美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

文章術を鍛えるには

2011年07月31日 07時14分15秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
びっくりした未明の地震、島岡美延です。氾濫した信濃川の様子にも呆然、テレビには土砂災害の危険を知らせるテロップもしばしば。小さな日本をそんなにいじめないで!
今日で7月も終わり、私にも部活に明け暮れた夏があったなあ、などと高校野球地方大会を見ながら思ったり。中学生の夏休み、バレーボールとは別に少々がんばったのが、朝日新聞「天声人語」の書き写しと要約でした。父に勧められて行ったもので、実は今、この書き写しがちょっとしたブームだとか。603文字分の専用ノートもよく売れているようです。
今振り返ると、文章を書くことが嫌いではない自分に、どこかであの日々がつながっている気がします。
先ごろ、素敵な文章術の本に出会いました。芥川賞作家の藤原智美氏による「文は一行目から書かなくていい(プレジデント社)」。検索、コピペ時代の文章術・・・、こんな時代ならではのプロの技を具体例や失敗談まで、惜しげもなく披露してくれています。
「隠し切れない自己が出てしまうのが文章」って、このブログは隠れようのない私!?
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動物的直感を映画に

2011年07月30日 07時12分07秒 | 姿勢&見た目
新潟と福島の豪雨が心配、島岡美延です。地震も大雨もただ終わるのを待つだけ。被害が少ないことを祈ります。
昨日から公開の「トランスフォーマー ダークサイド・ムーン」は、金属生命体が戦う姿、3Dでてんこ盛り! 夏休みらしい作品の中に、米ソの対立時代、チェルノブイリなどが出てきて、ドキッとさせられます。
それとは対照的な表現で「戦う男」を描いた映画「エッセンシャル・キリング(本日公開)」をご紹介します。最大の特徴は、主人公は、ほぼ台詞なし!
男(ヴィンセント・ギャロ)はつかまる。その輸送中の車が雪道で横転。足かせのついた裸足のまま、男は逃げる。ただ、ひたすら。追手は軍のような組織、男は一人。逃げる、負傷しながら逃げる。自分に必要なものを手に入れるために手段を選ばない。男はどこへ向かうのか。
イエジー・スコリモフスキ監督による、まばたきを許さない究極の1時間23分。イスラエル・ポーランド・ノルウェーロケによる極地の壮大な光景。自然も「逃げ延びる」男の前に立ちふさがります。顔面と肉体での表現に拍手!
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涙も笑顔も美しい!

2011年07月29日 07時29分11秒 | 姿勢&見た目
真夏の太陽はどこへやら、島岡美延です。雨傘を持って歩く日々ですね。
世界水泳上海大会、寺川綾選手が、50m背泳ぎで見事、銀メダルを獲りました。高校生の頃から日本代表に選ばれ、メダル候補といわれながら、どうしても届かなかった10年越しの想い。インタビューで見せた涙も、それをぬぐいながらの笑顔もとても美しいものでした。
なでしこ選手たちのあきらめなかった想い。それは「代表チーム」のメンバーの変遷とともに積み上げられてきた歴史を背負ってきたもの。仲間とともに偉業を成し遂げたことの誇りで笑顔は輝いていました。
一方、水泳選手とは、なんて孤独な戦いでしょう。短距離の選手だって、練習では相当な距離を泳ぐだろうし、水の中は独特な空間。声をかけあうこともなく、心の中でかけひきをする。一秒どころか、0.01秒差でメダルの明暗も(星奈津美選手、惜しかった!)。
イタリアの金メダルの女性選手はスーパーモデルもしているとか。日本の現役選手が服のモデルをする時代はくるかしら? 強くて美しい人、大歓迎です。 
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御堂筋の赤い服

