イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

『官僚はバカだ』、実は菅がバカ

2010-07-08 13:13:37 | 国際・政治

 浅井信雄氏(国際政治学者)が7月4日TV番組サンデーモーニングの中で、今回の参院選では消費税は争点にならないと思っていたが、いつの間にか争点になってしまった。

おかしい話しだがマスコミが必要以上に消費税を争点にしてしまっているのではないか。と疑問を投げかけていた。

元自民党幹事長の野中広務氏が官房機密費が評論家やマスコミ関係者に悪用されて結果的には世論誘導を果たした。と告白し官房機密費の廃止を訴えた。

そんな話しは墓場まで持って行くべしとしたバカな自民党の某幹部がいたが、それはさておき、まさか民主党政権になってなおまだ官房機密費が評論家やマスコミ関係者に世論誘導のお礼・奨励に配られているとは思いたくない。

しかし、菅首相はギリシャの財政危機を引き合いに出して「このままいったら、1~2年で日本もギリシャみたいになってしまう。」と国民への脅しとも取れるような発言をしている。

7月2日付け赤旗は国債を支えているものが日本(海外保有割合は6.8%)とギリシャ(同75.3%)とではまるで違うとし、ギリシャのようになる発言は増税押しつけだと批判した。

国債の保有者の国内外比まで国民は知らないだろうと言う悪質な見込みの上に立ったアジテーター発言である。

加えて菅首相はTVの党首討論会で『共産党はまだ赤字国債を発行し続けると言うのか?』と頓珍漢なカミツキ発言をして志位委員長に『そんなことは一行も書いていない。』と窘められた。

イワン・アサノヴィッチも菅直人と同様に市民運動家の端くれを自負しているが、菅のような感情的な反共発言はしない。

『官僚はバカだ』発言も然りであるが、歴代首相の中でも菅には総理としての品位がない。そして官僚ではなくバカなのは実は菅である。故・市川房枝氏も草葉の陰で嘆いておいでだろう。


シビレル連夜の逆転

2010-07-04 16:18:54 | スポーツ

 夏に入ってからのイワン・アサノヴィッチの夕食は遅めになっている。

夕方の7時半過ぎまで畑に居ることが多くなったからである。従って毎晩のように8時半近くならないと食卓には座らない。

アルコールに強くないイワン・アサノヴィッチではあるが冷えた缶ビールの晩酌は夏のちょっとした楽しみのひとつである。しかし、それに醍醐味を添えるのが3日、4日のナイター阪神タイガース戦である。

3日は対中日戦で8回までは1点ビハインドの投手戦になっていた。TVのリモコンスウイッチを入れると同時に4番新井貴浩の登場で、見る間に逆転を成し遂げたのである。さい先の良い晩酌のオープニングである。

続く城島が2ランを放ち一挙にトドメの一発である。いつもポーカーフエイスな中日の落合監督の大きな目が虚空を舞っているように見えた。酒の肴など要らない、いい晩酌であった。

 翌4日も同様に食卓に座り、晩酌が始まったのは8時半過ぎとなっていた。阪神タイガースが6:4と逆転したのも束の間で6:7とジャイアンツに逆転されたところであった。

TVの放送はジャイアンツサイドで『これで試合が面白くなってきました。』などと浮かれたことを言っていた。ところが8回の阪神の攻撃でまさかの連夜の逆転劇が外国人選手ブラゼルの2ランで演じられたのである。

缶ビールが美味しかったことは言うまでもない。次のイニングで鳥谷選手の2ランが飛び出しトドメの一発を決めてくれた。

昔はそこそこイケメンだったジャイアンツの原辰徳監督の渋面が大写しで放映された。それは昔のイケメンとはほど遠い、やや下ぶくれとなった頬に固いへの字になった口が似合う中年オヤジのそれであった。

缶ビール1個ですっかりシビレルような良い気持ちになってしまった。5日も対巨人戦で快勝し首位の巨人に2ゲーム差と肉薄した。ささやかな夏の夜の夢である。