美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

選手の顔が物語る

2012年07月31日 07時41分06秒 | 姿勢&見た目
「まさか」が続きますね、島岡美延です。
体操男子団体決勝を生中継で見ました。
最後のあん馬が終わり、信じがたい4位。そこでテレビを消したのに(でも眠れない)、朝のニュースで銀メダル・・・ん? 得点の見直し、よかった!
嬉しい結果は、やはり柔道女子57㌔級、松本薫選手の金メダル、おめでとう!
野獣とか、狼の目とか言われているようですが、その闘う表情が本当に印象的。
男女を通じても「本能むきだし」なのは際立っています。
闘う前の選手は、表情を押し殺しているもの。
ただ、そこに「不安、緊張感」が痛いほど伝わってくることがあります。
体操男子だと、大学・社会人の所属がずっと一緒の内村、山室選手(途中で負傷)、田中兄弟とも、予選以来、不安そう。18歳の加藤選手が一番落ち着いて見えて、得点も見事でした。
さて、北島康介選手の闘う顔は200㍍で戻ってくるかしら。「らしさ」を期待しましょう。
闘いを終えて「別人」のような笑顔、満足そうな表情を見るのは最高です。
今日は誰のそんな顔に会える?
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「声」が32年前の記憶を

2012年07月30日 05時12分20秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
「これが五輪」と、ため息、島岡美延です。
北島康介選手は、100㍍で5位。柔道女子52㌔級の中村美里選手は北京の雪辱ならず。
さぁ、今日はどんな奇跡が起きる?
こちらも信じられないような実話を基にした映画『あの日 あの時 愛の記憶(8月4日公開)』をご紹介します。
ハンナは優しい夫と娘とNYで穏やかに暮らしていた。でも彼女には封印した過去が。
それは、ポーランドの強制収容所で出会い、恋に落ちた、若き政治犯トマシュとの過酷で哀しい愛の記憶・・・。
1944年、二人は命懸けの脱走に成功し、手に手を取って生きることを誓う。
しかし、トマシュは祖国ポーランドのための抵抗運動に向かい、そのまま戻ることはなかった。
1976年、偶然、テレビから流れてきた「声」が、ハンナを一気に32年前に引き戻す。
それは「死んだ」と聞かされていた愛しい人。
家族に内緒で、トマシュを探し始めた彼女は・・・。
実際に39年後に再会を果たした恋人たちがいたのです。「事実」はいつもフィクションを超えます。
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究極の演出と「これが五輪」

2012年07月29日 07時11分14秒 | 姿勢&見た目
重量挙げ女子48㌔級三宅宏美選手の銀メダル、競泳男子400㍍個人メドレー銅メダルの快挙は17歳、萩野公介選手、おめでとう! 島岡美延です。
映画監督ダニー・ボイル演出の開会式は茶目っ気たっぷりでした。
ジェームズ・ボンドが、エリザベス女王をエスコートする映像や、Mr.ビーンが、サイモン・ラトル指揮の「炎のランナー」に参加するも「同じ音を鳴らし続けることに退屈する」という爆笑の一幕。
ポール・マッカートニーと「ヘイ・ジュード」の大合唱で、競技の日々へと突入しました。
ところで、橋下大阪市長は、文楽にこんな驚きを求めているのでしょうか。
初めて文楽を見て「演出が古い」とか「人形遣いの顔が見えるのは違和感」と言いたい放題。
自分の「知らない世界」はつまらないもの、と切り捨てる姿勢は、理解に苦しみます。
久しぶりに、文楽、見に行きたい!
五輪に目を戻せば、柔道女子48㌔級の福見選手が「これがオリンピック」と涙を流しました。
体操男子に何が起こったか、北島康介選手も苦しんで決勝。さて、どうなる?
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苦しんだ時間を乗り越えて