2011年07月28日 07時34分05秒 | 姿勢&見た目
雨まじりの涼しい朝、島岡美延です。各地でゲリラ豪雨が観測されています。同じ市内でも降っているところとそうでないところ、というピンポイントぶり。雨宿りする時間があれば、様子を見ることも大事です。
ゲリラといえば、ちょっとびっくりするようなニュースがありました。大阪の御堂筋に並ぶ彫刻のうち、19体もの少女や女性像に赤い服が着せられていたというもの。少女の彫刻には可愛いワンピース、大人にはロングドレスなど、それなりに工夫も。
もちろん市の職員があわてて撤去したようですが、大阪市長は記者会見で、実物を見てみたかったとのコメントに加え、名乗りを上げて御堂筋の野外イベントに参加するよう呼びかけました。恐らく複数のチームで行動した学生などがやったことかと思われますが、さて、このあとどんな行動に?
以前、ニューヨークに行った時、カラフルにペイントされた数々の牛の彫刻に楽しませてもらった記憶が。何十台ものピアノ(弾ける!)が置かれたのは去年の夏のニューヨーク。
町並みの「意外性」、センスの良さを見せてほしいです。
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84歳、未来への挑戦

2011年07月27日 06時37分31秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
事故車両を穴から掘り出すという驚きの展開、島岡美延です。中国のネット、特に実名のサイトが当局に大きな影響を与えたよう。また、早く賠償を受け入れた遺族には「奨励金」上乗せとか。これも批判を浴びそうです。
なでしこジャパンの選手の表彰が続いています。「あきらめない」のキーワードとともに燦然と輝くW杯優勝。あきらめずに戦い続けた人生を綴った映画「おじいさんと草原の小学校(30日公開)」をご紹介します。
キマニ・マルゲ、その名は「世界最年長の小学生」としてギネスブックに載っています。
ケニアでは、英国の植民地支配から独立して39年後の2003年、無償教育制度がスタート。田舎の小学校に、何キロもの道を歩いてくる84歳のマルゲ。独立戦争の戦士で悪夢のような日々を生き抜いた彼は、文字が読めなかった。自分もここで学びたい。門前払いされるも「自由への意欲」を持ち続けた彼に、ついに扉は開かれた・・・!
政府と摩擦を起こしながら彼を守ろうとした若き女性校長。ともに成長する子供たち。「学ぶ喜び」が伝わる奇跡の物語です。
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そこまで隠したい?

2011年07月26日 07時57分22秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
戻ってきた暑さ、これからが夏の本番ですね、島岡美延です。3ヶ月予報でも秋の訪れは遅そう。節電しすぎで熱中症にならないよう、くれぐれもお気をつけを。
中国の高速鉄道の事故現場から、驚くべき写真が次々届いています。最初の衝撃は、もちろん高架から車両がぶらさがっているもの。次は事故車両を壊して「穴」に埋めている様子。さらに、車両の残骸が地面に残される一方で、壊れた箇所のある高架を何事もなかったかのように走行する高速鉄道。
古今東西、「都合の悪いことは隠したい」もの。子どものごまかしから、権力が国民をだますというものまで、嘘のレベルは様々。
「世界中の人が見ている前で」、最重要と思える事故車両を穴を掘って埋める、という現実。もちろん、ネットや新聞で中国人自身からも異様なこと、恥だと指摘する声が上がっているよう。政府への非難を繰り返す人を強制入院させる国が、このあとどうするのか注目です。
ただ、「原子力の明るい面」だけが数十年に渡って強調されてきた我が国ニッポン、その「隠したい」体質も負けてない?
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女子スポーツの取材

2011年07月25日 07時26分05秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
被災地3県を除いてアナログ放送が完全に終了、島岡美延です。「大きな混乱もなく」とニュースは伝えていますが、静かに受け止めるしかなかったのでは。「テレビ新時代」の多チャンネル化・・・、それが必要とされているかは疑問も。
女子ゴルフのエビアン・マスターズで宮里藍選手が今季初優勝という嬉しい知らせ。一昨年、米ツアー初優勝を飾った大会です。アイドル的な取材攻勢を受けてきた彼女も気がつけば、米ツアー本格参戦5年目。人気と実力があるからこそ、不調の悩みも大きいはず。東北高校出身の彼女はこれで今季さらに羽ばたいてくれそう!
先週はずいぶん眠い月曜日でした。なでしこジャパンのW杯世界一の快挙からまだ一週間。昨日再開したなでしこリーグは、報道陣も観客も別次元の熱狂ぶり。この中で選手もチームスタッフも冷静でいることは大変そう。選手はタレントではないけれど、そんな扱いを受けてしまうこともしばしば。
女子は男子以上に「見た目重視」の記事にされることも。とにかくそんな雑音に負けず、実力を見せつけてください!
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もう、聴けなくなる

