美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

人間が作って、人間が消えた場所

2017年02月28日 06時49分45秒 | 姿勢&見た目
生中継で前代未聞のハプニング、島岡美延です。
アカデミー賞の最大の注目、作品賞が、受賞スピーチの途中で訂正されるなんて!
すでに6部門受賞の『ラ・ラ・ランド』ではなく、黒人監督、俳優による『ムーンライト』。
いずれも力作です。
“反トランプ一色”となった、とも言われた今年のアカデミー賞。
手と手をつなごうとする映画界、握った拳を振り回そうとする大統領。
人間と人間が争ったり、営みを終えて去った場所は、いつか、こうなっていく…。
映画『人類遺産(3月4日)』をご紹介します。
『いのちの食べかた』のニコラウス・ゲイハルター監督の最新作、原題は『HOMO SAPIENS』。
94分の映像作品の中に登場するのは、世界70ヵ所以上に及ぶ“廃墟”。
そこに、鳥などの生き物はいても、“人類”は一切でてきません。
ナレーションもなく、圧倒的な映像美でつづられる、誰もいない世界。
遊園施設、教会、劇場、原発施設…。
日本の軍艦島、そして、6年前のあの日から、人がいなくなった町も。
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ヨーヨー・マがシルクロードへ

2017年02月27日 06時58分51秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
素晴らしい成績で冬季アジア大会閉幕、島岡美延です。
スピードスケート世界スプリント選手権では、小平奈緒選手が日本女子選手として初の総合優勝!
来年の平昌五輪、ますます楽しみ。
冬季アジア大会には、冬のスポーツが必ずしも盛んではない国の選手も登場。
シルクロードも様々な交流を生み続けてきました。
映画『ヨーヨー・マと旅するシルクロード(3月4日公開)』をご紹介します。
『バックコーラスの歌姫たち』という素敵な作品で、アカデミー賞長編ドキュメンタリー賞、グラミー賞最優秀音楽映画賞を受賞したモーガン・ネヴィル監督による珠玉のドキュメンタリー。
世界的チェロ奏者ヨーヨー・マが、2000年に“音の文化遺産”を世界に発信するために立ちあげた「シルクロード・アンサンブル」。
文化的、政治的背景を背負った音楽家たちと、世界中で演奏していくことで、ヨーヨー・マ自身も自己のルーツに迫る…。
今、世界で起きている出来事、争い、それらを極上の音楽とともに目撃し、希望を見つけてください。

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恋に夢中、ロミオの情熱

2017年02月26日 07時19分02秒 | バレエ
東京マラソン、まもなくスタート、島岡美延です。
今年から新コースで、東京駅がゴール。
2020年に向けて、東京が変わっていきます。
昨日行った、上野公園周辺でも工事していました。
東京文化会館で、NBAバレエ団『ロミオとジュリエット』を鑑賞。
お気に入りの、マリインスキー・バレエのプリンシパル、ウラジーミル・シクリャローフがロミオとしてゲスト出演。
今、習っている先生が、ロミオの親友として出演したため、個人的にも見どころ満載でした。
ジュリエットは、バレエ団のプリンシパル、峰岸千晶。
初めてみたダンサーでしたが、身体のラインが美しく、確かな技術の持ち主。
マーティン・フリードマンの振付は、よく見るマクミラン版と違って、なかなか斬新。
そして、シクリャローフのロミオ。
惚れっぽくて、一途に恋に突き進んで、もうジュリエットに夢中、という青年を全身で表現。
長い手足とチャーミングな笑顔。
キスシーンもさすが?
演劇要素の高い、理想的な主役を堪能した夜でした。

