「妻は小さく内股」で！？

もう1月も終わり、島岡美延です。1月31日を「1(＝I　アイ）31（サイ）の日」として夫婦の抱擁を呼びかける日本愛妻家協会というところがあるそうです。
先日の夕刊に、それにちなんだ付録がついてきました。新聞一面分の大きさの「ハグマット」。1月31日午後8時9分に、100万人が89(ハグ）すれば・・・、という発想はなかなかいいです。ただ、そこに描かれたイラストに少々注文が！
夫婦の「足形のイラスト」が正面を向きあうよう描かれています。そこに合わせて二人で立ち、しっかりハグして新聞紙から出ないように、というわけ。その「足の形」に違和感を覚えました。
まず、足の大きさ。6センチくらい夫のほうが大きい・・・、実際の妻の足ってそんなに小さい？　そして「立ち方の形」。夫はいわゆる「立ち位置」のような普通の足跡の形。爪先のほうがやや開いています。一方、妻のほうはやや「ハの字」に近い、内股のもの。
うーん、やはり女性の足は小さくて、少し内股気味がいいという「男性マンガ」の文化の影響を感じてしまうのは考えすぎ！？

大阪娘、はじけた！

途中で眠くなったけど、終了の笛で涙、島岡美延です。アジア杯、オーストラリアを延長戦で1-0で下して優勝。ザッケローニ監督の魔法を見たような今大会でした。
昨夜はサッカーの前にも大きな感動を味わいました。東京文化会館での日本バレエ協会公演「ドン・キホーテ」は、キトリが法村友井バレエ団の法村珠里で、とても期待して出かけたのです。バジルの奥村康祐も大阪のバレエ団。初めて二人を見た感想は「大阪に住んでいたら、毎回チケットを取りたいコンビ！」でした。
日本人ダンサーは、あばら骨が見える細い人も多い中で、法村珠里は、私好みの理想的なボディバランス。柔軟性があって、なおかつダイナミックさを感じさせる貴重なタイプ。キトリとしてのはじけっぷり、大きな目でクルクル変わる表情も観客を釘付けにします。
パートナーの奥村康祐は、身体の線は細かったけど、アクロバティックなリフトや、けれん味たっぷりの回転、ジャンプに次々拍手！
私のバレエの先生の息子さんなど、知っている顔もいくつかあって、充実の「ドン・キ」を堪能しました。

「意外な衝撃」にご用心

灰に埋まった街の光景に言葉がありません、島岡美延です。溶けることのない火山灰、新燃岳の活動が収まってくれるのを待つしかないですね。
溜まりに溜まったマグマの噴出は、地球の「くしゃみ」のようなものかも。止めようとしても止められないのがくしゃみ。花粉が気になる季節も目前に迫っています。
くしゃみって、実は大きな衝撃を伴うものだとお気づきでしょうか。咳が続くのも体力が奪われて辛いですが、「一発の衝撃」としては、くしゃみのほうが重大。ぎっくり腰などの引き金になるほど、全身に大きな衝撃を与えるのです。特に腰を傷めている場合などは、くしゃみが出そうになったら、どこかに手をついて「衝撃にそなえる」ことが肝心。
サプリメントや薬などを飲む時、上を向きませんか？　その際、つい、首を勢いよく後ろに倒してしまって、痛みを感じた私。その話をバレエの先生にしたら、「海外バレエ団にいた時、日本人はなぜ上をむいて薬を飲むの？　ご飯を食べる時はそうしないのに」と言われたとか。え、なるほど。今後、上を向かずに飲むようにします！

「思いがけず」は嬉しい！

冷え込みはもう少し続きそう、島岡美延です。あと一週間で立春、しばしの我慢！
霧島連山で52年ぶりの爆発的噴火がありました。私も温泉を楽しんできたばかりですが、日本列島は火山だらけだからこそ、様々な温泉の恩恵に預かっていることを再認識したところ。
このところ「思いがけず」が、続いていて得した気分なのです。
「急に思い立って」旅行をすることにしてインターネットで宿を予約、到着後に「お好きな浴衣が選べます」と言われ、その点はノーチェックだったので嬉しかった！　お部屋の食事というのも「そうだったんだ」という喜び。
何もかも調べつくして「○○を目当てに」とか、「○○を取り寄せる」というのもいいですが、「意外性」にこそ喜びがある、ということが少し忘れられている時代かもしれません。
いつもはメールだけどたまには手紙・・・、コミュニケーションの意外性も素敵です。
最近の最大の「思いがけない喜び」は、なんとお年玉年賀くじ3等の当たり！　下4ケタを確認した時は、驚き→喜び→感動という想いにしばし浸りました。

観光地で働く人々

ひと足早い春を楽しみました、島岡美延です。伊豆では梅や寒桜、菜の花が観光客を誘っています。
久しぶりに出かけた伊豆で「働く人々」について気付いたことを。
宿の夕食は部屋、最初の配膳係は若い中国人女性でした。イントネーションで気付きましたが、敬語も使いこなしています。あとから来た年配の仲居さんによると、着物も自分で着て対面接客をこなす中国・韓国の方が増えているとか。ふとん係もアジアの若者でした。
昨日は伊豆シャボテン公園へ。入園ゲート行きのシャトルバス乗り場では、定年後と思われる男性たちが応対しています。これが押し付けることなく、ほどよいアピール（それで私も入園することに？）。
火山の溶岩や噴火湖をそのまま生かした広大な敷地に、多くの温室やオリを作らない動物展示があり、期待以上の見ごたえです。カピバラは気持ちよさそうに温泉入浴中！
動物のショーなどでは、若い女性インストラクターたちが活躍していました。ここまで書いてきてふと思うのは「日本人の若い男性」はどこに・・・？　

