イワン・アサノヴィッチの一日  畑と映画の好きな卒サラ男。

政官業癒着体質の某公共事業職場を定年退職。鞍馬天狗・鉄腕アトムの人類愛に未だに影響を受けっ放し。孫には目がない。(笑い)

最後の元旦の朝に、…センチに

2007-02-07 00:05:30 | 日記・エッセイ・コラム

 2007年の元旦が穏やかに明けた。

久しぶりに千葉に帰って来た二人の息子と、娘の3人は、2階でまだ眠っている。 

この静かで穏やかな元旦の朝は、我が家の恒例のことである。 

東京住まいでなにかと忙殺されている毎日である、こんな時ぐらいゆっくり眠るが良いと思っているから、いちいち起こさない。 

しかし、この恒例となっている3人のこどもたちの元旦の朝寝も今年が最後になりそうだ。 

年末の30日に突如『結婚するから』と言って、長男が婚約者を連れて来た。 

婚約者は人なつこい明るい女性だった。初対面の食卓の席でも笑い声が飛び交うほど屈託のない若者である。一遍で我が家の雰囲気に溶け込んでくれた。

急遽、この春3月に挙式の予定となった。

来年の元旦は、我が家の正月に、この嫁と孫が加わりそうだ。きっと賑やかなものになるに違いない。

何年も続いてきた家族5人の正月。3人のこども達は朝寝をしているのが恒例となっていた我が家の正月。 

しかし、そんな元旦の朝もたぶん今年が最後になる…。わたしは2階で朝寝をしているこどもたちにちょっと思いを馳せ、そして少しだけセンチになった。サヨナラ、我が家の”恒例の正月”さん。