一昨日、珍しい蝶が庭に飛んできた。アゲハ蝶とは図柄が異なり、飛び方もフワリフワリと言った感じで羽を動かし,時には羽ばたきを止めたりする。近づいても逃げようともせず、フジバカマの花の回りを飛び交っている。図鑑で調べると珍しい蝶で、日本の蝶の中で唯一渡りをする蝶だと書いてあった。名前はアサギマダラ。蝶が渡鳥のように季節によって南、北、また南に戻る習性があるそうだ。大阪を拠点とする「アサギマダラを調べる会」では、蝶の羽にマーキング(マジックインクで書く)して飛来する状況をしらべているそうで、これまでの最大距離は直線距離にして2246Kmも飛んできたという記録もあった。フジバカマが好物のようで、ネットに出てくる殆どの写真はフジバカマに止まって蜜を吸うアサギマダラだ。庭のフジバカマに何度も止まっては蜜を吸い、そのあたりを一周するとまた舞い戻る。あまり人を恐れないので捕まえようと思ったが、壊れそうで止めた。確かに、今年のフジバカマは良く咲き、近づくと淡い芳香が漂うが、まさかこんな珍しい蝶にお目にかかれるとは思いもしなかった。さてさて、これから何処へ旅するのか。
(参考)
1.ネット記事にあったアサギマダラのマーキング方法
2.「海を渡る蝶、アサギマダラ・・ナショナルジオクラシック」
(参考)
1.ネット記事にあったアサギマダラのマーキング方法
2.「海を渡る蝶、アサギマダラ・・ナショナルジオクラシック」