美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

古い洋館、究極の孤独とは

2021年12月31日 07時34分03秒 | 姿勢&見た目

ゴミの収集もデイサービスもスーパーもいつも通りの大晦日、島岡美延です。

去年ほど“エッセンシャルワーカー”を意識しなくなった社会、コロナ禍の前から、長い正月休みと無縁の人々に支えられています。

来年はアバターとか“もう一人の自分”の存在感が増す? これは自分そっくりの存在の物語。映画『弟とアンドロイドと僕(1月7日公開)』をご紹介します。

阪本順治監督が“これを撮らなければ前に進めない”という覚悟で取り組んだ禁断の問題作。テーマは“究極の孤独”。豊川悦司が学者とアンドロイドとの2役。

桐生薫は、自分が存在している実感を抱けずに生きてきたロボット工学者。かつて病院だった実家の洋館で、もう一人の僕=自分そっくりのアンドロイドの開発に没頭している。ある日、長く会わずにいた異母弟(安藤政信)が寝たきりの父親のことで訪ねてきて…。

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コロナの世界を知らない旅立ち

2021年12月30日 07時38分09秒 | 日記、その他

祖母がこの世を去って2年、島岡美延です。

2019年大晦日に、大正・昭和・平成、令和元年までを生きた北海道の祖母のことを書きました。

102歳で亡くなったのが30日、施設都合で元日お通夜、2日葬儀。小規模の予定が北海道内の孫、ひ孫まで駆けつけ、祖母がおせちを作っていたお正月を再現したような光景に。長女である私の母は大雪で欠航の懸念がある中、31日に飛んで2日帰京。年末年始の新千歳空港便は満席が当然、1日ずれても不可能だった奇跡の親族大集合の年明けに。

私たちがまだ「新型コロナウイルス」を知らなかった2020年の始まり。コロナに感染しなくても、病院のお見舞いや最後の対面もままならない日々が来るなんて。

もし、祖母の旅立ちがあと2か月遅かったら、全く違うお別れの形になっていたでしょう。何せ、全国一斉休校の日々に突入したのだから。

オミクロン株急拡大予感の年末年始、祖母の笑顔を思い浮かべながら、そんなことを思うのでした。

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ド素人の二世候補、どう動く?

2021年12月29日 07時27分06秒 | 姿勢&見た目

“帰省ラッシュ”復活の年末、島岡美延です。

コロナ融資の仲介を無登録で繰り返していた元国会議員、元政策秘書らが在宅起訴されました。総選挙を描いたドキュメンタリーに続き、“ポリティカルコメディ”をぜひ。

映画『決戦は日曜日(1月7日公開)』をご紹介します。『東京ウィンドオーケストラ』の坂下雄一郎監督・脚本。

とある地方都市。谷村(窪田正孝)は大物代議士・川島の私設秘書。川島が病に倒れ、衆議院解散。後継候補は政治と無縁の娘・有美(宮沢りえ)。自由奔放、世間知らず、でも“謎の熱意”だけはある彼女に振り回される谷村。組織は盤石、当選確実のはずが、政界に蔓延る慣習に納得できない有美は“選挙に落ちる”作戦へ!?

ネット戦略、フェイクニュース、有力企業や県議との関係…、リアルなドタバタ、笑ってもいられない?

 

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“あの選挙区”で起きていたこと

2021年12月28日 07時41分37秒 | 姿勢&見た目

今年最後のラジオに大島新監督が登場、島岡美延です。

昨年の『なぜ君は総理大臣になれないのか』の続編、映画『香川1区』は東京で緊急公開中(全国1月21日公開)です。

大島渚監督の次男、ずっとドキュメンタリーを作り続けてきた人は、とても腰が低く丁寧な語り口。妻同士が友人で「家族の反対を押し切って官僚から立候補」した小川淳也氏にカメラを向けたのは2003年から。

『香川1区』では、小川氏の“壁”、平井卓也氏に大臣室で大島監督が取材。選挙期間中に別人のようになる場面も。カメラはすべて映し出します。

街頭演説で高校生まで駆け寄ってくる小川陣営。“関係者”が映画撮影を妨害する相手陣営。ついに投票日午後8時、事務所は大喝采。

香川1区だけでなく、日本中にあるだろう“怖い現実”も。来年夏は参院選。この映画を見て“自分で考えて”投票して。

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4年という時間に思う

2021年12月27日 07時30分13秒 | 日記、その他

昨日は父の誕生日、島岡美延です。

実に4年ぶりの自宅でのお祝い。昨年はリハビリで入所していた老健。コロナの感染対策をした上で「広い会議室で数メートル離れた状態」を保ちながら、家族だけで話したり、写真を撮ったりする時間を15分ほど作ってくれました。

誕生日からお正月にかけて、病院や老健など自宅以外での年越しが続いた父。今年は要介護度は上がったけれど、2022年のお正月は大丈夫かな。

デイサービスの忘年会(!)でノンアルコールビールが出たとか、昨日は我が家でもそれで乾杯。

一年、一年、あらためて大事な日々になっていく、そう感じます。

平昌五輪から北京五輪、選手たちにとって4年という時間の重さがあるように、誰にとっても様々な出来事があります。4年前にいた人が今はいない、とか、思いもよらない転機があったとか。昨日と今日の変化はごく小さくても、4年間、何も起こらなかった、なんて人はいません。

