美しい姿勢で話し方レッスン   shimaoka minobu          

美しい姿勢は、一生の宝物! 「見た目を磨くレッスン」と「コミュニケーション力を磨くレッスン」のヒント集

あなたの「ずっと」は何?

2010年03月31日 06時11分56秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
いよいよ2009年度も終わりですね、島岡美延です。気温の変動が大きかった3月、新しい生活への不安に揺れる折れ線グラフのようだったりして!?
誰もが経験する出会いの戸惑い、想いを続ける中で起きる様々なこと・・・、それをギュッと閉じ込めた映画「半分の月がのぼる空(3日公開)」をご紹介します。
高校生の裕一(池松壮亮)は、入院して美しい少女・里香(忽那汐里)と出会う。心臓病の彼女は長い療養生活から、ワガママにもみえる振る舞いで裕一を振り回す。宮沢賢治の小説が二人をつなぎ、不器用で温かな関係が始まる。将来を思い描けない里香、「ずっと」を誓い合いたい裕一。一方、二人が入院する病院の夏目医師(大泉洋)は、最愛の妻を病から救えなかった失意から抜け出せずにいた・・・。
私たちのありふれた日々、同じ「明日」が来るよう気がするけど、けしてそうではないことに胸が締め付けられるます。
だからこそ、「今日」という日を精一杯生きなきゃ!
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「思い込み」が招く結末

2010年03月30日 07時25分49秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
桜の開花後に、放射冷却という表現を聞くとは! 寒い朝ですね、島岡美延です。春の装いでは今日も震えそうです。
1995年に起きた警察庁長官銃撃事件が時効を迎えました。あの年、3月20日に地下鉄サリン事件、直後に山梨県上九一色村の捜索、そして長官の事件・・・。ニュースもワイドショーも連日、大量に報道しました。この事件、逮捕はあれど起訴はなし、初動捜査の遅れや思い込みが事件未解決を招いたとも言われています。
ある方向に決まった流れ、特に「上からの指示」がある状況で、別の可能性や広い視野でもう一度見直すことがなかなか難しいのは、色んな場面で実感するところ。マスコミ報道などで、すべてが「既成事実」のようになることもあるでしょう。
先日、原宿で起きた「有名人がいる!?」というパニック騒動は、誰もが情報発信や情報操作できうる現代の危うさを見せました。振り込め詐欺などは「思い込み」を利用した犯罪です。少し寂しいけど「鵜呑みにしない」、そんな知恵が必要な時代でしょうか。
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挑発するインタビュア

2010年03月29日 07時26分19秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
桜の開花の歩みはゆっくり、今朝も寒いですね、島岡美延です。今週の入社式はもちろん、来週あたりの入学式でも首都圏の桜は楽しめるのでは? 
まだ3月中ですが、本日月曜日から新番組や新キャスターの登場が多くなっています。先週は「今日で最後」の挨拶ラッシュの中、21年の長寿番組「サンデープロジェクト」が終了し、田原総一朗さんは「人生そのものだった」と振り返りました。
「自分はキャスターじゃない、あくまでディレクター(演出家)で、生涯一ディレクターでいたい」と75歳の自分を語り、「生放送でみんながわあわあやっている時に静かになっていた」という理想の最期を思い描いているよう。うーん、なんということ!
ゲストの発言を遮る、詰め寄る、身を乗り出し、時には強引なまでに自分の求める答えを引き出す・・・。彼の考える「本音こそ相手の魅力」を浮かび上がらせるため、この挑発的インタビュースタイルが確立されたのでしょう。誰もが真似できる手法ではありません。「田原節」、まだまだ枯れないで!
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選手はマシンじゃないから

