法事で奈良県吉野に行ってきました、島岡美延です。紅葉も真っ盛り、その上、昨夜は、真っ暗な山の上に、まばゆいばかりの満月も浮かんでいたのでした。
冷え込んだ今朝は、300年以上の歴史を持つ宿、湯川屋(若女将の心配りも素敵)から歩いて、金峯山寺の国宝、蔵王堂へ。東の空が少し明るくなった頃、西には沈もうとしている満月、絵のような光景です。しばらくして、7時丁度に勤行が始まりました。太鼓の響きがどーんときて、今度は法螺貝! さすが役行者の蔵王堂です。複数の僧侶の声の素晴らしさに聞き入っていたら、急に堂内が明るくなりました。なんと山の稜線から昇った朝日が差し込み、蔵王堂が金色に染まったのです。でもこれを見守ったのは私を入れて数人。
世界遺産の最高の瞬間に立ち合えたことに、感激! 旅先での早起きは、大きなご褒美をくれるので、皆さんにもおすすめします。世界遺産となった今も「吉野は凛として、ただそこにある」といった風情。時間の流れが少し違っていました。
冷え込んだ今朝は、300年以上の歴史を持つ宿、湯川屋(若女将の心配りも素敵)から歩いて、金峯山寺の国宝、蔵王堂へ。東の空が少し明るくなった頃、西には沈もうとしている満月、絵のような光景です。しばらくして、7時丁度に勤行が始まりました。太鼓の響きがどーんときて、今度は法螺貝! さすが役行者の蔵王堂です。複数の僧侶の声の素晴らしさに聞き入っていたら、急に堂内が明るくなりました。なんと山の稜線から昇った朝日が差し込み、蔵王堂が金色に染まったのです。でもこれを見守ったのは私を入れて数人。
世界遺産の最高の瞬間に立ち合えたことに、感激! 旅先での早起きは、大きなご褒美をくれるので、皆さんにもおすすめします。世界遺産となった今も「吉野は凛として、ただそこにある」といった風情。時間の流れが少し違っていました。