だから、今日が大切。

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北京五輪代表、今夜発表

2021年12月26日 07時22分35秒 | 日記、その他

冬のアスリートにクリスマスはなく、島岡美延です。

北京五輪まで6週間をきり、今夜はフィギュアスケート代表決定。東京五輪が閉幕して半年後には冬の北京五輪、と思い浮かべた選手たちの運命は大きく変わりました。

先日、ペアの三浦璃来・木原龍一選手の内定が発表され(コロナ禍で来日困難)、昨夜は坂本花織選手が優勝で内定。今夜フリーが行われる男子3名、アイスダンス1組、女子2名の発表、ドキドキします。

どんなに“有力”と言われようと、4年もの短くはない時間を鍛錬に捧げ、全日本選手権という五輪以上に緊張(?)する舞台で最高の演技に挑む選手たち。

4年前、一気に駆け上がった坂本選手のピークに合わせる強さ。3回転半や4回転に挑まない作戦も当たりました。

今回はどんな新しい力の名前が呼ばれるのか。そしてあの時、悔しい思いをした選手は? 発表を聞いたら私も泣きそう。

 

 

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学生から社会人、若者の人生は

2021年12月25日 07時14分39秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

クリスマスの朝は雨、島岡美延です。空気が潤った感覚。

“雨は夜更け過ぎに雪へと変わるだろう”という歌詞、人生で何度口ずさみましたか。

映画『明け方の若者たち(31日公開)』をご紹介します。同世代の人気俳優を巧みに演出したのは松本花奈監督。

明大前で開かれた学生最後の退屈な飲み会。そこで出会った〈彼女〉に一瞬で恋をした。社会人になった〈僕〉は、“こんなハズじゃなかった人生”に打ちのめされていく。夜明けまで飲み明かした時間と親友と彼女だけが救いだったあの頃。でもわかっていた、この時間に終わりがくることを。

Twitterでの“妄想ツイート”が話題の作家、カツセマサヒコのデビュー作の映画化。

魅力的な〈彼女〉を黒島結菜。沼のような5年間を生きる〈僕〉を北村匠海。その親友に井上祐貴。アツく語った若き日々の記憶、誰にもありますよね。そしてこのほろ苦さは?

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寿退社とクリスマスケーキ

2021年12月24日 07時23分43秒 | 姿勢&見た目

クリスマスイブ、何を食べますか、島岡美延です。

平成時代は23日にチキン&ケーキ、も多かった?

最近、ネットなどで「若い世代は“寿退社”を知らない」と話題に。“結婚してめでたく退社”など想像もできず、“定年まで勤めあげる”イメージだとか。

それで思い出したのが「女性の結婚がクリスマスケーキ」に例えられていたこと。25歳は結婚適齢期(クリスマス当日)、それを過ぎると“売れ残り”で投げ売りされる…。今では考えられない言葉を当たり前に聞きました。その後、大晦日(31歳)に例えた時代も。

女性社員は“結婚相手”候補、入れ替わってほしいから「お局様」は困った存在。

18歳以下10万円給付で離婚した元夫の口座に入金って、これも昭和の化石みたい。

 

 

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平成33年、じゃなくて良かった

2021年12月23日 07時26分44秒 | 日記、その他

かぼちゃを食べた冬至の翌日は平日、島岡美延です。

クリスマスイブの前日が天皇誕生日だった平成時代。今日は上皇さまの88歳のお誕生日、昭和天皇を超えて、歴代天皇の最長寿に。

87歳の上皇后さまと穏やかな日々を過ごされていると聞くとほっとします。今年が平成33年じゃなくてよかった、と手元の「平成34年1月12日まで有効」の免許証を見ながら思ったり。

“退位”ができて、今年もハゼの論文を完成されるなど、研究の日々。ノーベル物理学賞の真鍋さんも90歳だったし、まだまだ新たな発見をされることでしょう。

それにしても令和元年、二年、三年。総理大臣は三人目、何が変わった? 平成からの宿題が何も終わっていない、と言ったほうがいいのかも。平成終盤の政権の問題も、戦後昭和の未解決な問題もなんと多いこと。

昭和63年に75万円に増やされた文書通信費は、平成5年に100万円に。令和の国会議員、その使い道を公開できる?

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「聞く力」と「質問する力」

2021年12月22日 07時32分02秒 | 話す&聴く、コミュニケーション

あまりに悲しいツーショット、島岡美延です。

71歳の誕生日に娘の遺骨を抱いて現れた神田正輝。位牌を抱いて、ありがとうございました、と頭を下げた松田聖子。辛くて涙が出ました。

そこに「今のお気持ちは」という記者。いつも思うのはマスコミの言葉の暴力のひどさ。「みんな関心を持っている」などと質問の正当性を主張するのでしょうが、記者に想像力や共感する力は必要ないの?

一方、臨時国会閉会で行われた首相会見。ごくごく限られた記者しか入れない場所。外国人ジャーナリストから見たら、そのやりとりは記者会見と呼べるものですらないのかも。

「聞く力」はどうやら「答える(応える)力」と切り離されているようで、「かわす力」ばかり発揮された印象。そして「質問する力」を放棄してしまった記者たち、ゆっくり丁寧に話す相手に、突っ込めない?

芸能、スポーツ、政治…、記者会見という“儀式”。変わる必要があるのでは。

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