股関節痛は怖くない!~変形性股関節症の新しい考え方

変形性股関節症の常識には間違いが多く、怖さを抱えている人が多い。
常識の間違いを理解して人生を楽しみましょう!

『ゆるんだね、良かったね』 4

2007-08-17 00:43:38 | 股関節の基礎
『ゆるんだね、良かったね』

関節がゆるむと、軟骨軟化症が治療され、軟骨のすり減りが抑えられるんです。

それと同時に、股関節の隙間に関節液が多く流れ込みます。
関節液には、軟骨の再生に必要な栄養と酸素が含まれているんでしたね。

グルコサミンとコンドロイチンは、最終的には関節液内に含まれ軟骨再生に貢献すると考えられています。
うさぎを使った実験では、グルコサミンとコンドロイチンを多く与えたうさぎは明らかに軟骨の再生力が上がっています。

つまり、関節がゆるむと軟骨軟化症が治療予防できるだけではなく、軟骨の再生力は確実に向上します。
その時には、グルコサミンやコンドロイチンといったサプリメントも有効と考えています。

逆に言うと、“関節がしまっている”状態では、股関節への関節液の流れ込みが少ないので、サプリメントの効果もほとんどないのではないかと考えています。

サプリメントも理論的に取りたいものです。



変形性股関節症を怖がらないでね