やはり、マット・デイモン＝ボーン！

涼しい朝、島岡美延です。
豊洲に五輪、巨大プロジェクトほど“責任者、不明”って、日本は大丈夫？
この人は、組織を離れてこそ強い…！
映画『ジェイソン・ボーン（10月7日公開）』をご紹介します。
元CIAの男の物語は、2002年に『ボーン・アイデンティティ』として誕生。
CIAの極秘プログラムが生んだ“無敵の暗殺者”が、CIAから追われ、孤独に戦う…。
シリーズ最高傑作、さらにスピード感と臨場感アップ！
ジェイソン・ボーンが消息を絶って、数年。
元同僚のニッキー（ジュリア・スタイルズ）が彼を見つけ、ある事実を告げる。
CIAが世界中の情報を監視し、テロ活動までをも裏で操作する目的で、恐ろしい極秘プログラムが始動したというのだ。
CIAでボーンの追跡を任されたのは、若きエージェントのリー（アリシア・ヴィキャンデル）。
彼女は彼を再びCIAに取り込もうと考える。
一方、ボーンは、追跡者が想像もしない、ある目的を持って動いていた…。
抜群の頭脳と身体の切れ味、健在！

昨日のニュースの顔

また傘の出番、島岡美延です。
日本ハムのパ・リーグ優勝、北海道の皆さん、おめでとうございます。
野球をよく知らなかい祖母や叔母が、その勝敗に一喜一憂しているのを見て、札幌にプロ野球がやってきた意味を感じたものでした。
大谷翔平選手、どこまで進化するのでしょう。
高校からメジャーへ、の夢を抱いた彼をドラフトで指名し、「投手も打者も」という前代未聞の起用法を提示して口説き落とした栗山監督。
ついに4年目、打者・投手として大活躍で優勝。
昨日も15奪三振って、マンガのようなヒーローぶりです。
昨日のニュースの顔、あと二人にも注目。
もちろん、勝負服も興味深かった女性政治家。
小池百合子都知事は、約40分の所信表明演説。
黒のワンピースに赤いジャケット。見た目の強さのままに厳しく、都政改革への意欲を語りました。
民進党の蓮舫代表は、初の代表質問。
国会の重厚な舞台に首回りが華やかな白のジャケットで登場。
大事な場面で白をよく着るのは、“刷新したい”の想いでしょうか。

飛べない鳥たちが、飛ぶ！

まもなく10月なのに真夏日、島岡美延です。
蒸し暑さ、こたえますね。
心地よい秋を楽しむにはまだ時間がかかりそう。
フィンランド生まれの人気ゲームが、3Dで“飛び”出します。
映画『アングリーバード（10月1日公開）』をご紹介します。
飛べない鳥たちが平和に暮らす島・バードアイランド。
ぬいぐるみのようなモワッとした質感が感じられる、様々な造形の鳥たち。
飛べないので、基本的に歩いて暮らしている…。
メインキャラは、太い眉で身体が赤い、怒りんぼうのレッド。
どちらかというと“嫌われ者キャラ”が、その怒りをパワーにかえて、みんなのリーダーになる、という物語。
ピッグたち＝意地悪なブタの軍団に、大切な“タマゴたち”が盗まれて、さあ大変…。
飛べない鳥たちが取った作戦は、パチンコを駆使して“飛んでいく”こと！
レッドに協力するのも、ハイテンションすぎるチャックと、身体だけ大きくてビビリのボム。
周囲から浮いている者たちが力を合わせて、果たして島を守れるのか…？

舞台に立つ時、考えること

妹の誕生日、島岡美延です。
我ら姉妹は大人からバレエを始めて、この数年、お互いの発表会を鑑賞。
特に私は、バレエなくして、健康と体型の維持はありえない、と確信しています。
これからも元気な姉妹でいなきゃ…、と思うのでした。
日曜日、無事に私の発表会が終了。
本番間際に故障が発生したり、思いがけない怪我をしたり…、ということも多いのですが、今回は、わりと順調にきたことが、かえって不安になったりして。
そんな時、ある先生の「本番は色々なことが起きる。プロだって失敗することもある。でも一番大切なのは、そこに至るレッスンで、出来るようになろうと集中して、努力した過程」という話を思い出しました。
そのおかげもあって、本番は「ライトを浴びて、精一杯楽しもう！」というスイッチが入ったよう。
「あ、今、気持ちよく踊っている」と感じる瞬間がありました。
たくさんの仲間、友人にご来場いただき、嬉しい言葉をかけてもらい（褒められて伸びるタイプ？）、本当に幸せ。
ありがとうございました！

三姉妹と母をつなぐ、三重奏

今週も台風と秋雨前線に警戒、島岡美延です。
メロディが、記憶に直結していることってありますよね。
映画『カノン（10月1日公開）』をご紹介します。
祖母（多岐川裕美）の葬儀で、久々に顔を合わせた三姉妹。
富山県黒部市で教師をしている次女・藍（比嘉愛未）、東京で暮らす長女・紫（ミムラ）、金沢の老舗料亭を受け継いだ若女将の三女・茜（佐々木希）。
遺言に“あなたたちの母親は生きている”という衝撃の言葉。
亡くなったと思っていた三姉妹の母（鈴木保奈美）は、富山県の介護施設に入所していた。
アルコール性認知症を患い、訪ねていった娘たちのことがわからない。
それでも、藍は施設に顔を出すようになる。
子どもの頃、母に虐待され、恋人（桐山漣）との結婚をためらう藍。
また、紫は夫の言葉に傷つき、茜は母と同様に、仕事の重圧からアルコールに依存していく。
母との19年間の空白を埋めようと、三姉妹は過去を探る旅に出る。
そして思い出の曲、カノンにたどり着き、三重奏を目指す…。

