くらげほのぼの日和

もうすこし更新がんばります!

『デスノート the Last name』

2009年01月17日 23時18分16秒 |  -映画・DVD
よくできてますよねぇ。この作品。

話題になった頃に、わたしのなかでなんか「バトルロワイアル」と印象が近くって、観るまえから拒否反応があったのですが、TVで放送されるとなったら一応チェックしておきたいのが人情。
以前も再放送されていて、そのときも見てましたが、そういう経緯があったのであんまり真剣にみてなかったのですが、わたしが思っているよりも奥深いかも!と思って、あんまりビデオの二度観はしないのですが、めずらしく二度みたことを思い出します。
ということで、今回再び。

それでも前回見落とした部分、理解が及ばなかった部分が理解できてみるたびに納得させられます。
わたしは、この映像版しかみてないわけですが、原作なんか一作一作が発表されるたびに続きどうなるんやろぉ・・・ってわくわく気になったことでしょうねぇ。
わたし漫画あんまり読まないので、読むのもすっごい遅いわけですが、漫画喫茶につめようかなぁ・・とか思うかんじです。

・・・・しかしながらですねぇ、書いてて調べてる途中で気がついたんですが(汗)
わたしが観たのって、『デスノート the Last name』のほう・・・・これ後半なんですよねぇ。
えっと・・・・前みたのもこれでしたが・・・・・
あれ?前編っていつやったの?ん?前編ってあるんだよね?あれ?
この正月にやってたのって、『デスノート the Last name』だったよね?
次の週にやってたのは、『L change the WorLd』でそれはLのスピンオフ版ですよねぇ?
うーむわからん。
誰かわたしにここいらあたりの関係性を教えてください・・・・。

確かにね、テレビみてて話が唐突にはじまった感はあったんやけど、最近ちゃんとした起承転結ですすまない話多いやん?
いきなり結がきたり、転からはじまったりとか・・・・
それに複雑な世界観やからてっきりそういうわかりにくい導入部やと思ってたんですが・・・・・

それもこれも続き物の映画をぱらぱら、ばらばらと順序むちゃくちゃにやるテレビ局が悪いんねん。
なんで、①、②、③とあるものを同時期(毎週とか)で順番にやらんと、半年後とに、②①③とかでやるねん!ってよく思うもん。
わからんわーっちゅうねん。
絶対普通にやったほうが、視聴者も見やすいし、視聴率もとれるはずやのに、ねぇ。


さて、やっとこさストーリーの感想ですが、どっちも月もLも正義なんですよねぇ。
でもわたしは、若干月のほうの見方かも。
だってほんと現実世界に、許せないくらいの凶悪犯罪多いもん。
ほんとに残忍な犯罪に対しての、罪の償いが軽すぎない?って思うこと多い。
あそこまで残忍なことをした犯人って改心なんかせんって。
まだ出来心でおかしてしまった犯罪者は改心するかもしれへんけど、ほんと信じられないくらいに冷酷な殺人とかをおこしている犯人ってあれ人間ちゃうって。
相手や遺族の気持ちとか、他人の気持ちになって考えられない獣やって。
それをたった数年の留置場生活で改心できるわけないやん。だって最初から獣やねんもん。
って思うから、そういう犯人に対しては、デスノートを使った、夜神月の行為はわたしは正義だと思う。
よく情状酌量を犯人側の弁護士が訴えてるけど、どこに情状酌量の余地があるのか、逆にその弁護士の神経うたがうもん。
だからこの作品の、Lってそういう立場でいるわけで、ある意味理解しがたい部分でもある。

確かに人が人を裁くことの危険性や、それは倫理的にどうかっていうのがあって、それって死刑制度をどうするかっていうのにつながるんだろうけど、残悪犯に対しては死刑制度あり。だと思うわたしとしては、直接ボタンを押すわけではない、ただのノートに書き込むっていう行為はある意味いいシステムにもみえるんよね・・・・・。
しかも、それを仕事とかでしないといけないような執行係だったら辛いと思うけど、デスノートに書き込む行為を絶対正義だと疑わなく、自責の念に変にとらわれることのない、この主人公がやってくれてるんだから、これは正義やーんって思うねんけどなぁ・・・・・
なんかそういう問題提起のある作品ですね。