くらげほのぼの日和

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山陰祭り三昧の旅④

2009年05月28日 21時53分15秒 |  -旅で漂う
二日目の朝の予定は、「ホーランエンヤ」

ホーランエンヤとは、12年に一度、約100隻の船が大橋川と意宇川を舞台に繰り広げる、豪華絢爛大船行列なお祭りです。
大阪の天神祭り、宮島の管絃祭、と並び、古くから日本三大船神事の一つとしてあげられています。

ただし、12年に一度なわけです。12年ですよ。12年。人生のなかでそうそう何度もみれないかもしれない貴重なお祭りです。
だって、12年ってば、オリンピックでさえ3回やるわけですからね。すごい・・・・

そんなお祭りをなんで知ったかというと、たまたまやったわけですが、12年に一度とかいわれると見なあかんでしょ。
しかも場所近く、日程もビンゴ。これをいかずとして何にいく?そんなかんじだったわけです。

というわけで朝の8時半に現地に到着。確かに混んでましたが、まぁぜんぜん許容範囲。
でも船が実際動き出すのは9時半から。それまでよさげな場所(橋の上)で待機。
途中、両親といれかわり、河岸のほうもいくわけですが、ぜんぜん近くまでよれてほんとよかったです。

事前の下調べで、ネットで書き込みしたときに、「すっごい混んでる」っていわれたので覚悟してたんですが、もうぜんぜんOKです。
わたしのなかでは、天神祭り、下手したらPLくらい?とか勝手に思ってましたが、うーんどれくらいかなぁ。
なくなったけど、海遊館の花火よりも混んでないし・・・・大阪の祭りや混み具合とは比較できないくらいゆるかったです。
同様に、砂像フェスタも航空ショーもそういわれてましたがぜんぜんOKっすよ。これくらい。
わたしのなかでは、ヘタしたら駐車場まで2時間とかそれくらいのこと考えてましたもん。
あ、昔G1の競馬場につれていってもらったことがありましたが、あれよりも混んでませんでした・・・・。
田舎最高♪馬鹿にしてるわけではなく、なんかほっとしました。
わたしの覚悟よりすいてたとはいえ、きっとこのあたりの普段からいったら混んでないんだと思います。
かといってしょっぼいお祭りではないんですよ。天神祭りよりもわたしは、このお祭りのほうがいいと思うし。
これ以上混んでほしくはないけど、お勧めのお祭りです。
・・・・といっても次は12年後ですが・・・・・

歴史も古く、「ホーランエンヤ」は360年の歴史を有す松江城山稲荷神社式年神幸祭の通称ということです。
水の都松江が誇る全国最大級の船祭りであり、9日間にわたって執り行われます。
神幸祭の見所は、「渡御祭」と「中日祭」と「還御祭」。
わたしが行ったのは、「還御祭」なのですが、特に渡御祭と還御祭では、五大地と呼ばれる地域の人々が色とりどりに装飾した櫂伝馬船に乗り組み、松江市指定無形民俗文化財「櫂伝馬踊り」を勇壮に披露します。
「櫂伝馬踊り」ってどういうのかイメージを伝えると、歌舞伎みたいに派手なメイクをして派手に仰け反ったり見得をきったりするかんじです。
ちょっとうまく説明できていないかもしれないですけど、そして正確な説明でないかんじはしますが、そういうかんじです。
だから衣装も派手で大きいのでかなり見ごたえがあります。
父も、「大阪の天神祭りよりいい」っていってましたし、わたしもそう思います。

待っている間も、地域の人々もテンションあがっててほほえましい。
そりゃそうですよね、12年ぶりのお祭りなんだもん。
だからなのか、結構親切にいろいろなポーズをとってくれたり、みんなとの写真も応えてくれてましたよ。
そういう素人くささが残っているところが、いい対応の顕れになっていてよかったです。

ほんとう素敵なお祭りでした。

雨もかろうじて持ってましたが、わたしたちが立ち去った丁度あとくらいから雨が。
布団みたいな衣装とかまとってたのに、大丈夫かなぁ・・・・・
12年に一度しかないんだから、天候にめぐまれないとちょっとかわいそうですね。
このあと、船団たちは、松江のほうにむかうらしいですが、あのあと雨やんだのかなぁ・・・・・


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