2012年07月28日 06時24分49秒 | 日記、その他
4年に一度の祭典、開幕! 島岡美延です。
1ヶ月間サッカー漬けのW杯もいいけれど、五輪は2週間余りで連日、勝者、敗者が決まっていきます。
期待を背負う選手が、宣言通りにメダルを獲る。思いがけず(?)メダリストとして凱旋する。さあ、どんな歴史が刻まれるでしょう。
21世紀からか、「オリンピックを楽しみたい」という発言をする日本選手が増えてきました。
力強い笑顔で語る陰には、必ず肉体と精神の悲鳴があったはず。
悩みは怪我や故障、モチベーションの問題、その両方だったり・・・。
また、移動の飛行機が、男子サッカーはビジネスクラスだったのに、なでしこは「やや広めのエコノミー」だったそう。
このような種目による「強化資金、支援体制」の差、注目度からくる「報道量」の差など、代表選手の置かれている立場も様々。
つい先日、北京の熱狂が嘘のように、女子ソフトボールの世界選手権制覇が伝えられました。
「4年間の苦しみ」を知るのは、本人のみ。楽しんでこそ、五輪で最大のパフォーマンスが叶うはず! 
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準備をして、No.1に挑む

2012年07月27日 07時10分36秒 | 日記、その他
なでしこに続いた男子サッカーに拍手! 島岡美延です。
世界ランク1位のスペイン相手に、堂々の1-0。試合終了の笛が鳴るまでしびれるような時間でしたね。
相手は、そうとう苛立っていたし(前半で一人退場)、追加点のチャンスもあった後半。
けして「偶然の勝利」ではなく、「やるよね、ニッポン」と各国に思わせたのでは。
高校野球の地方大会では、次々と代表が決まっています。
先日、高校生で初めて球速160㌔を記録した、花巻東の大谷投手は、決勝で敗れました。
打ち崩したのは、盛岡大付属。監督は「大谷君を打てないと甲子園に行けない。大谷君を打てれば甲子園で勝てる」と言い続けたそう。
3年がかりの攻略法は、190㎝の右投手がマウンドの8m前から投げる球を打つ練習など。
自分の未熟さを語っていた大谷投手も次の目標を見つけることでしょう。
壁のように立ちふさがるライバルがいるから強くなる・・・。向かっていく準備をした者には、何かが起きる。
さあ、いよいよロンドン五輪、開幕! 応援します。

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行って来ました、「耳飾り」

2012年07月26日 06時56分45秒 | 姿勢&見た目
さっそく寝不足スタート、島岡美延です。
なでしこジャパン、2-1でカナダに勝利。先制点のシーンは何度見ても感涙!
昨日の午後2時過ぎ、東京都美術館へ。
建物の外には並ばずにすみ、10分ほどで『マウリッツハイス美術館展(9月17日まで)』に入場できました。
実は、フェルメールが2点、展示されています。
まず、21歳頃の大きな作品『ディアナとニンフたち』。
それぞれの表情、衣装、もちろん光の表現も豊かで、ポストカードを購入しました。
さて、『真珠の耳飾りの少女』。
この展示室には300人ほどの列。約20分で絵の正面へ。
見る者が皆、「少女は何を私に語っているのだろう」と思いたくなる、顔の角度、視線、少し開いた口元・・・。
「肖像画」の正面に近いポーズではなく、写真撮影のように「振り向いた一瞬」をとらえたフェルメール。やはり魅了されます。
それにしても、『モナリザ』同様、眉毛が描かれないと何故、微笑みはこうも謎めくのかしら。
レンブラントも数点、この夏、じっくりご堪能下さい!
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アスリートの肉声に注目

2012年07月25日 06時45分45秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
イチロー、驚きましたね、島岡美延です。
ロンドン五輪開幕直前の電撃移籍&対マリナーズ戦で初ヒット!
昨日は、蒸し暑さが戻った鎌倉で仕事をしていました。
あの記者会見は、私が「コミュニケーションにおける『間(ま)』の大切さ」について、語っていた頃だったかも?
マリナーズへの想いについて、ほぼ「イチロー節」を封印。言葉を選びながら、目をうるませる場面も。
11年半で一番の思い出は?と聞かれ、一つを挙げることはできないとして、「・・・・・・、この『間』で察してください」と。
音声にすると「何もなし」である言葉と言葉のあいだの空白が、これほど「雄弁」な答えになるのです。
人前で話をする場合、「大切なことを言うときほど、『間』を取る」という方法があります。
いわば「段落を変える」、時には「ページを変える」くらいの意味をそこに持たせるのです。
さて、ロンドン五輪。
「チョー気持ちイイ」、「なんも言えねぇ」に続く言葉は!?
極限まで闘い続けるアスリートの言葉、注目したいです。 