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椎葉村で、再生する若者

2017年02月25日 06時43分59秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
プレミアムフライデーはいかがでしたか、島岡美延です。
来月は31日の年度末、早く帰るには1ヶ月かけて準備する!?
仕事もない、信じる人間もいない、そんな青年が辿り着いたのは…。
映画『しゃぼん玉(3月4日公開)』をご紹介します。
乃南アサのベストセラー小説の映画化。
最近、複数のNHKドラマで活躍中の林遣都が、親に見捨てられた無軌道な若者に。
舞台となった宮崎県椎葉村の素晴らしい風景、郷土料理…、そこにずっと住んでいたかのような市原悦子が、さすがの演技。
通り魔や強盗傷害を繰り返してきた伊豆見翔人。
人を刺して逃亡中に、椎葉村の山道で怪我をしている老婆スマを助けたことがきっかけで、彼女の家に寝泊まりする。
初めは金を盗んで逃げるつもりだったが、彼をスマの孫だと勘違いした村人たちにも世話を焼かれ、伊豆見は山仕事や祭りの準備を手伝うようになる。
村に戻ってきたある女性と出会い、自分が犯した罪を自覚し始めた時、彼が決断したのは…。
孤独な青年が知った“愛”の物語。

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人類の未来の鍵を握るのは

2017年02月24日 06時57分05秒 | 姿勢&見た目
初のプレミアムフライデー、島岡美延です。
“月末の金曜日は15時に退社しましょう”って、フリーランスの私には関係ないですが、「かえって仕事が増える」業界もあるのでは。
まあ、15時にディナーの予約、はないでしょうけど。
今朝の新聞記事にあった「選挙で男女の候補者数を均等にする法案」が今国会で成立の見通し、ということのほうが、日本の未来を変える鍵になるかも。
“女性の活躍”を女性が実感する社会って、いつになるのか。
人類の未来を変える鍵を握るのは、一人の死刑囚…。
映画『アサシン クリード(3月3日)』をご紹介します。
2016年、死刑囚カラムは、遺伝子操作でDNAに眠る祖先の記憶を呼び覚まされる。
彼の祖先は、ルネサンス期、テンプル騎士団から“エデンの果実”を守るアサシン教団の伝説のアサシンだった。
それを追体験するカラムは、“エデンの果実”の秘密を求め、ルネサンス期スペインの歴史の闇にダイブする…!
製作も兼ねるマイケル・ファスベンダー、生身のアクションに挑みます。
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肌の色の違いで逮捕された“夫婦”

2017年02月23日 06時37分27秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
また強風と雨に注意、島岡美延です。
移民排除が強まるアメリカでは、かつてこんな時代が。
映画『ラビング 愛という名前のふたり(3月3日公開)』をご紹介します。
1958年、今から60年ほど前、“結婚”を理由に逮捕されたラビング夫妻。
普通の夫婦が、アメリカの法律を変えた…、その実話に感銘を受けた名優コリン・ファースが、プロデュース。
レンガ職人のリチャード・ラビング(ジョエル・エドガートン)は、恋人のミルドレッド(ルース・ネッガ)から妊娠を告げられ、大喜びでプロポーズする。
しかし、二人が住むバージニア州では異人種間の結婚は禁止されていた。
法律で許されるワシントンDCで結婚し、地元で暮らし始めると、真夜中に踏み込まれ、逮捕される。
離婚か、生まれ故郷を捨てるかの選択を迫られた二人は…。
妻ミルドレッドが、ケネディ大統領の弟であるロバート・ケネディ司法長官に送った手紙には「愛する人と夫婦として暮らしたい」との想いが切々と。
法律が変わったのは1967年でした。

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順位って、なんでしょう

2017年02月22日 06時53分38秒 | 日記、その他
昨日の強い北風はおさまりそう、島岡美延です。
札幌で開催中の冬季アジア大会で、珍しい光景が。
それは“5位の選手が表彰台に上がり、銅メダルを受け取る”というもの。
実は「1種目で受け取れるメダルは1カ国で2つまで」との大会規定があるそう。
多くの国や地域にスポーツを広めるのが理由だそうですが、なんとも不思議。
こんなことが起きたのは、スピードスケート女子1500㍍。
4位までが日本選手だったため、次の最上位の国だった5位の中国選手が表彰台に上ったわけです。
実際に3位だった高木菜那選手のインタビューは、サバサバしたものでしたが、「3位だけれど銅メダルではない」って…。
5位だったけど銅メダルで、掲揚された国旗を見上げた中国選手の心中も複雑でしょう。
これを聞いた時に“1等賞を決めない小学校の徒競走”を思い出しました。
初めて聞いて驚いたのは、もう10年以上前かしら。今はどうでしょう。
「0.01秒」を縮めるために身を削っている選手に、規定は失礼ではない?


