美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

スタート? 締めくくり?

2008年03月31日 07時34分19秒 | 姿勢&見た目
3月31日(月)の朝は、冷たい雨ですね、島岡美延です。放送界では「番組リニューアル」や今日からスタートというのが多いですが、まぎれもなく今日は2007年度最後の1日。果たして、今日でどんなことが決着するでしょう!? 

会社は明日が入社式、スタートを切るのは新入社員ばかりではありません。2年目の社員は初めて後輩を持つことになり、4月から肩書きが変わって部下を持つ人もいるでしょう。顔ぶれが入れ替わる、人数が変わる、という部署も新しい人間関係のスタートです。
不安な気持ちを取り払ってくれるのは笑顔! 鏡に向かって「心配顔」を笑顔に変えます。口角がうまく上がらなければ、人差し指で持ち上げて「スマイルポジション」をキープ。ほら、笑顔だと「悪いこと」を考えにくいと思いませんか?
明日は「やや寒い晴れ」という予報ですが、背筋を伸ばして颯爽と歩いて下さい!
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公開レッスン拝見!

2008年03月30日 07時52分02秒 | バレエ
昨日は、フランス語によるバレエの公開レッスンを見てきました、島岡美延です。昭和音楽大学バレエ研究所主催で、講師はパリ・オペラ座バレエ学校出身のリシャール・ペロン氏。多くの観客の前でレッスンを受けたのは、学生や既にプロダンサーとして活躍している12人です。
もちろん通訳は入りますが、先生の言わんとすることは、結構わかるもの。振付の指示は世界共通語であり、さらに雄弁な仕草や顔の表情。見ているだけで、いや客観的に見るということが、とても勉強になりました!
鏡がない舞台上の彼女達は、緊張と不安の中、何者にも代えがたい時間を過ごしたことでしょう。バレエのレッスンは、レベルの違いはあっても、バランス、筋肉の使い方、視線の向け方、表情など注意されることは古今東西共通、すべては「客席から一番美しく見える形」の追求です。
「下を向かない」のもバレエの原則。さて、私達も顔を上げて、いざ新年度へ!
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目と耳と心で「聴く」

2008年03月29日 07時15分47秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
日曜はまた雨の予報、お花見するなら今日? 島岡美延です。さて、おとといお約束した「傾聴」についてお話します。
一般的には、ここ数年で時々聴く言葉になりました。先日、番組でお会いした傾聴ボランティアの方は「目で相手の様子を察する、耳や心を使って全身で受け止め、共感の態度で聴く」ということをおっしゃっていました。「聴く」ってけっこう大変なのです!
傾聴でやってはいけないことの筆頭は「相手の話をさえぎる」行為。考えてみると、日々の会話は「さえぎる、話を奪う」になっていませんか? 「相手の話を最後まで聴く」、これは訓練が必要な立派な技術です。
傾聴ボランティアの講座に参加したら、実は「みんな自分の話を聴いて欲しい人ばかりだった」という一言も印象的でした。そう、話し上手になりたい人こそ「相手に心地よく話をさせる」聴き方を身につけましょう。それが近道です!
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顔を上げれば、声は出る

2008年03月28日 08時04分13秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
「本日より3日間限り」というお花見特集の折込広告を見つけました、島岡美延です。野球の優勝セールのように「本日とはチラシが入った当日のことです」と書いてあり、ちょっと楽しい気分になりました。でも今日は花冷えに注意ですよ!

今週は、スピーチについてお話してきましたが、最後に「自分の声や話し方は聞き取りにくい」と感じていることからスピーチが苦手という方へのアドバイスです。声の大きさ、聞き取りやすさを含め、話し方は、姿勢によって劇的に変えることが出来るのです。「見た目」から入ることはとても大切です。
鏡の自分と目が合うようにして、背をもう1センチ伸ばす気持ちで、姿勢を整えて下さい。猫背が直ると呼吸しやすくなり、首もまっすぐになっていますね。これだけで、あなたの声はずっと出るようになりました。スピーチの練習はブツブツつぶやくのではなく、自分の声を実感しながら、ぜひ鏡の前でどうぞ!
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最近、何をしましたか? 

2008年03月27日 14時17分20秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
今朝のラジオで傾聴ボランティアの方に来ていただきました、島岡美延です。「傾聴」の話は、日を改めてご紹介しますね。今日は「スピーチの中身」です。
まず、組み立て方は「起承転結」より「序・本・結」と三部構成で考えます。
短いスピーチや報告の場合、いきなり「結論」を言ったほうが効果的なので「結論・肉付け・しめくくり」のイメージで話してみましょう
具体的であるほど、相手はあなたのスピーチに興味を持ちます。
A.「私の趣味は、映画鑑賞と読書です」
B.「先日、○○○という映画を見て・・(感想)・・、また寝る前10分間の読書が最近の楽しみです」
固有名詞や数字は話を立体的、魅力的にします。Aの言い方では、いま一つ、魅力が伝わりません。スピーチのコツは「最近の出来事」を入れること! 映画や本、特別な事でなくても「電車から桜が見えた」だって、立派な出来事ですよ。
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内容か、見た目か

