美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

“部屋の外”の世界を知る

2016年03月31日 06時29分39秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
2015年度最終日、島岡美延です。
先日、無事に保護された女子中学生の勇気と機転は見事でした。
アメリカでも深刻な監禁事件はあとをたちません。
そんな中、圧倒的な物語に心を揺さぶられました。
映画『ルーム(4月8日公開)』をご紹介します。
ママ役を演じたブリー・ラーソンは、アカデミー賞主演女優賞に輝き、先日、天才子役ジェイコブ・トレンブレイとともに来日。
二人の見た“世界”をあなたもぜひ体感してください。
ママとジャックは、体操をして、テレビを見て、ケーキを焼いて…、親子の親密な時間を過ごしている。
ただ、そこは天窓だけがある“部屋”。
それが二人の世界のすべてだった。
ジャックが5歳になったとき、ママは“部屋”しか知らない息子に、本当の世界を見せることを決意する…。
親子が“毎週やってくる男”からどうやって逃れ、脱出するのか。
本当の世界に出てきた親子を待ち受けていたものとは何なのか。
二人の圧巻の演技、レニー・アブラハムソン監督の手腕に脱帽です。


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テレビ、見ていますか

2016年03月30日 06時37分58秒 | 日記、その他
20度以上のお花見日和、島岡美延です。
慣れ親しんだテレビ番組が終了とか、番組は残っても“顔”が変わるとか、様々なことを思う今週。
10年、20年と続いた番組の出演者の方々、おつかれさまでした。
少しお休みして下さい、また違う形でお会いしたいものです。
先日、NHKの東日本大震災復興支援ソング『花は咲く』について話していたら、けっこう知らない人が多くて、少々驚きました。
特に5年の節目となった今月は、何度も聴く機会があったと思っていたので…。
理由を聞いたら“NHKは見ない”に加えて、“テレビは見ない”というか“テレビは持っていない”という人も。
確かに、スマホにかける時間は増える一方で、削られているのはテレビ視聴時間だと言われていますが、それを実感しました。
テレビ番組のあり方について、窮屈な環境になっていると言わざるを得ないこの春。
そして夏は、参議院選挙(衆院も?)とリオ五輪。
政治やスポーツに関心がないという人は、ますますテレビから離れていくのかしら。

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音楽業界ドラマはサントラも最高

2016年03月29日 06時27分42秒 | 姿勢&見た目
安全保障関連法施行、島岡美延です。
いつか、法案成立に至る映画はできるかしら?
5年前、原発で何が起きたかを描く映画などが作られつつあります。
アメリカだと、事件や騒動の映画化が素早くて驚きます。
事件というわけではないですが、業界暴露ものとして、実にリアル。
第一話から、圧倒的な密度の魅力で展開する『Empire/エンパイア 成功の代償』のDVDコレクターズBOX(4月2日発売)をご紹介します。
音楽業界の帝王・ルシウス(テレンス・ハワード)は、難病の余命宣告を周囲に隠し、自分が築いたエンパイア・レーベルの後継者選びを宣言する。
長男アンドレは、経営、法律面で才能発揮。
次男ジャマルは、音楽の才能に溢れるもゲイで父と対立。
三男ハキームは、才能豊かだがトラブルも多い。
そこへ、三人の母で離婚した妻クッキーが出所。
家族の犠牲で服役した彼女の逆襲が始まる。
爆発的なツイート、動画再生で社会現象を起こしたアメリカのドラマに釘付け!
明日発売の日本版サントラもぜひ。
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トーハクで黒田清輝

