野々池周辺散策

野々池貯水池周辺をウォーキングしながら気がついた事や思い出した事柄をメモします。

日曜日、朝早くからTV,パソコンでスポーツ観戦

2024-04-22 06:29:34 | スポーツ
今日(21日)は朝から小雨模様が続いている。
★ NHKBSが朝5時からMLBのドジャース戦を放送するので、起きてすぐ(とは言っても6時過ぎだが)チェンネルを合わせた。ドジャースが負けている。大谷選手は四球、四球、二塁打と続いて6回の裏、一死満塁の好機に打順が回ってきたので大いに期待するも、三振。見ている傍から、一緒にテレビ観戦していた女房が「大谷はこんな時に打てないんだ」と、ちゃちゃを入れた通りになった。結局、ドジャースは6:4で負けて三連敗。外野席に空席が目立ったので調べると、それでも観客動員数は45,000人を超えている。 MLBの試合は会場が綺麗なこともあるが、試合そのものも飽きがこず、ぼーっとして観戦するのもまた楽しい。 
      
★ その間、パソコンを起動し、見たのは二輪のル・マン24時間耐久レース。このニュースもFBにしばしば登場し、しかも日本人が関係しているチームもあって、ライブタイミングを流し続けた。試合そのものはブリヂストンのモータースポーツニュースに詳しく報道されているのを参考にした。ブリジストンの記事を読んでいると、耐久レースで重要部品項目である、各チームが使用するタイヤだが、圧倒的にダンロップが多く、日本の8耐では使用率の高いブリジストンやイタリヤのピレリユーザーは少ない。開催されているサーキットはフランスの有名な「ブガッティ・サーキット」。翌日の午後3時ゴールの24時間耐久レースが始まった。

毎年思うのだが、24時間耐久レースは非常に長い。この辛抱強さはフランス人に受け入れられる特殊・特有のレースで、モータースポーツの盛んなアメリカで普及するとは思えない。世界耐久選手権の一環として日本の鈴鹿8時間があるが、日本で開催されると耐久レースとしては8時間が限度ではなかろうか。 とにかく24時間は長い。夜間走行中、メインスタンドにいる観客は皆無で24時間、レースを見続ける観客などなにか目的が無ければ無理。その間、ホテルに帰ってひと眠りするか、あるいは近くに設置したテントや車に帰ってワインを飲んで大騒ぎするかであろう。フランスとその周辺の一部の国にでしか支持されない24時間耐久レースは、通常のスプリントレースと異なり、MotoGPやWSBのトップライダーが出場する事は少ない。それもあって、スプリントレースやその延長上にある鈴鹿8耐を重視してきた二輪メーカーにとって、24時間耐久レースへの本格参戦は躊躇するかもしれない。ただ、このような耐久レースを媒体にして、祭りとして観客が楽しむ、あるいは社交として楽しむと言うのは確かにフランスにはある。

