美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

「対面」から「並ぶ」まで

2007年11月30日 09時46分04秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
今日は「相手との距離」について整理しましょう、島岡美延です。話し上手は、外見に加え、タイミングや距離に対する感覚を磨く必要があります。
1.遠い「対面」・・・面接、お見合いなど、手を伸ばしても相手に届かない距離で、「相手を見極め」たり、「公式な場」という意味合いが強い
2.近い「対面」・・・喫茶店で話すような、お互いが手を伸ばせば届く距離
3.「90度」・・・対面に比べ「共同作業」がしやすい位置関係。相手の話をよく聴くときに有効。営業や打合せ、相談も「対立よりwin-win」へ
4.「並ぶ」・・・カウンター席のように二人の距離が最短。顔を見ずに話しても理解できる関係。仮に顔を見合わせたら「公式な場」ではありえないほど近い

相手との距離の取り方に気を配っていますか? 恋愛に限らず、上司部下、同性の仲間の場合も同様です。「今、適切な位置」はどこかを考えて話しましょう!
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「90度」を上手に使う

2007年11月29日 14時28分36秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨日は、多方面で活躍するプロデューサー、残間里江子さんにインタビューしました、島岡美延です。午前1時半に寝て、4時半に起きて、夜も昼もすべて会食で予定が埋まる日々を送り、自ら団塊の世代に向けて叱咤激励する彼女、「そのうちって、いつ? いま動かなきゃ!」という先輩の言葉を重く受け止めた私でした。

残間さんのときもそうですが、私はインタビューの際、テーブルの角をはさんで座るようにしています。私の右斜め前にゲストに座っていただき、「対面」ではなく、お互いが「90度」程度の角度で話をするのです。これだと、ゲストとの距離は手を伸ばせば届くほど近い一方、「対面」に比べ視線が絡み合うことが少ないので、「余計な緊張が少ない状況」で話が出来るわけです。
相手との距離の取り方は、話の展開、深さに大きく影響します。職業としてのインタビュアでなくとも、「相手の話を聴く」ときに試してみましょう。
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空間の使い方

2007年11月28日 07時58分15秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
「時間」の次は「空間」の話をしましょう、島岡美延です。身だしなみに気を使う人でも「空間の使い方」は、意外に気づいていないことがあるので、要チェックです。例えば、立って話をする際の「相手との距離」に気を使っていますか?

「パーソナルスペース」というものがあります。両手を肩の高さに保ち、身体をコマのように一周させたとき出来る円の中、それがあなたの「マイ空間」、他人に踏み込まれたら不安・不快になる範囲です。初対面の相手に近すぎるところに立たれて、思わず後ずさりした経験ありませんか? そんなとき、外見よりも「妙に近づいてくるヘンな人」という印象が強く残ったりします。お互いに、そのスペースに踏み込まないところに立ちましょう。 
近づいても不安・不快ではない相手というのは、友人・恋人・家族などの人間関係が出来ているから。文字通り「距離」を縮めるには段階をふむ必要があるのです。
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「約束の時間」に対する感覚

2007年11月27日 09時45分26秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
あなたは、待ち合わせに携帯電話はなくても大丈夫ですか、島岡美延です。「欠かせない」という人は、そもそも待ち合わせの時間と場所を正確に決めないまま出かけたりするようですが、その方法には少し違和感を覚えます。

第一印象の多くは「視覚からの情報」です。でも約束の時間に対する感覚も「人を判断する」材料になります。20代の人から「相手より先に着いて待っているのは『負けた』感覚」と聞いたことがあります。携帯電話の登場以来、どの世代も「相手を待たせる」罪悪感が少なくなっている気もします。「今、どこ?」と電話で話しながらバタバタ歩く・・・あまり美しい姿とはいえませんよね。
私は、待ち合わせの5分前にその場にいるようにしています。仮に相手が先に来ていても「待たせ過ぎた」というより、「お互いが約束した時間を守ろうとした」という感覚になって、心地よいものです。
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「時間」に関する印象

2007年11月26日 09時17分01秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
三連休いかがお過ごしでしたか、島岡美延です。昨日は、吉野から京都駅に戻ったところで、一気に「日常」に引き戻された気がしました。新幹線改札内はいわば「東京時間」、ラッシュのような慌しさが「仕事モード」への準備でしょうか!?

旅先の印象で「時間がゆっくり流れている」という表現を使ったりしますね。人間についても、話す相手によって時間の経過が早く感じたり、遅く感じたりすることがあります。「時間・速さ」という感覚も、相手への印象を大きく左右します。

また、同じように急いでも「バタバタ」して見える人と「キビキビ」した印象の人がいます。それは、体型や歩き方、しぐさによって大きく変わるもの。願わくば「キビキビ」と仕事をし、「モタモタ」ではなく「ゆったり」としたプライベートタイムを過ごしたいものです・・・が、これがけっこう難題です!
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凛とした吉野

