昨年、イワン・アサノヴィッチは畑の面積を50坪拡げました。
隣で6年間ほど耕作していた人が辞めてしまったからです。
『わたしは環境やエコにはウルサイ方ですから…』と、そのオバサンは偉そうに言っていました。
そんなこと言っていたくせに、畑でやることはチットもエコっぽくなんかありませんでした。
有機肥料を全く施肥していなかったのです。
引き継いだイワン・アサノヴィッチは驚きました。土がパサパサなのです。
6回も耕運したのですが、ひと雨降ると畑土はぺちゃ~と固まってしまうのです。通常の施肥量でいろいろ植えたのですが、殆どの作物が栄養不足で育ちきることはありませんでした。
全くいい加減なことを言う「環境オバサン」だと腹立たしくなりました。
やはり有機肥料を大量に施肥しないとダメだと思いました。
先代が畜産農家だった友人に相談して、牛ふんを安く手に入れられないかと頼んだところ、市内の畜産農家を紹介して貰いました。
軽トラを走らせ荷台に山盛り一杯の発酵牛ふんを購入してきました。
早速、半分ほど畑に撒いてきました。暗くなってきたので残り半分は明日以降にすることにしました。
ところが翌日は40年振りの大雪でした。 軽トラの牛ふんの上にもコンモリと積雪。
翌日、溶け出した雪は牛ふんを浸透してポタポタと生糞汁となって落ちて来ました。
(>_<)
嗤って居る場合ではありませんよ!
他人の悲劇は往々にして喜劇になるって、山田洋次映画監督が 言っていましたが、読者のみなさんは、きっと嗤っているのでしょうね。