「脚をかばいなさい。」
その方は2007年3月に初めて銀サロに来られました。
とにかく、痛い方の脚(左脚)にほとんど体重がかけられない状態でした。
原因は左股関節外側と殿部の痛みと、左脚の筋力低下でした。
銀サロを出ると、片方にスワニーのウォーキングバッグを持ち、片方で壁につかまってエレベータに向かっていました。
自力では通えないため、ご主人が仕事が終わってから自動車で送り迎えをしてくれました。
その為、毎回午後8時以降の開始となり、終わると午後9時半くらいになりました。
自宅でのトレーニングとして指導したことは、左側に体重をかけることのみでした。
そんな施術が月2回、1年間続いた2008年3月に、左足での片足立ちが右膝を左脚につければどうにかできるようになり、自転車に乗れるようになりました。
歩行はスワニーのバッグのみで安定し、杖歩行の可能性が出てきました。
その年の春、ご主人が単身赴任となったため、ひとりで電車に乗って通わなくてはならなくなったんですが、どうにかひとりで通えるまでになりました。
自宅でのトレーニング指導は、相変わらず左脚に体重をかけることのみでした。
2008年秋、殿部の痛みはなくなり、左足のみで立てるようになりました。
また、今年の春頃から、股関節外側の痛みはほとんどなくなってきました。
そして現在、屋内は杖なしで綺麗に歩けるようになりました。
銀座駅から銀サロまで歩いて来れるようになっています。
まだ、スワニーのバッグを使っていますが、T字杖歩行はかなりスピードが上がって来ました。
現在は月1回通っています。
元々痛かった右足の痛みはありません。
左脚もほとんど痛みはありません。
この2年間、よく頑張られたと思います。
時間はかかりましたが、ゆっくりゆっくり改善してきました。
この2年間、指導したことは“左脚に体重をかけること”のみでした。
今後は杖歩行へと進め、うまくいけば杖も外せる可能性が出てきています。
歩行量が増えてきているので、筋力も順調につくことでしょう。
あとは、本人に“歩行への自信”がつくというか“歩行に不安が無くなる”と杖なし歩行も可能だと考えています。
“股関節痛は3年くらいで落ち着くこともあります。”
という加藤先生の言葉を信じて、ひたすら左に体重をかけるトレーニングを積んできたこの2年間。
大きな山は乗り越えたと感じる。
もしも、「脚をかばいなさい」で過ごしてきたら、骨も筋肉も強くならなかったことは確実である!
変形形性股関節症を怖がらないでね
その方は2007年3月に初めて銀サロに来られました。
とにかく、痛い方の脚(左脚)にほとんど体重がかけられない状態でした。
原因は左股関節外側と殿部の痛みと、左脚の筋力低下でした。
銀サロを出ると、片方にスワニーのウォーキングバッグを持ち、片方で壁につかまってエレベータに向かっていました。
自力では通えないため、ご主人が仕事が終わってから自動車で送り迎えをしてくれました。
その為、毎回午後8時以降の開始となり、終わると午後9時半くらいになりました。
自宅でのトレーニングとして指導したことは、左側に体重をかけることのみでした。
そんな施術が月2回、1年間続いた2008年3月に、左足での片足立ちが右膝を左脚につければどうにかできるようになり、自転車に乗れるようになりました。
歩行はスワニーのバッグのみで安定し、杖歩行の可能性が出てきました。
その年の春、ご主人が単身赴任となったため、ひとりで電車に乗って通わなくてはならなくなったんですが、どうにかひとりで通えるまでになりました。
自宅でのトレーニング指導は、相変わらず左脚に体重をかけることのみでした。
2008年秋、殿部の痛みはなくなり、左足のみで立てるようになりました。
また、今年の春頃から、股関節外側の痛みはほとんどなくなってきました。
そして現在、屋内は杖なしで綺麗に歩けるようになりました。
銀座駅から銀サロまで歩いて来れるようになっています。
まだ、スワニーのバッグを使っていますが、T字杖歩行はかなりスピードが上がって来ました。
現在は月1回通っています。
元々痛かった右足の痛みはありません。
左脚もほとんど痛みはありません。
この2年間、よく頑張られたと思います。
時間はかかりましたが、ゆっくりゆっくり改善してきました。
この2年間、指導したことは“左脚に体重をかけること”のみでした。
今後は杖歩行へと進め、うまくいけば杖も外せる可能性が出てきています。
歩行量が増えてきているので、筋力も順調につくことでしょう。
あとは、本人に“歩行への自信”がつくというか“歩行に不安が無くなる”と杖なし歩行も可能だと考えています。
“股関節痛は3年くらいで落ち着くこともあります。”
という加藤先生の言葉を信じて、ひたすら左に体重をかけるトレーニングを積んできたこの2年間。
大きな山は乗り越えたと感じる。
もしも、「脚をかばいなさい」で過ごしてきたら、骨も筋肉も強くならなかったことは確実である!
変形形性股関節症を怖がらないでね