2007年11月25日 20時37分20秒 | 日記、その他
法事で奈良県吉野に行ってきました、島岡美延です。紅葉も真っ盛り、その上、昨夜は、真っ暗な山の上に、まばゆいばかりの満月も浮かんでいたのでした。
冷え込んだ今朝は、300年以上の歴史を持つ宿、湯川屋(若女将の心配りも素敵)から歩いて、金峯山寺の国宝、蔵王堂へ。東の空が少し明るくなった頃、西には沈もうとしている満月、絵のような光景です。しばらくして、7時丁度に勤行が始まりました。太鼓の響きがどーんときて、今度は法螺貝! さすが役行者の蔵王堂です。複数の僧侶の声の素晴らしさに聞き入っていたら、急に堂内が明るくなりました。なんと山の稜線から昇った朝日が差し込み、蔵王堂が金色に染まったのです。でもこれを見守ったのは私を入れて数人。
世界遺産の最高の瞬間に立ち合えたことに、感激! 旅先での早起きは、大きなご褒美をくれるので、皆さんにもおすすめします。世界遺産となった今も「吉野は凛として、ただそこにある」といった風情。時間の流れが少し違っていました。
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「動かない顔」は老ける!

2007年11月24日 00時03分05秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
アンチエイジング、もちろん私も無関心ではいられません、島岡美延です。ただ「顔の若さ」には、高い化粧品をたくさん使うよりも、表情の筋肉を鍛えることのほうが重要だと思っています。あなたは最近、こんな日々を送っていませんか?
1.ほとんど家の中でおしゃれもせず、誰とも会話しない時間を過ごしている。
2.会社や買い物など、外には出かけているが、会話をすることはあまりない。
3.急に電話に出たら、顔がこわばって口をうまく動かせないことがある。

しゃべったり、笑ったりしないと顔の筋肉は、使われません。全身の筋肉と同じで、表情の筋肉も、鍛えなければどんどん衰えます! あなたの顔を「寝たきり」状態にさせないようにしましょう。会話など自然の状態で、ほとんど顔の筋肉を使っていないなら、口や目を大きく動かすトレーニングをおすすめします。笑顔が素敵、目が輝いて表情豊か・・・いつまでも若くて素敵な人の共通点です。
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「口角」を上げよう

2007年11月23日 08時37分41秒 | 姿勢&見た目
最近、自分の顔を鏡でチェックしていますか、島岡美延です。私は、一日に一回は、口角を上げて「笑顔30秒キープ(結構長い!)」を心がけるようにしています。そのやり方をご紹介しますね。
1.まず自力で、口角(口の左右の端)がキュッと引き上げられるか確認。
2.口角が上げられた人は、前歯が見える状態で、30秒キープ。
3.自力で口角が上がらなかった人は、左右の人差し指で、それぞれ口角の端をちょっと持ち上げて「笑顔ポジション(形)」を作ってから、そっと指を離します。

慣れるまでは、鏡を見ながら確認するほうがいいですが、「口角の上がった状態」を顔の筋肉が覚えるとどこでも出来るようになります。他人が「笑顔」と認識するのは「口角が上がっている」とき。自分で笑っているつもりでも、「への字」のように口角が下がっていると「泣き顔」「不満顔」に見えてしまうので、要注意!
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顔は「作り」より「動き」

2007年11月22日 13時57分33秒 | 姿勢&見た目
この秋一番の冷え込みの朝、星が瞬いている時間に出かけて生放送を担当した、島岡美延です。さて、今日は「顔・表情」についてお話しします。

「人は見た目が重要」と言われると「どうせ美人やイケメンじゃないし」とあきらめモードになっていませんか? 実は、相手に与える印象は、顔のパーツの配置(!?)そのものより、筋肉の動き=表情の持つ意味のほうが大きいのです。
世界共通の言語と言われる「笑顔」は、「私はあなたを受け入れています」というサイン、これは目のあたりの筋肉の緊張が取れている状態です。「目が笑ってない」という場合は、心からの笑顔=歓迎のサインではない、ということになります、ちょっと気をつけないと!
どんなに美人でも無表情(動かない筋肉)だと、好印象になりません。好感度ランキングの常連は、笑顔に限らず、顔の表情がみんな豊か。参考にしたいものです。
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「第一印象」という持ち点

2007年11月21日 08時34分28秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨日に引き続き、「第一印象」の考え方についてお話ししましょう、島岡美延です。「1回きり」になる出会いと「連続性」が見込める出会いがありますね。

就職の面接や、お見合いパーティ等の場合、次の機会に進むには、一定のライン(得点)を超える必要があります。悪い印象も変えてみせる、というのは、次の機会が与えられてこそ。面接などは、ドアを開けてからの「数秒間の印象」は小さくありません。美しい姿勢で入室し、面接官へしっかり顔を向けましょう。
「連続性」が見込める出会いというのは、職場、地域、習い事の仲間など、第一印象の良し悪しにかかわらず、ある程度、関係が続く場合です。いずれ評価が変わることも十分ありえますが、それには、大きな「エネルギー」が必要です。場合によっては、マイナス(第一印象)の得点をプラスまで転換させなくてはいけないのですから! さて、あなたの第一印象、自己採点はいかがですか?
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