2008年03月26日 08時04分03秒 | 姿勢&見た目
入学式より卒業式に桜、の風景に喜んでばかりもいられない島岡美延です。さて、スピーチのポイントについて、今日は「登場のしかた」です。
同じ内容で話しても「誰が」「どんなふうに」話すかによって、説得力は違います。同じ人でも、服装や声の調子で伝わり方は変わります。
ここに、あなたが内容を練ったスピーチがあります。もちろん自分で語るわけですが、ちょっと想像してください。新しい職場、仲間に対して自己紹介など挨拶をする場面だとしましょう。
A.美しい姿勢で立ち上がり、笑顔で「おはようございます」と始める
B.のそのそと登場し、目を合わせずに「おはようございます」と始める
どちらも服装は同じですが、見ている人に与える印象はどうでしょうか。「おはようございます」の声の調子、聞きやすさも違うことが想像できますか?
好印象の秘訣は「美しい姿勢と笑顔」で伝えること。明日は「中身の工夫」です。 
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「原稿よりメモ」を作る

2008年03月25日 08時05分36秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
今週は「スピーチ」についてお話しています、島岡美延です。スピーチ、と聞いただけで苦手意識が先にたってしまう人、あなたの準備は万全ですか?
1~3分程度のスピーチでも、話す可能性があるなら準備をしましょう。退職挨拶、自己紹介、面接の自己PR、結婚式のスピーチetc.・・・避けたいのは「何しゃべろうか全く考えてないんですが」という前置き。
スピーチは苦手です、という態度で登場して、さらに「言い訳」から始めるのは、自ら聴く人を「引いた」状態にしてしまっているということ。スピーチするあなたに、何もメリットはありません! 
スピーチ内容を考えるとき、お勧めしたいのは「原稿丸暗記」より「キーワードメモ作戦」。丸暗記は、接続詞一つ思い出せなくて、頭が真っ白になる危険性があります。3~5個程度のキーワードをメモしますが、見ながら話すのではなく、頭で図のように思い浮かべるのです。本番の前に、鏡の前でぜひ練習を!
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締めくくりのスピーチ

2008年03月24日 07時55分33秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
小学校や大学の卒業式が行なわれていますね、島岡美延です。今朝は雨の月曜日、私の大学の卒業式は、ミゾレ交じりの雨で寒かった記憶があります。桜が咲いても、時々寒さが戻ることがあるので、油断大敵!?
さて、今週は「スピーチ」についてお話していきましょう。新年度の出会いの前に、まずは「お別れのスピーチ」。職場を去る、など「区切り」の場面でのスピーチについて考えます。
ポイントは「感謝&未来」。人間関係や職場に対する不満が理由で退職する場合でも、これまでお世話になったことへの感謝を述べましょう。決まり文句だけでなく、その職場ならではの具体的なエピソードを短く語ると素敵なスピーチになります。少人数の職場なら、一人ずつ名前をあげてもいいですね。
今後が未定であっても「明るい言葉」で挨拶を締めくくる工夫も忘れないで下さい。またどこかで出会うかもしれません。立つ鳥、跡を濁さず!です。
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練習の成果を発揮する

2008年03月23日 09時06分01秒 | ステキなお手本
桜開花!といってもまだニュースでしか見ていない島岡美延です。昨日、新国立劇場に芝居を見に行きました。戦後の下町、演奏したらお金が入る、と素人がジャズ楽団を作る物語。驚いたのは役者さんたちの演奏力です。ほぼゼロからのスタートだったようですが、猛特訓の成果に客席は大いに盛り上がりました。

スケートの世界選手権では、浅田真央選手が、恐るべき集中力を発揮して優勝しましたね。誰もが息を呑んだ最初のジャンプ失敗の後、瞬時に立ち直ることができたのは、身体に覚えこませた練習・練習・練習の賜物! 「練習は裏切らない」という言葉をこの日の彼女を見て、つくづく実感しました。
突然ですが、最近、「練習」していますか? 出来なくて悔しくて、辛くても頑張ったという時間が多いほど、出来るようになった喜びは大きいものです。
さて、本番まで40日余りとなった私の「白鳥」も、もう少し羽ばたかなくては!
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コミュニケーションって

2008年03月22日 08時07分52秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
何かが終わり、何かが始まる季節、桜も応援してくれそうですね、島岡美延です。今日は「コミュニケーション」という言葉についてです。
新聞に主要100社の09年度採用に関するアンケートがあり、企業が重視する事の断トツ1位は今回もコミュニケーション能力でした(語学力、学業成績は重視されないようです)。
その能力とは「積極的、人前で自分の意見を主張でき、リーダーシップもあればなお良し。誰とでも話すことが出来ること」と考えがちですが、そうでしょうか?
コミュニケーション能力のうち「話すこと」は、その一部です。「人の話をちゃんと聴く、相手の要求を察知する」能力こそ、今の時代に足りないコミュニケーション能力です。「受け身」でいればいい、というわけでもありません。
対面のコミュニケーションは最も重要。ただ、電話やメール、さらには手紙もあなたの気持ちを伝え、相手のことを思う大切なツールです。目指せ、達人! 
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