美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

散歩でいいんですよ

2010年01月31日 08時07分12秒 | 姿勢&見た目
一月も今日で終わり、日が伸びてきたことを実感します、島岡美延です。そういえば、年初に誓ったこと、着実に進んでいますか!?
先日、変わったベビーカー?と思ったら、中から大型犬が顔を出して驚きました。よく見たら、小さな犬も一緒。散歩というより電車にでも乗って移動している途中だったのかしら。時々、犬を抱えてお散歩という方も見かけますが、犬と人間の運動量のバランスってけっこう難しそう!?
昨日は、5日ぶりに父の病院を訪ねてびっくり。ついに何もつかまらずに歩いている姿を見ることができたのです。リハビリ室の様子も見学させてもらいました。患者さんには担当者が一人ずつついて、それぞれの課題に取り組んでいます。ストレッチや軽い筋トレなどしている父に、退院後もこういう体操したら、と言った私と母。すると療法士さんは、今まで通りの散歩で十分ですよ、と。ついつい、欲張ってしまうクセ・・・、これは禁物! 自宅付近の桜の下を散歩できそうな予感に嬉しくなりました。
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いのちを守る「聴くこと」

2010年01月30日 08時03分24秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
浅田真央選手の四大陸選手権の優勝にホッとしました、島岡美延です。トリプルアクセルを2回決めて逆転、ここぞという集中力はさすが。2週間後には五輪も開幕です。
昨日の鳩山首相の施政方針演説について、どの報道も「いのち、24回」と伝えました。毎年3万人以上の自殺者、失業率は依然として深刻、住宅着工戸数は45年前の低水準・・・、今、本気でいのちを守る国にしないと、という理念は語られました。国がやることを待つだけでなく、自分にできることも考えてみませんか。
今の時期、「いのちの電話」ボランティアが募集されています。「話を聴くこと」について長期間に渡る研修を受けたスタッフが、24時間態勢で電話を取るという仕組み。ベテランの方は「相談者の話を聴くことで自分が成長させてもらっている」と語っていました。
そこまでいかなくても、身近な人の話を聴く、これならいかが? 「意見する」のではなく、あいづちを打ちながら「耳を傾ける」。話を聴く、とは相手の存在を認めること。それは生きる勇気につながるはず!
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お箸を持つ、ペンを持つ

2010年01月29日 08時12分55秒 | 姿勢&見た目
電子書籍が本格化しそうというiPadの発売のニュースに色々考えました、島岡美延です。先日、建築家・安藤忠雄氏らが「今年は国民読書年」と宣言したとか。文字・活字と言えばやはり「紙」の印刷物じゃなきゃ、と新聞が必需品の私は思うのでした。
紙をめくるという行為は、さりげないものですが、それが好きな人の仕草だとトキめいた、という記憶、ありませんか!? バレエにおける「手のクセ」も人それぞれで、これがまた結構目立つものなのです。
今月の姿勢テーマに「座った姿勢を正してみる」ということを掲げましたが、手で何かを持つ仕草のクセは、直そうとしてもなかなか難しいもの。例えば、映画の中で、表情がいいなあと思った女優さんが食事のシーンになって、どうしようもない(!)お箸の持ち方だったりすると、一気に興ざめ。「手紙を書く」シーンは、別人が「吹き替え」を行なうことも多いのです!
私たちの日常に吹き替えはありません。「手の仕草」、少し意識してみませんか。
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「悼む人」を綴る人の言葉

2010年01月28日 08時07分12秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
暖かな雨と強い風の予報、少し空気が潤いそうですね、島岡美延です。
デパートの閉店ほどニュースになりませんが、町から本屋さんが消えているといいます。そんな時代に、やはり小説の役割は大きい、そう思わせてくれる人にインタビューしました。第140回直木賞「悼む人」の天童荒太さんです。
「永遠の仔」を読んで以来のファンの私、作品のイメージ通り、静かだけれど、緻密な言葉選び、想いを語る温度は高い・・・、そんな話し方に時間が経つのを忘れました。
道後温泉の近くで育った子供時代は、貸本屋の漫画に夢中、高校時代は共通一次の受験勉強より映画館通いとシナリオ書き。大学でも名画座に行ったり、映画を作ったり。
脚本家になったかもしれない彼が、小説を書いたのは、映画では収まりきれない表現が自分の中からあふれていたため・・・。
「ハイチの10万人より、一人の有名人」の死のほうが報道価値を持つこの国で、天童荒太という小説家が訴えたいこと、一度、本屋さんで手にとってみてください。
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天国から想う少女の物語

2010年01月27日 08時01分22秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
日差しに強さが出てきたなあ、とビルの合間を歩きながら思いました、島岡美延です。1週間後はもう節分、福豆の準備をしなくては。
毎日のように様々な事件が報じられます。理不尽な出来事に、残された家族の絆も危うくなる・・・、もう一度本人に会いたい、そんな想いが映画になりました。29日公開「ラブリーボーン」のキャッチコピーは「これは、私が天国に行ってからのお話」、14歳のスージー(シアーシャ・ローナン)が一人称で語ります。監督は「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソン。
自分の死を受け入れらない彼女は、大切な家族へ「私はここよ」とメッセージを送り続けます。罪悪感に悩む母(レイチェル・ワイズ)、犯人探しを続ける父(マーク・ウォールバーグ)、お酒とオシャレ好きな祖母(スーザン・サランドン)、そして妹、弟、初恋の相手・・・。何でも願いが叶う天国にたどり着き、「やり残したこと」のため、前に進み、成長する彼女。まさに、光が差してくるような物語です。
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「握手」でわかること