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あの人が身近にやってきたら

2017年02月21日 06時58分30秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
北風が一気に寒さを連れ戻したよう、島岡美延です。
昨日は、風が強い中、降り出した雨を折り畳み傘でしのいで帰宅。
低気圧や寒冷前線に振り回された昨日、マレーシアの空港で起きた暗殺事件の“衝撃の瞬間”が監視カメラに映っていたというニュースに驚きました。
映画の世界のようなことが現実に次々と起こる2017年。
トランプ米大統領も就任から1ヶ月。
落ち着くどころか、憲法をも怖れない大統領令の連発、一方的すぎる記者会見、政権内部の人事もいまだ定まらず。
もし、自分が今いる会社や組織にこんな人物がやってきたら、と想像してみませんか。
これまで守り続けてきた決まりや伝統をことごとく否定。
知り合いを重要ポストにつけるも、全員、この業界の経験なし。
今までのスタッフが助言しようとしたら、クビ。
会社の中には、これまでの待遇に不満を持っていて、新しいトップの登場に期待している人がいることも確かなようだけれど…。
重要な取引先のやり方にもやたらと口出し。
大変な70歳の新人です。
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アメリカの危機、ここにも

2017年02月20日 06時57分26秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
暴風と雨、気温上昇の月曜日、島岡美延です。
午後は、春一番が吹いた先週金曜より、荒れた天気になりそう。
こんな変化を繰り返して、春に向かうのですね。
“大きな変化”で混乱に陥っている国は、どこへ向かう?
すでに、現実の危機に直面している今世紀のアメリカ。
映画『マン・ダウン 戦士の約束(25日公開)』をご紹介します。
戦場そのものを描く、というより、帰還兵の抱える深すぎる心の闇に迫った力作。
『トランスフォーマー』シリーズのシャイア・ラブーフが、不条理な世界を圧巻の演技で表現します。
海兵隊員ガブリエルは、妻ナタリー(ケイト・マーラ)と幼い息子を残し、アフガニスタンへ。
想像以上に過酷な任務にも、家族を想うことで耐えていく。
ついにアフガニスタンから帰還。
しかし、たどり着いた故郷の街は荒れ果て、住人もいない。
ガブリエルはともに帰還したデビン(ジェイ・コートニー)と、妻と息子の行方を探す…。
脚本が見事で、衝撃のラストに言葉を失います。
これが、戦争の悲劇。
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生田斗真、リンコという役で

2017年02月19日 06時57分56秒 | 姿勢&見た目
札幌冬季アジア大会開幕、島岡美延です。
スケート四大陸選手権では、三原舞依選手が素晴らしい逆転優勝。
1年後のヒーロー、ヒロインは誰?
この人は“主演女優賞モノ”!
映画『彼らが本気で編むときは、(25日公開)』をご紹介します。
トランスジェンダーの女性を生田斗真が見事に体現。
第67回ベルリン国際映画祭で、LGBT(性的少数者)への理解に貢献した作品に与えられるテディ賞の審査員特別賞を受賞したばかり。
『かもめ食堂』『めがね』の荻上直子監督が、海外暮らし後に帰国した時の“違和感”から生まれた作品だそう。
小学5年のトモは、母(ミムラ)が男を追って家出したため、叔父マキオ(桐谷健太)の家へ。
初めてじゃないけど、今回はマキオはリンコという美しい恋人と一緒に暮らしていた。
食卓にはリンコが作る手料理。
トモは、母以上に愛情を注いでくれるリンコに信頼を寄せていき、三人の日々は特別なものになっていく。
そして、リンコの“ある目標”に向かって、三人が編み物を始める…。
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