2011年07月24日 07時22分09秒 | 日記、その他
暑さが戻ってきそう、島岡美延です。気温の変わり目こそ熱中症にご用心を。
ついに2011年7月24日。ずいぶん先と思っていたのに、間もなくアナログ放送終了の瞬間がやってきます。
特に壊れることもなかったので、年明けまでアナログテレビを使っていました。それなりのエコポイントももらって、録画も簡単、画質も満足していますが、引き取られていったテレビは、どんな運命をたどったのかしら。
対応しきれないアナログ音声のものが手元に二つ。正午には聴けなくなってしまいます。
一つはポケラジ。まだそんなものを?と言われそうですが、外出中にテレビ音声をチェック。
3月11日、我が家も8時間ほど停電し、イヤホンをはずして大きな音でニュースを聴き続けました。
もう一つは、お風呂場用のラジオ。そのテレビ音声を流したまま地デジをつけると、音の時間差の大きなこと! なでしこの世界一もアナログでは、一足先に歓喜の瞬間を知ったはず。
視覚障害の方には、テレビ音声が奪われるという大問題。私にとっても寂しい問題なのです。
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誰もが実況中継の時代

2011年07月23日 07時28分38秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
節電には優しい涼しさ、島岡美延です。気温が少し違うだけで、飲みたいもの、食べたいものが変わってくるものですね。
なでしこが帰国して数日、ちょっとした騒動がありました。選手が友人と食事をした際、同席した知らない男子学生がツイッターで「実況中継」し、それが批判的内容などであったとして、ネットでは大騒ぎに。まず学生が通う大学が謝罪、さらに選手も報道陣の前で謝罪し、監督もコメント・・・。
この学生は日常的につぶやいてきて、今、最も話題の人物を目の前にして「発信したい」欲望に歯止めがかからなかったのでしょう。
事実と異なるとしながら謝罪せざるを得なくなった選手には、自分の周囲が激変したことを実感できないまま日本での日々が始まった気の毒な面もあります。今後、どうか殻に閉じこもって自分をガードしすぎたりしませんように。特に若い女性アスリートは、こうして心身をすり減らしてきました。
監督は「選手を信頼している」と断言して、また株を上げたかも!?
ツイッター好きの皆さん、道具の使い方を間違えないで下さいね。
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証拠の解釈、裁判の行方

2011年07月22日 07時11分41秒 | 日記、その他
今朝も涼しいですね、島岡美延です。昨日は土用の丑の日としては、うなぎもびっくり(?)の肌寒さでした。
市橋達也被告に求刑通り、無期懲役の判決が言い渡されました。事件の異様さだけでなく、整形手術をして2年7ヶ月の逃亡生活など、報道もかなり過熱していた事件。6人の裁判員は全員男性だったそうですが、法廷で示された証拠、被告の供述などから冷静に判断されたことと思います。
昨日は、14年前のいわゆる東電OL殺害事件で新しい証拠、というニュースにも驚きました。一審「無罪」、二審「無期懲役」、最高裁で確定とたどった裁判。あの頃はまだ裁判員裁判は始まっていません。一貫して無罪を主張していた受刑者は、再審請求中です。
受刑者のものとは別人のDNAが最新の鑑定技術で見つかったというのですが、このことが「イコール再審開始」になるとは限らないのが、司法のしくみ。
すべての証拠が出揃っているとは限らず、どう解釈するかで結果も変わる。さらに目の前の被告の発言をどう考えるべきか。人を「裁く」ことの難しさを改めて思います。
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