2010年03月28日 07時56分39秒 | 姿勢&見た目
フィギュアスケート世界選手権が決着しました、島岡美延です。気がつけばプロ野球も始まり、冬の競技は長い五輪シーズン終了です。
2位に終わったというか、盛り返したキム選手の「大会が終わってよかった」の言葉は象徴的でした。「ミスしたのが五輪でなくて良かった」とも。機械への挑戦ではないけれど、一切スキを見せなかった五輪金メダルの演技、その彼女でさえ、精神状態をキープするのが、どれほどキツイことだったか。
そして、五輪の悔し涙を一ヶ月でバネに変えて見せた浅田選手、この優勝は本当に価値あるものだったはず。自身二度目の選手権優勝、今回は高橋選手と日本人アベック優勝です。
多くの選手が正直言って、五輪の時ほどの「すごみ」、「目力」のようなものは少なかったように感じます。それは受け止める私たち、ファンの見方もそうだったかも。SP首位の長洲選手が、五輪4位より順位を下げて7位だったのもメダルが頭をよぎった?
選手は精密機械じゃない、だから興味がつきません!
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「気持ち」を保ったからこそ

2010年03月27日 07時29分16秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
菅家利和さん「完全無罪」の判決が出ました、島岡美延です。三人の裁判官が起立して頭を下げた謝罪。そこに一つの区切りを見つけつつ、まだ終わっていない事実解明・・・。判決理由に「自白も菅家さんの性格を考えると捜査員の意に沿うようにした」とありました。普通に暮らしていた人が「普通の17年半」を奪われた現実は、あまりに重いです。
「なぜわかってもらえない」という絶望感、それでも諦めなかった菅家さんと支援者の皆さんが「気持ち」を保ち続けた大きな成果が実りました。
まずは「気持ち」があって「身体」なんだ、ということを五輪後の選手に見ることができます。世界のトップが全身全霊をかけてピークを合わせた五輪から1ヶ月。フィギュアスケート世界選手権で日本男子初の優勝を果たした高橋大輔選手にしても「欠場を考えた」ほど心身ともに疲れていたそう。
五輪後、2kg増えた体重を戻して挑んだ浅田選手はSP2位発進、キムヨナ選手はミスが目立ち7位、安藤、鈴木両選手もベストには遠かったよう。果たしてどんな結末が!?
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「違うから一緒に」は難しい?

2010年03月26日 07時52分45秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
高橋大輔選手が世界選手権優勝、やってくれましたね、島岡美延です。それにしてもチャップリンを滑らず終わってしまった織田選手は残念・・・。五輪後の気持ちの違いが、これほどの差になったのかもしれません。
昨日、高島屋と阪急阪神のH2Oとの統合破談の記者会見が、東京と大阪で別々に開かれました。遠距離恋愛の溝をどうしても埋め切れなかった二人・・・のような。
ビール会社の統合破談の時も感じましたが、「一緒なら羽ばたけると思ったのに、色々話してみたら違いがあまりに大きくて」というのは、人間の恋愛も一緒。離婚の原因でも「性格の不一致」とよく言いますが、実際はどうなのでしょう。
自分にないものを持っている人は魅力的です。その違いが、お互いの尊敬につながるなら、その二人は最強のカップル。対照的といえるほど性格が違う仲のいい夫婦というのは、とても魅力的ですよね。その違いを保ちつつ、どこか「似てくる」のもまた素敵・・・。
「自分と違うタイプ」に話しかける勇気、出会いの春です!
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変わる選手の言葉遣い

2010年03月25日 07時09分41秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
今日も寒さに身を縮める雨になりそう、島岡美延です。大学の卒業式もお彼岸の後だったのに、みぞれ交じりだったことを思い出します。
昨日、中学生で五輪出場を果たした高木美帆選手の「一人卒業式」が行なわれ、集まった生徒たちの質問に答えるやりとりをニュースで見ました。「やっぱ、スゲーなー、って感じ」とつけられた字幕。そう、この言葉遣いは、文字にすると男子のよう! 
スケートだけでなくヒップホップダンス、サッカーが得意という彼女。そうでなくても、今どきの女子中学生にとって、珍しい言葉遣いではないのかもしれませんが、いずれ変化していくでしょうね。
フィギュアスケート世界選手権も開催中です。4年前は「ノーミス出来るようにしたい」という独特の表現をした浅田選手は「ノーミスで、滑りたい」と言うようになったし、「ミキはぁ、」と自分のことを名前で呼んでいた安藤選手は、ずいぶん落ち着いた21歳になりました。さて、高木選手がソチ五輪でどんな言葉を発するか、気になります。
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「最後の」より「何度でも」