2010年01月26日 07時36分48秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
昨日の暖かさから一転、また寒くなりそうですね、島岡美延です。梅が咲いているのを時々見かけるようになり、春が近づいていることを感じます。といってもまだまだ手袋は手放せません!
手をつなぐ、握手をする、など誰かの手に触れたとき、五感の一つ「触覚」がフルに働きます。視覚や聴覚に比べ、第一印象をいきなり触覚で確かめることは少ないかもしれませんが、そのぶん、「触覚の印象」はとても大きなものになることがあります。
昨日のラジオに、「手のひらの幸せ(上映中)」に出演した河合龍之介さんが登場。親子以上に年の差がある加藤雄大監督の初対面の印象を「握手していただいた瞬間に、すべてお任せしようと思った」と語りました。加藤監督は、岡本喜八監督作品などで長らく撮影監督をして、今回、初監督作品。ご本人の電話出演からも熱い想いが伝わってきました。
布施明の童話が原作で、新潟を舞台に幼い兄弟が厳しい運命に翻弄されながら健気に生きる物語。あなたの「手のひら」に、どんな幸せがありますか?
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被災地のラジオが伝えるもの

2010年01月25日 07時47分42秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
お年玉年賀ハガキの当選番号が発表されましたね、島岡美延です。やはりもう少し早いほうがいいし、切手シートの当選が下2ケタ、2種類というのも・・・。今年はどれくらい当たりましたか?
ハイチ大地震は、スマトラ沖地震・インド洋大津波(2004年)を超える規模の支援が必要になりそうです。ライフラインの復旧は見通しが立たず、電話はつながりにくい、TVも見られない中、地元FMラジオ局が被災初日から、安否情報や支援物資の配給情報を知らせているとか。新聞も発行できないような現地で、ラジオが情報発信の中心となり、また各地から寄せられる安否の呼びかけに答えるなど、24時間トーク番組態勢をとっているんですね。
まさに「メディア」、情報の真ん中、橋渡しです。
先日、「災害のとき必要なもの」は、断トツで携帯電話というアンケート結果がTVで伝えられていました。確かに、今やこれがないと・・・。ただ、ラジオも皆さんお忘れなく! 地元のラジオは「もしもの時」のお役に立ちます。
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プリンシパルの言葉に感激

2010年01月24日 08時30分43秒 | バレエ
昨日は朝早く、日本舞台芸術振興会へ向かいました、島岡美延です。東京バレエ団のこの建物は、とても目立つ外観。ロココ調の部屋に現れたのが、英国ロイヤルバレエ団のプリンシパル、エドワード・ワトソンさん。現在、WORLD CLASSICS@CINEMAとしてバレエやオペラが順次、映画館で上演されており、その一つ「オンディーヌ」に主演し、吉田都さんの相手役を務めています。
過密な取材スケジュールの中、あくまでさわやかな笑顔の紳士! 私のどんな質問にも丁寧に答えてくれました。「オンディーヌ」は見る機会が少ない作品ですが、当たり役と言われる吉田都の水の精の輝き、許されぬ愛に苦悩するワトソンの繊細さ、物語はわかりやすく、目の離せない場面が続きますので、ぜひ映画館で! 6月はロイヤルバレエが2年ぶりに来日、彼は「ロミオとジュリエット」などに主演します。
個人的にも舞台への助言をいただきました。「先生の教えを守り、しっかり練習すること。でも何よりバレエへの愛があれば大丈夫」・・・がんばらねば!
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演劇には人生が詰まっている

2010年01月23日 07時14分35秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
受験シーズン最中、母校で学長座談会の司会をしました、島岡美延です。テーマは、6年前に始まった「学生とプロが作るシェイクスピア劇」の文化プロジェクト。体育会の活躍も嬉しいけど、こんな素敵な挑戦をしていたなんて!
法学部の先輩で特別招聘教授の俳優・原田大二郎氏が監修し、昨年秋には、学生達が翻訳も手がけた「ハムレット」を6回上演、3500人を動員。オーディションで、男女のハムレット、男女のオフィーリアなど、ダブルキャストを組む充実ぶりだったとか。文学部だけでなく様々な学部の学生達が、キャスト、演出、制作をこなし、衣装や照明などプロの舞台人と共に公演を作り上げる・・・!
演劇には人生を変えるほどの力がある、と原田氏は語ります。「そこに伝えたい気持ち、情熱がないと!」という彼の気迫は、参加者の結束を高め、演劇の道に進む者、舞台のリピーターを年々増やしており、次回「夏の夜の夢」へ走り出しています。
多くの人に支えられ、本物の舞台を経験する学生達って、羨ましい!
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悲劇から奇跡的に映画は完成

2010年01月22日 07時43分09秒 | オススメ
寒さがちゃんと戻ってきましたね、島岡美延です。ただ、寒中ももう少しです。
今日は最大のピンチを乗り越えた映画のご紹介です。ヒース・レジャーの遺作「Dr.パルナサスの鏡(23日公開)」は、テリー・ギリアム監督とヒースの親友達によって、奇跡的に完成しました。
ロンドンで巡業をする芸人一座、座長はDr.パルナサス。出し物は人々の欲望の世界を博士が具現化して見せること。魔法の鏡をくぐり抜けると、そこは素晴らしき幻想の世界。見物人たちは、次々と鏡の中に入りたがる。博士の娘が謎の青年トニーを助けたことで、一座の運命は思いがけない方向へ・・・。
トニーを演じた「ダークナイト」のヒース・レジャーが、幻想世界の撮影を残して急逝、監督がたどり着いたのは、鏡をくぐるとトニーの顔が変わるというアイディア! なんとジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルが3回の鏡の世界を順に演じたのです。
壮大なスケール、無限の想像力の世界をスクリーンで、ぜひ!
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