フランス人は、耐久レースの様な、ライダーにとって辛抱さが要求される競争に興味を示す民族のようだ。ボルドーの24時間もそうだったし、オフロードの耐久レースとして有名なモトクロスのLe Touquetレースなどはその典型だが、フランス人はその楽しみ方を知っている。例えば、ボルドー24時間耐久レース観戦について、以前、このブログ(2011-08-04、「鈴鹿8耐」)でも取り上げたことがあるが、その一節から抜粋すると、 「鈴鹿8耐はFIM世界耐久選手権の一レースだった事もあり、フランスのボルドー24時間耐久レースも観戦する機会を得た。ボルドー24時間と鈴鹿8時間は、耐久時間においては相当の開きがあるが、耐久レースと称せど、そのレース内容は根本的に異なっていた。どちらがより難しいレースかとの単純な評価はかなり困難だが、実際のレースを戦った担当として言えば、鈴鹿8耐の方が遥かに神経を酷使するレースであった事に間違いない。ボルドー24時間は、その耐久時間の長さから戦い方は8時間と根本的に異なり、例えエンジンに不具合が発生したとしてもエンジンを交換して走れば良いのだ。それでも入賞あるいは三位以内に入れるかもしれない。鈴鹿8耐は一秒の遅れを喫したらまず勝てない。まさに神経戦だ。一秒の失敗が勝敗を分ける。でも、なぜ、ボルドーの耐久レースが伝統的に観客を惹きつけ面白さが継続しているのに、8耐は観客動員数は減少し面白くなくなるのだろう。鈴鹿8耐の方が、よりセンシティブでハラハラドキドキする玄人受けする極めて面白いレースなのに。・・・(略)欧米のレースは、観客がレースと触れ合う事、選手と触れ合う事を心底楽しんでいるように思える。知識が無くても単純明快に分かるレース、観客に対する最大限のファンサービス、みんなが楽しめる雰囲気づくり、そしてレースを主催する街。全てのベクトルが観客中心に向いていると感じた。ボルドー24時間中、レースを見ている観客は少なく、レース展開などそっちのけで飲み食いドンチャン騒ぎの家族も多数いる。ゴミはアチコチに散乱し、夜はワインを飲んで大騒ぎする。歴史的なレースイベントの高貴なイメージとは大きく異なる光景がそこにはある。レースを知らなくても楽しめる雰囲気作り、ドンチャン騒ぎする人も寛容に受け入れる街がある。もっとビックリするのが、サーキットまでの途中、道路近くの木々や電柱に巻き付けられた分厚いマットの存在だ。何のために設置してあるんだろう。」

また、海岸の砂場での耐久レース「 Le Touquet ビーチレース」も実地観戦したことがあるが、競争しているライダーやチームは一生懸命なんだろうけど、見ている当方にはハラハラドキドキ感の昂奮が全く伝わってこない。ただただ多くのマシンが砂浜をのたうち回って走行しているだけ。この風景が3時間以上も繰り返される。ロードレースのボルドー24時間耐久レースを観戦する機会があったが、底にあるマインドは一緒だと感じた。ライダーはただただひたすら走る。観客はレースを楽しむより仲間内でワイン飲みながらワイワイと会話を楽しみながら時にはレースを見る。その雰囲気はボルドー24時間耐久もLe Touqueのビーチレースも一緒。一回見れば、十分だと思うけど、パソコンをつけっぱなして、ちょっと小腹がすいたときなどに、どのチームがどこを走っているかとライブタイミング観戦するのも、また楽しい。

★ と書きながら、午前11時過ぎ、全日本モトクロス選手権第3戦が熊本のホンダ工場内に設定されているコースで開催されていたので、パソコン観戦した。この熊本のコースは阿蘇山の火山灰が蓄積した路面なので、雨のレースではライダー泣かせのコースとなる。ヒート1、ポイントリーダーのヤマハJ.Wilson選手は2度転倒し3位。優勝は、一度のミスもなかったホンダの大倉選手で、2位はホンダの横山選手。横山選手はホールショットから後半までトップ走行していたが、後半ミスし2位。それでも小柄な横山選手がレースを組み立てて走りえたレース展開は見事だった。その主戦場を日本に戻した横山選手の活躍もあり、今年の全日本選手権のパソコン観戦は面白く楽しみでもある。ねちこい泥まみれのコースでは大型な外人選手が優位と思ってみていたが、結果は逆だった。それにしても、体力的には外人と変わらない日本人メーカー契約選手のラップタイムがトップから6秒前後の差ではとても勝てない。そして小雨続くヒート2、ミスせず安定走行のホンダ横山選手が優勝。雨でぬかるんだレースは何が起こりかわからんが、結果的にミスすることなしに走り切った横山選手の勝ち。

★ プロ野球阪神:中日第3戦
阪神・岡田監督「1週間前がウソみたい」の説明にあるように阪神15得点で5連勝の昨日(20日)から開けて今日21日、雨のため2時開始が2時50分ごろに延期された。
終始雨は止まず、甲子園のグランド面をイニングごとに修正しながら試合は継続された。六回の裏、阪神佐藤選手の3ランホームランで先制。その後七回の中日の攻撃の後、降雨コールドで試合は終わった阪神3:0中日で、勝ち投手は地元小中学出身の才木投手の2勝目、阪神6連勝で今季初めて首位に立った。
 
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