股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

お決まりの言葉のウソ?8

2009-07-04 02:04:01 | トレーニングのこと
『脚をかばいなさい。』


その方は6年前に右股関節が痛くなりました。

病院に行くと、『骨がボロボロにならないうちに手術した方がいい。』と言われました。

手術を受けようかと悩んでいるうちに、痛みは徐々に改善してきました。
しかし、以前言われた『骨がボロボロにならないうちに…』という言葉が頭から離れず、別の先生の元で右足の手術を受けようと決心しました。

ところが、その先生は『調子が良さそうだから、様子をみたら。』と言ったそうです。

ところが、その半年後から、反対の左足が痛くなり、様々な治療を受けるも、だんだんと痛みは強くなっていきました。

そんな時ある雑誌に、警察病院の亡き加藤先生の記事を目にしました。

そこには次のように書かれていました。。

『変形性股関節症による痛みは3年くらいで落ち着く人もいます。』

その方は、右足の経験もあったため、その言葉を信じました。

しかし、痛みは強くなるばかりでした。

そして2006年末に雑誌『安心』を見て私のもとを訪れました。

初回の施術のあと、左足に体重をかけようとしても、全く体重がかけられませんでした。

初回の施術後に、患側(悪い方の足)に体重が全くかけられない方は初めての経験でした。

その後、患側に体重をかけること(患側荷重法)を中心とした施術が2年間続くことになるのです。

つづく


変形形性股関節症を怖がらないでね