“ロックの父”、29年の生涯

晴れ間も出そうな日曜日、島岡美延です。
今日はバレエの発表会。
舞台の上のスポットライトには、ある種の“中毒性”があります。
スターと呼ばれるようになった人間は、その光を浴び、また影が濃くなることも。
映画『アイ・ソー・ザ・ライト（10月1日公開）』をご紹介します。
“ロックの父”と称される伝説のシンガー、ハンク・ウィリアムス。
その音楽は、プレスリーやザ・ビートルズなどに受け継がれたといいます。
デビューから6年、29歳の若さでこの世を去ったハンク。
主演は、歌声も吹替えなしで披露したトム・ヒドルストン。
『アベンジャーズ』のロキ役とは、全く違う挑戦が見事です。
1944年、アラバマ州。
愛する女性オードリー（エリザベス・オルセン）と結婚し、シンガーとしても成功したハンク。
ただ、妻も歌手になる夢を持っていて、息子が生まれるも、次第に夫婦には溝が。
アルコールに溺れるようになったハンクが、ありのままの自分でいたいと、歌に想いを込める…。

この福山雅治、ファンは…

無責任体制のニュースばかり、島岡美延です。
豊洲、もんじゅ、政務活動費…。
週刊誌などの“スクープ”、特に今年は、政界、芸能界の釈明会見が続出でした。
映画『SCOOP!（10月1日公開）』をご紹介します。
福山雅治が1ヶ月以上、“やさぐれた”感じの服装、髪型で過ごして役作りして、ダメ男に。
さらに、新人記者の二階堂ふみ、情報屋のリリー・フランキー、副編集長の吉田羊。
みんな、強烈にハマっています。
かつて、伝説的なスクープをモノにしてきた凄腕カメラマン・都城静。
だが、ある理由から報道写真への情熱を失い、今や芸能スキャンダル専門に。
自堕落な日々を過ごしていた静に、転機が訪れる。
写真週刊誌「SCOOP!」に配属されたド新人記者・行川野火とコンビを組むはめに。
喧嘩ばかりの凸凹コンビが、やがて独占スクープを連発！
そして、日本中が注目する大事件が発生する…。
スクープ写真の裏側って、刺激的。
下ネタ連発、女なしでいられない、そんな福山雅治にファンは複雑？

不死身の魔女ハンター

今日も傘が手放せない一日、島岡美延です。
ひと雨ごとに、というより連日の雨で秋へ。
今年は、秋分の日を過ぎてから、少し暑さが戻りそう。
個人的には、ハロウィンの雰囲気は、今ぐらいからで十分と思うのですが、夏休みが終るか終わらないかくらいで、世の中は、例の飾りつけが始まりますね。
ハロウィンがなじんできた日本、“魔女”というとまだまだ、西洋の香り、かしら。
映画『ラスト・ウィッチ・ハンター（30日公開）』をご紹介します。
『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』などのアクションヒーロー、ヴィン・ディーゼル主演。
800年前、魔女に不死の呪いをかけられたコールダーは、現代に至るまで唯一無二の魔女ハンターとして闘い続けてきた。
彼を見守るのはドーランと呼ばれる神父。
ある日、36代目ドーラン（マイケル・ケイン）が、何者かに殺害される。
37代目（イライジャ・ウッド）とともに、捜査に出たコールダーは、大昔に殺したはずの魔女の女王の関与を知る…。
不死身って、けっこう辛いかも。

いつの日か、「ら入れ言葉」？

全国的にほぼ雨の秋分の日、島岡美延です。
18度くらいまで下がった今朝、肌寒いですね。
昨日の福原愛選手の結婚報告会見、輝いていました。
リオ五輪のインタビューでも最年長らしさを感じましたが、“結婚したアスリートのあり方”を後輩に示したい、との言葉。
「あの“泣き虫”愛ちゃんが…」と多くの人が思ったことでしょう。
彼女が有名になった幼い少女だった頃に、「ら抜き言葉」は、すでに出現していました。
文化庁が発表した「国語に関する世論調査」によると、統計のある1995年以降、初めて「ら抜き言葉」が従来の表現を上回った、という数字が出ました。
ただ、同じ「ら抜き」でも、場面によって違うよう。
可能を表す「見れた」「出れた」は、「見られた」「出られた」より多かったとか。
「食べれない」「考えれない」などは、まだ少数派…？
でも、20年でこの変化。
いずれ、「『ら入れ言葉』を使う人が、まだいる」などと言われるのかしら！？
誤入力のような「打ち言葉」など、ついていけない…！

“命懸け”でオーディションへ

台風16号は各地に大きな被害…、島岡美延です。
先月から、本当に台風だらけ。そして今日も“台風一過”の晴れとはならず。
オーディション番組で脚光を浴びて、一躍有名になる…、これまでもそんな物語がありました。
ただ、これは少し特別。
映画『歌声にのった少年（24日公開）』をご紹介します。
ムハンマド・アッサーフという少年が、アラブで知らない人はいないスーパースターになった実話がもとになっています。
紛争の絶えないパレスチナ・ガザ地区で暮らすムハンマド。
スター歌手になって世界を変えたいと考えるも、拾ったガラクタで楽器を作って歌う日々。
彼の声が最高だと信じる姉は“カイロのオペラハウスに出る”というとんでもない目標を立てる。
その姉が重い病に倒れ、両親は治療費を工面できない。
ムハンマドは姉との約束を守るため、オーディション番組「アラブ・アイドル」に出場することを決意する…。
主人公らを演じたのは、ガザに住む少年少女たち。
ガザの壁を越える…、命懸けの夢への挑戦。