祝)カナザワ映画祭2008こども映画館 活弁
『ロイドの巨人征服』『一寸法師ちび助物語』
会場 金沢21世紀美術館シアター21
開演 10:00

◆9月21日(日)第2回活弁ワークショップ発表公演 

◆9月27日(土)【鹿児島県指宿市活弁上映会】「学生(子ども)映画祭INいぶすき」
演目『明け行く空』『ドタバタ撮影所』『月世界旅行』
開演 16:30 終演予定18:00
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