野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

驚いた! パリ 女子やり投げ、金

2024-08-12 06:04:41 | その他
今の時期、新聞やテレビはパリオリンピックの報道が多く、我々も大半の時間をパリを見て過ごしている。今日(11日)の産経新聞には「日本の金メダル数、豪と3位タイ18個で「銅メダル圏内」に パリ五輪第16日終了時点」と言うのがあった。産経は「パリ五輪の競技終了まであと1日となった第16日の10日、日本は前日に続いてメダルラッシュに沸き、金メダル数は2個増えて計18個となった。この結果、10日終了時点で、金メダル数の国・地域別で豪州と並び3位タイに浮上。開催国フランスを2個上回り、韓国には5個差をつけた。メダル総数は6個増えて43個となり、オーストラリアの50個に次ぐ6位を維持した」と書いているが、 なにせ主催国フランスの金獲得数16個より多いのだからびっくりものだ。

日本の金獲得種目の中でもっともびっくりしたのは、やり投げの北口選手。予選も難なく通過し、決勝は日本時間夜2時半ごろ放送とあったのでLIVEは見れなかったが、翌日のパソコンを立上げて”いの一番 ”に見たのは女子やり投げの結果で、優勝の文字だった。そこには「パリ五輪第16日の10日、陸上女子やり投げ決勝で北口榛花(JAL)が65メートル80で優勝し、マラソン以外では日本女子初となる陸上の金メダルを獲得した」とあった。世界の強豪が世界一を競う1投目で、65メートル80の記録。この記録以降、だれも65mラインの超える選手はいなかった。
  
世界の最強豪が争う競技では、これまでマラソンなどは世界の強豪と戦えても、体力的に劣る日本女子がオリンピックのパワー競技で金を取れるとは考えもしなかった。だから、筋力隆々とした海外女子選手を一投目からギャフンと言わしめて勝った北口選手には心底驚いた。陸上競技で、知っている範囲ではマラソンの高橋尚子選手の金メダルがあったものの、陸上の本流であるパワー競技そのものを代表する「やり投げ」で筋力とか瞬発力において劣る日本人が通用するとは思いもしなかった。柔道、レスリングやボクシングのような重量別に勝負しているわけでもない、無差別級の戦は体力やパワーが勝負に大きく影響すると思われる、その無差別級の戦いである「やり投げ」で日本人女子が金メダルとは本当に恐れ入った。まさにアメリカMLBの大谷選手と比べても、互角以上の評価ではないだろうか。恐れ入りました。

その金メダル勝者「北口選手の一問一答産経新聞)」
コメント
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