股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

RAOのTFL

2012-03-05 12:01:40 | 自骨手術のこと

皆さんの股関節痛の原因となっている病気には様々な種類があります。
これも個人差のひとつです。

日本人に多い寛骨臼蓋形成不全に対する一つの手術法にRAO(アール・エイ・オー、一般的にはラオと呼ばれています。otational cetabular steotomy)があります。


RAOを受けられている方々に、最もトラブルを起こしやすい筋肉は大腿筋膜張筋(ensor asciae atae)です。


症状のひどい方は、熱感を感じるほど炎症が強く出ます。
このような時は、痛みが強くてほとんど歩けないので、時には冷すことも必要になるほどです。

中には大腿筋膜張筋(TFL)が委縮している方もいます。


RAOの手術法は、先生によっても異なりますが、手術時の切開の場所と関連があるように感じています。

それほど症状が強くない方がほとんどですが、上前腸骨棘(じょうぜんちょうこつきょ nterior uperior liac pine)の下や後方に痛みを感じる方が多いです。

上前腸骨棘(ASIS)の下には、多くの筋肉が集まりますので、ここに痛みを感じる方は手術をしていない方々にも多いです。

皆さんのへそから、左右に手を動かしていくと左右で骨盤の出っ張りを感じますが、そこがASISです。
ここは股関節ではありませんよ。
この部位を指さして「股関節が痛い。」とおっしゃる方は多いですが、下の図の赤い丸がASISです。



自分のASISをチェックして、その下をほぐしてみてください。
そこには、TFLもあります。


TFLのイメージを下に載せますので、しっかりと頭の中に描いてケアしてくださいね。

●大腿筋膜張筋を正面から見たところです。
ももの上の外側です。
(赤丸はASIS、青矢印がTFL)



●大腿筋膜張筋を横から見たところです。
ASISに外側にありますね。
(赤丸はASIS、青矢印がTFL)







関西の方、お待ちしています!
松本深圧院新大阪のホームページです!

北陸方面、東海方面の方、お待ちしています!
名古屋・早川先生のホームページ

もちろん、銀座でも皆様を待ちしています!
銀座店のホームページです!






変形性股関節症を怖がらないでね