2010年03月24日 07時35分22秒 | 話す&聴く、コミュニケーション
冬物の出番再びという寒さになりそう、島岡美延です。昨日歩いた場所では、まだほとんど桜は咲いていませんでした。
袴姿の女子学生とすれ違って、ふと「この人は就職が決まっているかしら」と思いました。大学生も高校生もこの春の内定率は、かなり厳しいという報道が続いています。中には「最後の就職相談会」と銘打って、卒業式目前というタイミングで企業の担当者を集めた説明会も行なわれてるよう。
インタビューに答える学生も「ラストチャンス」と言っていましたが、私たち日本人は、自分を追い込むことが好きです。「最後だから」と力が発揮できるタイプはいいですが、結果が思わしくないと次へのチャレンジの気持ちまで萎えてしまうもの。「これがダメなら次がある」と声に出して、開き直る気持ちも時には大切です。
この季節、「最後の入塾の機会」のような広告が目につきます。塾よりも進学先よりも、生きている限り選択と挑戦は続く・・・! 旅立ちの春です。
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DNAで時空を超える証明

2010年03月23日 07時24分56秒 | 日記、その他
桜の開花宣言がありました、島岡美延です。ただ、このあと少し寒い雨の日など続きそうなので、見頃は4月に入ってから? 
先日、神奈川県警で、保存されていたDNAデータに基づいて逮捕したら別人だったという、ぞっとするようなニュースが報じられました。今のところ、事件現場に居合わせたり、関係者になったりしていないので(!)、私のDNAデータは国に把握されていないけれど、こんな間違いがあると恐ろしい気持ちになります。
そんなDNA解析で、ある計画が中国で進んでいるそうです。昨年末、「これぞ本物の曹操の墓」といわれる発見がありました。その真偽を確かめるため、なんと「男性の曹さん」1000人の父から息子にのみ受け継がれるDNA配列を調べるのだとか。曹の以外の姓の男性のデータと比較し、曹一族に特徴的なDNA配列が果たして墓で見つかった骨にあるかどうか。
155年生まれの三国志の英雄の証明は、どんな結果に? それより、この調査で親子関係に重大な事実が発覚する人が相次いだりして・・・!
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「首」の表現力がほしい!

2010年03月22日 07時42分06秒 | 姿勢&見た目
昨日は昼の暖かさ、夜の冷たい風と春の気候に振り回されました、島岡美延です。あまりの強風に、プランターのカランコエが抜けてしまい、茎も花も見事なくらい風の方向に曲がっている・・・。あ、これ何かに似ている、そうだ、バレエの群舞で皆が同じ方向に、身体や腕をなびかせている感じ!?
GWの舞台に向けてリハーサルが続いています。振付自体は覚えたはずで、先生方からも腕、指先、首、顔、視線など、細かい指摘が増えてきました。中でも「首・顔・視線」は、わずかに違うだけで印象が大きく変わるところ。「大人からバレエ」の私としても、上半身の「バレエらしさ」は重大な課題!
昨日は先生の「首筋」の見せ方で、踊りがいかにカッコよくなるか、を実感。つまり首が決まらなければ「なんか違う?」になるし。「目だけで見ない!」というのも難しいのです。「顔の面、鼻で見て」など独特の表現が飛び交うスタジオ。つい床を見てしまい、胸が一緒に下を向く・・・。ああ、もっとデコルテと首筋を上手に見せられるようになりたい!
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