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「最強の敵」が彼らの前に

2012年07月24日 04時10分10秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
暑さが戻ってきました、島岡美延です。
ロンドン五輪目前! サッカーの予選は開会式前に始まるし、本当にワクワクします。
こちらも楽しさ満載、映画『マダガスカル3(8月1日公開)』をご紹介します。3Dだとさらに「浮遊感」アップ!
NYの動物園から抜け出して、マダガスカルとアフリカの大自然の厳しさを知ったライオンのアレックスと3頭の仲間たち。
もう帰りたいけど、頼みのペンギンズ(飛行機を操縦!)は、なんとモンテカルロのカジノに行ってしまう。
そこへ追いかけていった面々は、動物公安局の女性警部デュボアに見つかり、指名手配に。
「動物並み」の嗅覚で迫る彼女から、必死で逃れたアレックスたちは、おんぼろサーカスの列車に乗せてもらう。
ヨーロッパの興行を成功させれば、NY公演が約束される。
しかし、デュボア警部もあきらめてはいなかった。
果たして彼らの運命は?
おなじみのシマウマ、カバ、キリンの仲間に、サーカスのトラ、ジャガー、アシカなどが加わって、はじける映像、音楽!
スクリーンでぜひ。
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スクリーンに浸る399分

2012年07月23日 05時54分46秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
まだ30度に届かなそうな月曜日、島岡美延です。
めぐる季節に、それぞれの想い・・・。
映画『ジョルダーニ家の人々』をご紹介します。岩波ホールで6時間半余り(!)、休憩をはさみながら上映中。
ローマに暮らすジョルダーニ家は、幸せな家族に見えた。
技術者の父は一家を支え、元医師の母は子育てに専念。心優しい長男アンドレアは、外務省勤務、心理学者の長女ノラは、第一子を妊娠中。
才能ある次男ニーノは、大学で建築を学び、三男ロレンツォは、一家の愛を浴びる高校生。
その家族を三男の事故死という悲劇が襲う。
母は精神のバランスを崩して入院、実は不倫をしていた父は、仕事を理由に海外へ。
「家」には、住む人がいなくなる。
その後、それぞれに新たな出会いが続く。
次男は、偶然に助けた不法移民の女性、長男の恋人になる男性は、長女の元患者。さらにその者たちの血縁者。
家はいつしか「より大きな家族たち」の居場所になっていった・・・。
人物描写が丁寧です。心を揺さぶられる大河ドラマに浸ってみては。
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ドアの前、二つの表情

2012年07月22日 07時37分19秒 | 姿勢&見た目
今朝も窓を開けるとずいぶん涼しい風、島岡美延です。昼間は昨日よりは気温が上がる予報ですが、果たして・・・。
他人とすれ違うということは、まさに「コミュニケーション」の瞬間です。
それがうまくいくと、なんだか嬉しくなるし、逆にぶつかったりしてトラブルのもとになることも。
一日のうちに、まったく違う気分になった「ドア」をめぐる出来事。
まずは、マンションを出る時でした。
手で開けるドアの手前で、外から帰ってきた住人の男性(60代くらい)が目に入り、私は開けながら、会釈をしました。
彼は、にこりともせず、すり抜けるように通っていき・・・。これまで言葉を交わしたことはほとんどない人。
そして、都内の某ビルで。コンビニと薬局が一緒になった店舗から、外国人男性(30代くらい)が出てきました。
彼は、自分が出てきたところに「後戻りして」ドアを開けてくれたのです。私がそこにつくまで、まだ2,3メートルあったのに! 
思わず「え、わざわざ?」と恐縮しながらも、お互い笑顔になりました。
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