野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

大相撲 春場所も終盤、2024

2024-03-22 06:00:06 | スポーツ
大相撲春場所12日目、幕尻尊富士が豊昇龍 に負け全勝は途絶えたものの、2敗の5枚目大の里も琴ノ若に負けたので依然トップを維持。相撲が終わっても明日の取組が報道されていないので審判部 も悩んでいるのだろう。順当であれば明日の相手は貴景勝だが、今日(21日)の相撲をみても気迫が全くないので、残り3番の相手を考えると、2勝先行の尊富士の優勝が近い。

春場所11日目、新入幕の尊富士が2敗の新大関琴ノ若を寄り切って勝った。
テレビ観戦している範囲では、大関陣の中では一番安定感がある琴ノ若に何もさせずに簡単に押し出した。立会が勝負だといろんな相撲評論家がコメントしていたので注意してみた。立ち合いは互角に見えたが、そのあとの相撲のスピードが全く違う。あれあれと言う間に琴ノ若は尊富士に押しだされた。尊富士の相撲は大関陣が相手でも何も変わることなく、立ち合い鋭く当たり相手の出方次第に体を寄せそのままの勢いで押し出したり寄り切ったりする。しかし、どの相手も何もできないところをみると、相当なスピードで動いているんだと思う。破竹の11連勝で、あの大鵬の記録と並んだ。すごい記録だと思う。 一方の若手の星、大の里は貴景勝を土俵外まで吹っ飛ばして単独2敗死守した。今の貴景勝の実力から言えば、当然と言えば当然の結果だと思う。今場所に勢いは、若手の尊富士と大の里が一歩も二歩も抜きんでて強い

その若手の雄、二人の力士が対決した。
今場所優勝の行方を左右する相撲が、10日目 、勝ちっ放しの尊富士と1敗の大の里が対戦した。勝負はすぐに決し、大の里の立ち後のミスで尊富士が勝ち、10戦全勝となった。仮にではあるが、尊富士が優勝でもすれば110年ぶりの新入幕Vへ大前進したと幾つか新聞は報道している。立合い、大の里は右胸から当たる形でいったが、尊富士の方が低い。立会いは互角に見えたが、尊富士の次の攻めが早い。勢いに押された大の里は右に回って上手に手を掛けると腰が伸び一瞬引いたように見えた。尊富士は左ヒザがグラっときたが、体を大の里に預けるような態勢になり、大の里が右からの上手投げをかけたところに尊富士は大の里の懐に入ると素早い動きで押し出した。尊富士の鋭く、そして速い動きが一瞬、伸びきった大の里を押しだした尊富士の勝負勘が素晴らしかった。NHKの放送では勝負が速くついたので頭に残った残像を確認すべく、同じNHKの動画を何度も見て確認してみた。新聞記事は相撲エリートと叩き上げ力士の戦いと書いているが、大の里は急ぎすぎて勝負をさせてもらえなかったように見えた。
  

コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 杏の花が咲き始める、2024 | トップ | 大相撲春場所 優勝は幕内17... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

スポーツ」カテゴリの最新記事