2016年03月28日 06時45分30秒 | 姿勢&見た目
月曜日に雨が多かった3月、島岡美延です。
今日からの新番組もあれば、朝ドラは最終週。
昨日、東京国立博物館平成館で始まった『特別展 黒田清輝』に出かけました(5月15日まで)。
期間限定の「お花見チケット」は、ペアで1500円というお得感。
母と一緒に出かけた上野は、2,3分咲の桜でも花見客で大賑わい。
それでも、生誕150年を迎えた日本近代絵画の巨匠展は、落ち着いた雰囲気で堪能することができました。
トーハクの隣に立つ黒田記念館は、しばらく休館。
そこからの作品、フランスで影響を受けた師コランやミレーの洋画など約240件は、小さなスケッチブックの素描や手紙も含め、本当に見応えあり。
教科書などで有名なのちに妻となる女性をモデルにした「湖畔」も。
留学中、人物を描くため、裸体のスケッチの重要性を痛感した黒田。
画壇や社会の風紀を乱すという非難、警察権力とも闘いながら、裸婦像を発表してきた意義が興味深いです。
色んな桜を楽しめる庭園も4月17日まで開放中です。

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覗かれている、あの目で

2016年03月27日 07時50分05秒 | 姿勢&見た目
見頃はまだだけど、お花見の人は多そう、島岡美延です。
寒くても盛り上がる人々の中に、外国人急増中。
宴会真っ最中の人々は、他人の目なんて気にしないでしょう。
ただ、一人になって“見られている”恐怖を感じたこと、ありませんか?
映画『のぞきめ(4月2日公開)』をご紹介します。
元AKB48の板野友美が映画・ドラマを通じて初主演。
テレビ局で働く彩乃は、ある青年の謎めいた怪死事件を取材する。
口から泥を吐き出した異様な亡骸。
青年の恋人は狂ったように“のぞきめ”の仕業だと叫ぶ。
ある出来事に遭遇して以来、ずっと何かに覗かれているいる感覚にとりつかれていたのだ。
それに覗かれると、必ず死ぬ。
その悲劇は、彩乃自身の身にも降りかかろうとしていた…。
同じ場所で起きた、時代の異なる怪事件をベースに進む物語。
窓、タンス、カーテンの陰…、日常のあらゆる場所に存在する数ミリの隙間からのぞく“視線”。
この映画を見たあと、あなたもありとあらゆる隙間が気になってしかたないかも。
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北海道新幹線、ついに開業

2016年03月26日 06時56分14秒 | 日記、その他
函館の空も快晴のよう、島岡美延です。
北海道新幹線が、ついに開業!
山陽新幹線が博多まで通っても“九州”新幹線と言わなかったけど、青函トンネルを渡ったら“北海道”と名前がつく…。
いかに悲願のプロジェクトだったかと、感慨深いですね。
東北新幹線が2010年12月に新青森まで伸びたお祝いムードから5年余り、ついに津軽海峡の下を新幹線が通りました。
思えば2011年夏、陸路で札幌(母の実家)まで行きたいと父が言い出し、計画を立てました。
父のリハビリの意欲が高まればと出かけた旅行でしたが、新青森の駅で接続する特急スーパー白鳥のホームに移動するのが大変で、函館までで丸一日。
ホテルで借りた車椅子で、一人で朝市に出かけてしまうなど、今よりは元気だった父。
函館からのディーゼルの特急はかなり揺れましたが、なんとか札幌へ。
ちなみに帰路は飛行機を利用。
北海道新幹線の開業に伴って、スーパー白鳥はひっそり廃止。
2030年に札幌まで開通予定ですが、いつ乗りにいこうかしら。

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“赤い金魚”になった二階堂ふみ

2016年03月25日 05時55分44秒 | 姿勢&見た目
冷え込んだ朝、島岡美延です。
昨日に続き、不思議な女子の物語。
映画『密のあわれ(4月1日公開)』をご紹介します。
近代文学の作家である室生犀星が、晩年にこんな幻想的な小説を書いていたとは。
犀星自身を投影しているともいわれる老作家と変幻自在な金魚の姿を持つ少女・赤子の物語を映画化したのは、石井岳龍監督。
自分のことをあたいと呼ぶ赤子(二階堂ふみ)は、ともに暮らす老作家(大杉連)をおじさまと呼んで、エロティックな会話を楽しみ、夜は一緒に眠る。
普通の人間に彼女の正体はわからないが、野良猫にはバレてしまう。
そう、彼女はある時は女の人、ある時は尾ひれをひらひらさせる金魚だった…。
ある日、老作家への愛を募らせ、この世に蘇った幽霊のゆり子(真木よう子)が現れる。
老作家の友人・芥川龍之介(高良健吾)や金魚売りの男(永瀬正敏)が、3人の関係を密かに見守る中、ある事件が起きる…。
二階堂ふみの“金魚らしさ”が絶品!
「耽美」という文字が映像になった世界をご堪能あれ。

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73歳が、いきなりハタチに?

