くらげほのぼの日和

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今回の地震備忘録①

2011年03月18日 21時40分21秒 | ●世間のざわめき
一斉に鳴り響いていた電話が急に止まって、あれ?と思った途端
17階のフロアはゆれだしました。
耐震設計になっているからこそ余計にゆれてたんだけど、
ゆーらゆら。
震度3くらい?震源地どこ?
そうおもって「地震速報」を検索したけどアクセスいっぱいすぎて
わからず。そのままgoogleの検索結果を表示してたらtwitterの
つぶやきが流れていた。わたしはその情報で発生当初の情報を入手した。
twitterこういうときすごいな。

そのころわたしが思っていたのは、これ南海地震やったらどうしよ…
南海地震がこの30年以内にくる可能性は、わたしたちが一生のなかで
交通事故にあう確率より高い。
南海地震だったらどうする?とりあえずそれを判断できるよう見極めと
そうだったら、階下に降りるのはやめよう。
もしかしたら週末だけど泊まりかな。そんな風に思った。
最悪歩いてかえるん?家まで6時間以上かかるけど…
この時間帯からはいやだな…やっぱそうなったら泊まりかな。
そう思った地震発生当初でした。






結局普通に帰れて、視覚で被害を感じて、そのあとは
みんながすごしたのと同じような時間をすごしたなかで
今回おもったこと。

情報を入手できるツールは複数あったほうがいい(バッテリーの予備も)
一日職場に泊まって、翌日も交通網が回復していなくても
家まで帰れるような準備は飲み物、簡易食、靴も含めて
職場に用意しておいたほうがいいということ。

普段から、外出・旅行時に災害にあったときにどういう行動ができるかを
考えながら生活をしておいたほうがいいこと。

そんなことを改めて考えました。
家の非常袋さえ中途半端だけどこういうときだからこそ
今後に備えてちゃんと予防しよう。

今回、関西には被害なかったから、関西ががんばればいいと思うけど
連続してこのまま関西でも発生したらたぶん国内からの助けは
なかなか見込めない。




「情報拡散」について。
こういう言葉がはやったのも今回の特徴。
わたしは、mixiやtwitterで情報拡散をしていることは別に悪いこと
ではないと思う。
立場や被災距離、状況によってやるべきこととやってはいけないことが
紙一重な情報も流れてたけど、
情報を受け取る側が自分から情報を入手しなければ入ってこないツール
での情報拡散は、受け取り側が情報を精査すればよい話なので
善意の氾濫でもいいと思う。

ただ、メールでの「情報拡散」は、メールという特徴上、
勝手にはいってくる情報だから、いくら善意とはいえ
善意のチェーンメールはただの迷惑メールだからやめたほうがいいと
思う。
ただ、メールを転送したくらいだけで、何かいいことをしてあげた
気になるのはどうかと思う。むしろ余計なことをしている。

だけど、こういうことも阪神淡路のときよりも使えるツールが
広がった分、今回のことでみんなが学習していけばいいと思う。






おなじく、そのころにはあまりなじみのなかった「ボランティア」
今回は当たり前のように浸透している。
その分、血気だってボランティアへいこうという人もいるけど、
その反面、「いまあなたになにができるの?」という問いかけが
生まれている。

もうすこししたらわたしたち一般市民にでもできることはでてくるかも
しれないけど、医療関係者でも重機が扱えるわけでもない一般の
人にとっては、あそこまでの惨事のなかできることはないと思う。
自分の分の宿泊の確保、食料の確保はできている?
ボランティア難民にならないくらいの準備ができているなら行けばいいけど
そうでないなら邪魔なだけ。

それほどの気持ちがあるなら、こっちの安全なところで休みの日も
バイトでもなんでもしてそのお金をすべて義援金にしたほうが
よっぽどのボランティア。

あとは、今だけでない継続的な献血。血は生ものだから、いまだけ
集まっても仕方ない。

ほかには、むこうの産業が回復してきたら、むこうのものを買って
あげること。わたしたちが今できることはこれくらい。

関西のほうの節電のことや、ほかにも大丈夫な地域でできることが
あるならそのときにメディアが声をかけてくれたらいい。

あとは、関西のほうで今は完全機能できていない関東の分まで
働こう。カバーしよう。そのほうがきっと早く復興できる。




とある国が「日本が復興することを祈ります」っていってたことが
わたしには不思議。そんなこといわれなくても復興するから。
当たり前やん。

いろいろ亡くされた方にとっては、時間がたっても癒えないことだと
思うけど、日本としてはすぐ復興します。させます。
関西、西日本がんばります。
東京もすぐ復帰します。だから東北も(物質的には)すぐ復興します。




今回、外国のメディアが驚いたことが下記のようなことだったらしい。
・震度9もあったのに地震では倒壊した建物少なかったこと
・あれだけ大変だったのに暴動がおきていないこと、パニックが少ないこと
  (↑アメリカとかだったら発砲おきてそう…)
・炊き出しの配布や公衆電話、タクシー待ち等の秩序だった列
・帰宅難民の秩序だった列
・駅の階段で一夜を明かしている人が、邪魔にならないように
 真ん中をあけて端のほうで体を休めていたこと。

首都圏のファミレスで地震がおきて一旦は外にとびだした人たちが
ゆれが収まってすぐ店に戻りお会計を済ませてから帰ったという
エピソードに驚いたというのも書かれていました。

普段、自分たちでは気がつかないけど海外からそういうところを
指摘していただけたら勇気でますね。
いろいろ自信をもっていいんだとおもいます。




さて、ほかになにができるか、考えたいとおもいます。
わたしも昨日の女子会でそういうディスカッションしたけど、
こういう機会だからこそ、友達や大切な人とこういう話を
してほしいな。と思います。

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