股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

Aさん

2011-11-18 00:35:34 | 人工関節のこと
札幌です。
5年前の冬は道路横断時に2回転びそうになりました。
今は転ぶことなく凍った道路を見事に歩けるようになりました。
私も大人になりました・・・エヘッ。

皆さんも転倒には気をつけて下さいね!





Aさんは65歳です。

2007年に左人工関節の手術を受けられました。
手術前から股関節周りを中心に筋肉をほぐしていたのもあり、術後の経過は順調でした。

非常に慎重な方で、転倒には気をつけていました。

ところが、2011年2月、40cm高の縁側で洗濯物を干していて左足を踏み外し、左側に落下転倒しました。
地面には左側から転倒して大転子を強打されました。


大転子とは、ももの外側上方にある出っ張った骨です。
そこには筋肉がいっぱいくっつくために、しっかりとした骨となっています。

下図の赤丸部が大転子です。



転倒時は、下図の矢印方向からの強い力が加わったものと思われます。





本人は、確実に人工股関節が損傷されたと思ったようでした。




結果的には、左人工股関節の損傷はなく、大転子部の骨折が判明しました。
特に手術の必要はなく、3ヶ月後に無事退院されました。

現在は、痛み無く転倒時前より綺麗に歩けるようになっています。



大転子は石のようなイメージがあります。
その骨が折れる(私のイメージは“割れる”です)くらいの強い外力が加わったにもかかわらず、人工股関節は全く損傷がありませんでした。



人工股関節手術後に、転倒する方を多く見てきました。
以前書きました“関節覚”の影響もあるのかもしれません。(私はその影響はほとんどないと思っています。)

しかし、転倒によって人工股関節が損傷された方を見たことはありません。




人工股関節は、皆さんが思っている以上に強固だと思うのです。

自信を持っていただきたいと思うのです。




札幌は寒いなぁと思うのです。





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変形性股関節症を怖がらないでね