股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

1年後に、なぜ?

2012-03-26 01:34:05 | 人工関節のこと
今日は福岡施術最終日です。
福岡にも松本深圧院があるといいなと思っています。
明日は福岡市内を歩いてみます。
関係ないけど、時間があればN800系新幹線に乗ってみたいと思う。






患者さんからよく聞く話があります。

「友達の友達の話なんだけど、人工関節手術をして1年間はすごく調子よかったんだって、でも最近調子悪くて歩けないみたいなんです。」


この話は、私が診させていただいている患者さんのことではなく、必ずと言っていいほど“友達の友達”の話なのです。

ですから、私が患者さんから「人工関節直後は調子よかったけど、最近は調子悪いんです。」と直接聞いたわけではありません。


私が診させていただいている患者さんで人工関節の手術を受けられている方は、手術前から診させていただいている方が多く、比較的手術後は順調です。


人工関節手術後10年以上、20年以上経過されている方もいらっしゃいます。


なぜでしょう?
なぜ、人工関節直後は調子よくても、1年後、3年後、5年後に調子悪くなる方がいるのでしょう?


この答えはレントゲン写真の中には無い確率が高いでしょう。



患者さんの歴史を考えると簡単に答えが出てくるかもしれません。



人工関節手術前には、痛みが強かったために手術に踏み切る方が多いでしょう。
長い間、痛みと戦ってきて、筋肉がかなり硬く疲労がたまり、やせ細った状態の方が多いでしょう。
病院では筋肉をほぐしてくれないし、「脚をかばいなさい。」って言われてますからね。


このような方が人工関節手術を受けると、関節包内の痛みが取れますので、急に動きやすくなります。
今まで十分に体重をかけてこなかった脚に、急に体重をかけるようになるのです。



確かに、痛みを感じる元の関節包を取り除いたりして関節包の痛みがなくなるから手術直後は調子よく動けます。
しかし、レントゲンには写らない筋肉にはたまったもんではありません。


手術前に、長期にわたり硬く、疲労困憊となったままの筋肉にさらに疲労がたまっていくことでしょう。
それも急激に。

そんなことはレントゲンに写りませんので、病院では「レントゲン上は順調ですね。」と言われるのですが、なんだか徐々に違和感が出やすくなるでしょう。


この筋肉内の疲労が限界に達するとき、急に痛みが出て、歩くのに支障が出始めることがあるのです。



もちろん、人工股関節が入ると、関節包の痛みがかなり少なくなりますので、筋肉も徐々に柔らかくなっていく方もいます。


患者さん一人ひとりで、筋肉の状態の歴史が異なりますのでまったく痛みが出てこない方もいると思います。

しかし、確実にいらっしゃるのです。
1年後、3年後や5年後に筋肉の痛みが出てくる方が。


この場合、痛みを取ろうとして筋トレを行うと、さらに痛みが悪化する方がいます。


さらに筋肉を疲れさせて、筋肉の硬さを悪化させる可能性があるからです。




人工関節手術後で、最近何となく不調を感じる方は、次のことを試みてください。

1、筋トレを一切やめて、筋肉を休ませ疲労を取る。
2、脚を温めてあげる。
3、筋肉をほぐして、筋肉を柔らかくする。


温泉にでも出かけて、あちこちめぐるのではく、温泉宿でゆっくりくつろぐのも良いですね。
そしてマッサージを受ける。
マッサージが怖い場合は、時間のある時に自分で筋肉をほぐしてあげる。
らっこちゃん(楽股ちゃん)を旅のお供に出きれば最高!



1~3によって、血流を改善させて自然治癒力を向上させようではありませんか!



人工関節手術を受けたのに最近不調だと感じている方にも改善の方法はあります!
元気を出して1~3をトライしてみてください!





やりたいんだよな~、温泉地での集中治療。







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変形性股関節症を怖がらないでね