野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

シリンダーヘッドカバーガスケットの交換

2019-03-04 06:28:59 | その他
トヨタウィッシュH18年式、走行距離10万+キロ。
エンジンシリンダーヘッドカバー合面からのオイルにじみ(漏れに近い。ボンネットを開けてもオイル漏れは見えず、車検等で車をリフターで上げて、エンジン後方から見るとオイル漏れが分る)対策の為、ヘッドカバーガスケットを交換しに、車を購入したネッツトヨタに出かけた。交換部品はヘッドカバーガスケットとヘッドカバーシールワッシャ2点で、合わせ面の清掃脱脂、チェーントンネル部分にシールパッキンブラックを塗布した後、新しいガスケット(ゴム製)を取りつけたシリンダヘツドカバー(ヘッドカバー合わせ面の凹み部にゴム製のガスケットを組み込む)をシリンダーヘッドに取り付け終了する。

オイル漏れの履歴を書いてみると、
● H28年、約8万キロで車を点検した際、オイルパン部にオイルにじみを見つけた。トヨタのメカニックに症状を確認すると、OK範囲とのことだったので、そのままとした。
● H29年の車検時、オイルパン外部、エンジンケース部にオイル付着アリ。オイル漏れに効果あるからとエンジンオイル漏れ止め剤を注入。この時点まではエンジンオイル量はさしたる減少はない。
● H31年の車検時、エンジンオイル量がかなり減少していたので、トヨタに相談すると、ヘッドカバー合わせ面からオイル滲み(漏れに近い)ありでヘッドガスケットの交換要との事。部品を発注し、4週間後、ガスケットを交換することとなった。

ガスケット交換作業をじっと見ていたが、ガスケット(ゴム製)の亀裂等の破れは全くなく、触った感じは硬化しているようだが、完全に硬化はしていない。感触で言うと、この程度のゴム硬化でシール性が全く無くなっていると思えないが、ヘッドカバーを明けると後方シール面に漏れの痕跡あり。ヘッド面とカバー面を脱脂洗浄して新品のガスケット類に交換、外した部品を再組して作業は終了し、作業時間1時間弱。工賃や部品代は妥当と思えるが、シールパッキンブラック(液体パッキン)が結構高かった。
 
 

で、ウィッシュエンジンのシリンダーヘッドカバー合わせ面からのオイル漏れの発生頻度をメカニックに聞くと、良く発生するらしい。
本当かと、ウイッシュのヘッドカバー合わせ面のオイル漏れをネットで調べると、結構な事例がある。シリンダーヘッドカバー合わせ面からのオイル漏れはウイッシュ固有の不具合かと更に検索すると、トヨタに限らず(別の修理屋に聞くと、トヨタの不具合は少ないらしい)どのメーカ―のエンジンでも発生しており、メーカー毎の修理時間、修理費用等がネット上にあるぐらいだ。四輪のエンジンは生産台数も半端なく多く、不具合件数の把握も実績があるはずと思っていたので、リコールに繋がりかねないエンジンからオイル漏れなど一般的には発生しないと一方的に信じていたが、トヨタのメカニックから「シリンダーヘッドカバーの合わせ面からのオイル漏れ事例はよくある」と聞いて、正直ビックリした。定期的にエンジンオイル残量を確認していたからいいもの、これが車検毎だったら警告灯が付いてびっくりとなる。ちなみにガスケット交換後のエンジンの調子は何故だか好調で良く回る(今迄より下からの喰いつきが滑らかになった)。

*オイル漏れ以外のウィッシュの不具合:
 ① ステアリングジョイント部オイルにじみ→バンド新品交換
 ② 車体スタビライザーロッドシール破損 →ロッド両サイドAssy交換

  
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