思い立って伊豆半島へ

日本の勝利を網代温泉で堪能した、島岡美延です。時間が出来たので思い切って、スーパービュー踊り子に乗ってやってきました。平日の朝に、少々申し訳ない気分。
あっという間に伊東に到着。さてどこへ行こうかと、路線バスで池田20世紀美術館へ。都内の企画展とちがって、ピカソやダリ、ミロをゆったり、のんびり見て回りました。
近くの日本庭園があるトンカツ屋さんのランチも大正解！　
リフトで昇った大室山からは、雪をかぶった伊豆大島（三原山）がよく見えました。どこへいっても混雑とは無縁の快適さ。
今回は、あえて伊東の温泉街ではなく、静かな漁港のある網代温泉の宿を予約。お風呂もほとんど独り占め状態。お造りも地魚を含め、食事に大満足。
今朝も快晴。それにしても伊豆半島って、海はもちろん山の景色も楽しめるし、温泉三昧、美味しいもの一杯。お正月の体重に戻らないか、だけが心配！？
今日は何をしようか、のんびりの1日を楽しみたいと思います。

圧倒的な２時間半

今夜はアジア杯準決勝の日韓戦が楽しみ、島岡美延です。ヒーローは誰になる？
スポーツの快感が勝利にあることは確かです。ただ、厳しい試合での惜敗や、怪我や病気からの復活など、記憶に残る感動はまた別にあったりします。
楽しくなるハッピーエンドの映画や、感情移入して泣いてしまう映画もいいですが、見ていて苦しくなるほどの映画にも、ぜひ触れて欲しい・・・、満を持して日本での映画化、東野圭吾原作「白夜行（29日公開）」は、容疑者の娘と被害者の息子の「その後」の壮絶な物語です。
ある殺人事件の容疑者である母が自殺し、母子家庭で育った唐沢雪穂（大人時代を堀北真希）の運命は大きく変わる。一方、事件で父を亡くした桐原亮司（大人時代を高良健吾）も愛のない家庭で育ち、謎めいた若者になっていく。既に決着済みだが、密室事件だったこともあり、当時の担当刑事・笹垣（船越英一郎）は、退職後も「真相」を追い求めていた。あの時、何があったのか！？
「19年前の時間」とを行き来する圧倒的な二時間半。一瞬たりとも目が離せません！

「対立」好きになってきた？

お年玉年賀くじの当選がやっと決定、島岡美延です。こんな時期まで年賀状を出すはずもなく、昔のように15日位に発表してくれれば、早く机も片付くのに？　切手シートも今や2つの番号のみ。さて、何枚当たったことやら。
今日から通常国会が開会されます。伝わってくる「対決姿勢」は、「前向き」の切磋琢磨とは程遠いイメージ。スポーツならば、レベルの高いライバルがいてこそ、両者が競い合ってともに伸びていく、という光景を見て私たちはワクワクします。うーん、政治の世界といえば、ライバル？は中傷しあい、足を引っ張る対象であり、まわり（国民）をうんざりさせるだけ。
議会と首長の対立がどう決着するのか、名古屋市民などの動きは注目したいところです。「２大政党制」とも違う何かに、希望を見い出せるでしょうか。
「対立」といえば、教師が生徒の親を訴えるというニュースがありました。学校が「モンスターペアレンツ」に備えて弁護士と連携することはもはや珍しくない時代。
「以心伝心」が得意で、「争いごとがきらい」な日本人はどこへ！？

ハイレベルなイメトレ？

石川佳純選手の凛々しい表情に強さを感じました、島岡美延です。福原愛選手の前にたちはだかった17歳の快挙！
昨日は、バレエの星を目指す少年少女（11～15歳）を見てきました。指導するのは、ボリショイ・バレエ・アカデミーで三十数年ダンサーを育てている、リュドミラ・コレンチェンコさん。
昭和音楽大学バレエ研究所の公開講座＆ワークショップ。昨年は英国ロイヤルから指導者が来て、今年もまた大きな刺激を受けました。
アカデミーの200年以上の歴史紹介から、本来は非公開というレッスン風景を上映。揃いのレオタードに身を包んだ少女たちの美しさ、正確な動きに感動、すでにボリショイバレエの入団が決まったメンバーもいて、釘付けになりました。「職業としてのダンサー」を目指し、10歳で入学するこの学校はもちろん国立！
アカデミーの生徒2名と書類審査を経た受講生によるワークショップは、丁寧な足や手の使い方がみっちり指導された2時間。講座と合わせて4時間以上、高度なイメージトレーニングで頭がいっぱいになりました！

「視線」を味方にする力

サッカーアジア杯のカタール戦、よく勝ちました、島岡美延です。10人になったほうがいい？と思えるくらい。逆境に強い、崖っぷちからの逆転、というのは「物語」になり、W杯の時と顔ぶれは変わっても、厳しい中での勝利は嬉しいですね。
逆境とは違いますが「重圧」も人間につきまといます。特にスポーツ選手は、無欲の活躍のあと、注目され期待された時の「急な視線の増加」にどう立ち向かうか。
卓球のスーパー小学生たちは、これからが頑張りどころ！　福原愛選手の全日本最年少勝利記録を塗り替えたことで急に注目が集まりました。その福原選手、小さな「愛ちゃん」時代から活躍しながら、12回目の出場で初の「全日本」タイトルを目指しています。そのプレッシャーを今年こそ力に！
まだプロの実績がないのに、けた外れの注目度、日本ハムの斎藤佑樹投手。野球記者だけでなくあらゆるメディア、老若男女のファンの視線を自分の力に変えてしまいそう。
ゴルフの石川遼選手もしかり。スポーツを超えた「期待」を味方につける、一流選手の条件でしょう。