股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

腰はどこですか?

2012-03-22 09:54:25 | 診療のこと
福岡県筑紫野市・二日市温泉ホテルアイビー筑紫野406号室にいます。
26日夜までかんづめです。




なんでもご相談ください!







「皆さんの腰はどこですか?」


今日はそんな記事です。


この記事は、治療者側にとっても患者側にとっても、非常に重要な事ですが、特に治療者側にとって重要な事です。



ためしてガッテンにも出てきたけど、股関節が悪い時には腰にも痛みが出ることがあります。
しかし、その“腰”とはどこを指すのでしょうか?


私が診させていただいている患者さんでも、「腰が痛い。」という方は多いです。


しかし、私が「具体的に痛いところを指さしてください。」と患者さんに言ったあと、患者さんが指さすポイントを触診すると・・・な・な・な・な・なんと! 
そこは腰ではないことが多いのです!


びっくりでしょ?



本当は腰の痛みではないのに、患者さんに「腰が痛い。」と言われたら⇒「じゃ、腰のレントゲン撮ってきてください。」となり⇒「腰に異常はありません。」となるかも知れませんね。


しっかりと治療者側が確認しないと、患者さんも先生も“痛いのは腰”で納得したまま診療は続けられることでしょう。


腰とは・・・ここです!

 「だから、なに?」





腰とは・・・ここです!
腰まわりとお尻の絵です。↓


通常、腰と言うと赤の部分を言います。



私は赤+青を腰と考えています。
は仙骨です。
仙骨には腰からの筋肉がくっついているからです。

はお尻(HIP)、つまり股関節(HIP JOINT)に関連した部位です。


患者さんが、上の絵の赤を指させば腰痛、青を指させば腰痛、緑を指させば股関節痛と考えます。

と緑は非常に近い場所ですが、治療法は全く異なってきます。


患者さんが「腰が痛い。」と言うときに、意外と多くの方が緑の部位を指さすのです。



この場合、触診では“股関節痛”と判断しますので、レントゲンを撮るなら股関節も一緒に撮った方がいいと思うのです。





皆さんの対処法としては、「腰が痛い。」とは言わずに、「ここが痛い。」と言って指さすのが良いでしょう。

あとは、診察をしてくれる先生の力量です。
目で見て触診をしてくれる先生は、ちゃんと原因を見抜いてくれることでしょう。


膝が痛いときも同様です。
痛い部位を指さした方が良いです。
痛いのは膝の外側なのか、内側なのか、お皿の上なのか、お皿の下なのかで治療プログラムが異なるからです。




皆さんが痛い所はどこですか?
指さしてみてくださいね。








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  筋肉の病気が引き起こすさまざまな症状 P116~  
  








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変形性股関節症を怖がらないでね