2016年03月24日 06時28分15秒 | 姿勢&見た目
戻った寒さにご用心、島岡美延です。
もし何十年も時間が戻ったら…?
映画『あやしい彼女(4月1日)』をご紹介します。
大ヒットした同名の韓国映画を原作に、各国でリメイク進行中。
日本で“中身は73歳”のハタチを演じることになった多部未華子が、最高のコメディエンヌぶりを発揮!
可愛いルックスと天性の歌声を持つ大鳥節子(多部)は、その容姿とは裏腹の超毒舌。
罵声を浴びせたり、説教したり。
そんな“あやしいハタチ”の正体は、戦中生まれの73歳、下町育ちのカツ(倍賞美津子)。
ある場所に行ったら、“変身”してしまったのだ。
早くに夫を亡くし、一人で娘・幸恵(小林聡美)を育てたカツ。
幸恵とその息子・翼と三人で暮らしていたが“家出”をして、突然訪れた二度目の青春でとことん好きなことをしようと決意。
イケメン音楽プロデューサー(要潤)に見いだされ、孫とのバンドデビュー?
カツの幼馴染・次郎(志賀廣太郎)も巻き込みながらの大騒動。
笑って、号泣して、人生の意味を考えるもよし。
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岩井俊二監督、語る

2016年03月23日 06時37分16秒 | 姿勢&見た目
ベルギーの空港と地下鉄でテロ、島岡美延です。
アメリカとキューバは歴史的な握手、世界の幸せって何でしょう。
映画『リップヴァンウィンクルの花嫁(26日公開)』をご紹介します。
先日のラジオに岩井俊二監督が登場。
最新作の話の前に、今月よく聞いた名曲『花は咲く』の作詞秘話を伺いました。
仙台出身の監督は“しっかり追悼したい”という想いを込めようと、歌詞の世界観をNHK側に確認したとか。
東北の人々の気質論から、映画監督としてのあり方の話へ。
周りの声が聞こえなくなるという強い作家性が“岩井美学”と呼ばれる独特な映像世界を創り出していたのですね。
黒木華が演じる、23歳の皆川七海は、SNSで彼氏を見つけ、とんとん拍子に結婚するも、あることがもとで離婚。
彼女は次々と“信じられない事態”に巻き込まれていく。
そんな七海のピンチにいつも現れるのが、綾野剛演じる、なんでも屋の安室。
23歳女性の“少しだけ極端”な日常が積み重ねられる3時間。
岩井マジックから目が離せません。
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小池真理子の半自叙伝を

2016年03月22日 06時38分26秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
桜の開花がゆっくり進む春になりそう、島岡美延です。
2015~16年の“時代の空気”は、数十年後にどう描かれる?
1969~71年の時代をすくいとると…。
映画『無伴奏(26日公開)』をご紹介します。
直木賞作家・小池真理子の半自叙伝的同名小説の完全映画化。
未来を変えようと若者たちが高揚していた時代。
繊細かつ大胆な青春の物語を切なく耽美な世界に仕立てたのは『ストロベリーショートケイクス』の矢崎仁司監督。
先日のラジオで、俳優が“脱皮する”素晴らしさを監督が熱く語ってくれました。
1969年、仙台。
高校3年の野間響子(成海璃子)は、革命を訴えシュプレヒコールをあげていたが、学園闘争を真似しているだけの自分に嫌気がさしている。
親友に連れられて出かけたバロック喫茶・無伴奏で、大学生の渉(池松壮亮)、祐之介(齋藤工)とその恋人エマ(遠藤新菜)に出会う。
革命以上に、刺激的な恋を知った響子。ある日、衝撃的な事件が起きる…。
激しい愛が存在した時代、スクリーンでぜひ。
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